仕事の流れ WORKFLOW
コンテンツがどのように企画・制作され、展開していくのか。
映画・テレビドラマ・イベントを例にご紹介します。
映画
映画にまつわる
すべてに関わる。
創業から続く映画製作。企画・制作・宣伝・配給・興行・二次利用と映画にまつわるすべてに関わることができるのは、東映の強みであり魅力です。プロジェクトによってさまざまですが、ここでは基本的な流れをご紹介します。
- 企画
-
-
プロデューサーが企画書を作成。原作権の交渉や監督・脚本家とのプロット作成、マーケティング調査、出資の打診、東映内の企画審議などを並行して進め、企画の成立に向けて社内・外部との協力体制を築いていきます。
-
- 制作
-
- 東京・京都 両撮影所
-
製作プロダクション機能とスタジオ営業機能の二軸によって、総合的に撮影現場を運営します。
▶︎ 東映デジタルセンター
ポストプロダクション業務(音響制作・編集)を行っています。
▶︎ 東映ラボ・テック
グループ会社にて撮影素材の色の調整、上映素材の作成を行います。
- 宣伝
-
-
ポスター・チラシやトレーラー(予告)などの宣材物の作成や、メディアへの告知、キャストのテレビ出演の調整、企業タイアップ企画などその手法はさまざまです。
-
- 配給
-
-
映画の公開日と公開規模を決定し、配給作品の上映について興行会社や映画館と交渉します。また、映画館内での宣伝、前売券の製作、上映用素材の手配、映画上映料の交渉や回収も行います。
-
- 興行
-
-
▶︎ ティ・ジョイ
全国24館(共同運営含む)の映画館を運営しているグループ会社と連携し全国で作品を上映。
イベント上映や、ODS(映画以外のデジタルコンテンツ)にも力を入れています。
-
-
二次
利用 -
- 国内展開
-
映画の放映権の販売を放送メディアや配信サービスへ向けて行います。またYouTubeなどの公式サービスの運営も担当。さらに劇場映画の商品化権・出版権の許諾業務にも携わります。
DVDやBlu-ray Discを全国の販売店やレンタルショップ、インターネットショップに向けて販売。またDVDやBlu-ray Disc化する際の許諾および契約業務も行っています。
- 国際展開
-
国際映画祭や国際映画見本市などに参加し、世界に向けて映画の諸権利を販売します。言葉や文化の違いをこえて作品の魅力を伝え、映画そのものはもちろん、日本映画の普及にも関わります。
FEATURE
映画事業の特徴
RELATED CONTENT
関連コンテンツ
テレビドラマ
懐かしいも、新しいも。
東映のテレビドラマといえば、「仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「科捜研の女」「相棒」など、世代を超えて愛される作品たち。これらで培った長年のノウハウを基盤に、新たな作品が次々と生み出されています。
- 企画
-
- 企画立案
-
テレビ局のプロデューサー、脚本家、監督らとともに企画を立案。設定などの細かな検討をしたうえで、主役の俳優側とも内容を確認します。
- 脚本
-
脚本家にプロット(あらすじ)を作成してもらい、検討のうえ内容が固まったら脚本の初稿を依頼。その後打ち合わせを重ねて脚本を決定していきます。
- キャスティング
-
レギュラー出演者・ゲスト出演者を検討します。俳優の所属事務所とスケジュールなどの交渉をしたうえで配役を決定します。
- 制作
-
- 撮影
-
脚本とキャストが決定したら、各制作スタッフと綿密な打ち合わせをします。衣裳合わせなどを経て、監督の指示のもと撮影開始。また、予算管理、撮影現場への立会いなども重要な仕事です。
● 東映テレビ・プロダクション
東京地区では撮影所の他、グループ会社の製作プロダクションにおいて制作を行っています。
- 編集・納品
-
撮影終了後、監督立ち会いの下スクリプター・編集スタッフが編集作業を開始。途中段階で意見を伝えながら、最終的に初号試写へ。OKが出ればテレビ局に納品します。
- 放送
-
- 放送
-
視聴率のチェックと分析。
より高い視聴率獲得を目指します。
-
二次
利用 -
-
作品を起点とした、玩具やアパレルなどの商品化、さまざまな企業とのタイアップなど、キャラクターライツを活用したビジネスは、国内はもちろん海外にも広がっています。
-
FEATURE
テレビドラマ事業の特徴
イベント
よろこぶ顔を
直接見られる。
テーマパークや遊園地でのキャラクターショーを始め、多様なテーマで規模もさまざまに開催されるイベント事業。お客さまのよろこぶ顔を直接見ることができる、エンタテインメントの醍醐味を感じられる部門でもあります。ここでは、主に東映制作のテレビ作品をもとにした「ヒーローライブショー」をつくる流れをご紹介します。
-
企画・
営業 -
- 開催決定
-
作品を放送しているテレビ局や興行会社に営業し、開催を確定します。
-
制作・
宣伝 -
- 脚本づくり、
演出内容づくり -
作品のプロデューサー、脚本家とともに台本をつくります。その台本をもとに演出家と内容を固め、本番まで出演者とリハーサルを重ねます。
- プロモーション
-
企画段階から宣伝計画を立て、ポスターや、ホームページを作成。各メディアに告知も出します。
- パンフレット、
グッズ制作 -
当日販売するグッズ類も制作会社と連携を取りながらつくります。
内容に作品との齟齬がないか番組のプロデューサーへのチェックも欠かせません。
- 脚本づくり、
- 実施
-
- 開催直前、当日
-
スケジュールを組み、会場設営から立ち会います。本番・リハーサルでは現場統括としてイベント全体の進捗を確認しながら出演者の対応や物販業務を行います。イベント終了後、会場片付けの積み込みまで行い終了です。
- 開催後
-
イベントは開催後、全国各地でも実施されたりイベントを収めたDVDが販売されたりと、さらに展開していきます。
FEATURE
イベント事業の特徴
RELATED CONTENT
関連コンテンツ
ピックアップ事業 PICKUP BUSINESS
東映は他にもさまざまなジャンルの企画・制作などを行っています。
代表的な事業をご紹介します。
教育映像事業
1954年から続く
信頼のクオリティ。
主に、学校や行政機関、企業などで使う教育研修用のコンテンツを作成しています。劇場用映画に次いで二番目に古い部門で、2,500タイトルを超える膨大な作品を世に送りだしていますが、現在も視聴環境の激変に対応するための新たな挑戦を続けています。アワードなどの受賞も多数あります。
FEATURE
教育映像事業の特徴
商品事業
“モノ”を通して
お客さまとつながる。
劇場用映画のパンフレットや関連商品の制作・販売、東映スターカレンダー及びイベント関連商品、ノベルティの企画開発・販売など、主に“モノ”を通して、広く東映の魅力を伝えています。

