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ここで、
成長していくと
決めた。

INTERVIEW 01

事業推進部イベント事業室
2019年入社
大庭

PROFILE
東映が生み出すものは映画やドラマなどの映像作品だけではない。イベントの企画や運用も事業のひとつだ。事業推進部イベント事業室に所属する大庭さんは、仮面ライダーやスーパー戦隊、プリキュアなどのイベントを手がけている。最初は映像の仕事がしたくて東映に入社したが、現在ではここでしっかり成長していきたいと思い、真摯にイベントの仕事と向き合っている。
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CHAPTER. 01

子どもの頃の
夢が叶った
瞬間。

子どもの頃、初めて観たとある有名なSF映画の衝撃。そこから映画やドラマなど映像作品に関わる業界に入りたいと思っていた。映像業界でまず思い浮かぶのは、脚本家や監督などの芸術職や専門職。幼い私も最初はそうなりたいと考えていたが、成長していくにつれて映像作品への関わり方はクリエイター以外にもあると知った。映像作品は「つくる」だけではない。作品を販売したり、振興したりする仕事もまた欠かせない。興味の幅が広がった私は、就活では映画に限らずさまざまな角度から映像業界の企業を受けていった。東映もその中のひとつ。誰もが知っている大手企業で、映画のみならずテレビドラマやアニメ、特撮など幅広い事業を展開しているところも魅力だ。採用の連絡をもらったときは、まさか自分が受かるとは思っていなかったので驚いたのを覚えている。

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CHAPTER. 02

私にとっての
恵まれた
環境。

晴れて東映に入社した私が配属された先は、事業推進部のイベント事業室。映像を基にしたコンテンツのイベントを中心に、企画や運営を行う部署だ。希望していたテレビ・映画の部署ではなかったが、働くにつれてイベントの面白さややりがいに気づいていった。イベント事業室はイベントの企画からチケットの販売、当日の運営、清算業務など、イベントの初めから終わりまで一連の流れをすべて行っている。そのため業務の幅も広く、学べることも多い。そして何よりも嬉しいのはイベントを楽しむお客さまの姿を見る瞬間だ。お客さまの笑顔を見ると、この仕事をやっていてよかったなと思う。それに、部署の環境も自分に合っていると感じている。先輩や上司はいい人ばかり。何もわからない私にたくさんのことを教えてくれ、何かを成し遂げると褒めてくれる。彼らに恩返しをすることもモチベーションのひとつだ。ここでしっかり成長していく。それが今の目標だ。

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CHAPTER. 03

はじめて
任されたのは、
前例のない
イベントの
開催。

2020年からイベント事業に困難が立ちはだかる。新型コロナウイルス感染症の蔓延だ。度重なるイベントの中止。東映から、世の中から、イベントが減っていった。私たちはこのまま何もできずに見ているだけなのだろうか?楽しみにしていたお客さまのために、私たちだからこそできることはないのだろうか?私も含め、部署にいるみんながそんなことを思った。そこで、私たちはどうすればコロナ禍でもイベントが開催できるのかを話し合い始めた。どのように検温や消毒を徹底するか、いかにお客さま間のソーシャルディスタンスを確保するか、イベントの山場である「ピンチになったヒーローに声援を送る」シーンを別の形で演出することはできないか。国や自治体のレギュレーションに沿いながら検討に検討を重ね、安全に実施できるイベントの形が見えてきた頃、私は初めてメインとしてイベントを担当することになった。まだまだ経験の浅い3年目、しかもコロナ禍という未曾有の状況。本当にできるのかと不安はもちろんあったが、とにかく行動してみるほかなかった。コロナ禍でのイベント開催は来場者数の制限をかけるため、その分収入も少なくなる。だからこそ費用をいかに抑えるかがポイントだ。経費の見直しをはじめ、限られた予算の中でも効果的な宣伝を積極的に取り入れた。先を見通しながら何をするべきか自分で考え、仕事を進めていく。これまで先輩から指示をもらっていた自分にとって、かなりの挑戦であった。しかし、先輩や上司はもちろん運営会社の方や技術スタッフの方など、周囲のたくさんの方々に助けていただいたおかげで、イベントを無事に開催することができた。自分を主体に仕事で何かを成し遂げたのは、これが初めてである。久しぶりに見たお客さまの笑顔。得たものは、大きな達成感と一歩前に進んだような感覚だった。

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CHAPTER. 04

これからの
イベントの
あり方を考える。

コロナ禍を経て、感染拡大防止対策の徹底やオンラインでのイベント実施の急増など、イベントのあり方は大きく変わっていった。きっとこの先の何年間も、withコロナとしてのイベントの形が求められるだろう。多くの不安や制限が伴う中で、それでも私たちが行うイベントに関心を持っていただいた方々に「やっぱりイベントは楽しい」と喜んでもらえるようなイベントを企画していきたい。そして私たちはイベントというビジネスを行っている限り、採算も意識しなければならない。面白いものと採算、両輪がしっかりと機能するイベントをつくっていくことが私たちイベント事業室の今後の目標だ。「これまで」に当てはまらない、未知の領域。周りの人たちと協力し、議論を重ね合いながらこれからのイベントのあり方を見つけていきたい。

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MY SPECIAL MOVE

教えて、
仕事の必殺技

とにかく調べることです。イベント事業室には、これまで行ってきたイベントの企画や詳細が蓄積されています。イベントの企画を行う際は状況や条件などを照らし合わせながら、過去にどのようなイベントが開催されていたのか調べるところから始まります。まだまだ足りない経験やノウハウを、調べることで少しでもカバーできるように意識しています。

OTHERS' INTERVIEW

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02

東京撮影所 スタジオ営業部
2020年入社
米山

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03

映画企画部企画製作室
2017年入社
北岡

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04

西日本支社映画配給室
2021年入社
寺原

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05

京都撮影所管理部
2021年入社
土橋