東映東京撮影所では1935年の撮影所開設以来、数々の映画・テレビ作品が撮影されてきました。さらに近年ではCM・ミュージックビデオ・海外との共同製作作品・配信・音楽ライブや舞台の映像化作品など、その内容や展開も多岐にわたります。この膨大な数の映像作品製作の歴史の中で製作準備(プリプロダクション)、撮影(プロダクション)、仕上(ポストプロダクション)のノウハウもここ練馬区大泉で受け継がれ、映像製作者の皆様と共に発展させてきました。
「東映デジタルセンター」はフィルムからデジタルへという映像製作の大きな転換期の中で東映株式会社と東映ラボ・テック株式会社が共同で提供するポストプロダクションサービスの拠点として、2010年6月に東映東京撮影所に誕生しました。デジタルセンターの設立と共に新しい映像技術の研究開発を行うツークン研究所も立ち上がり、2013年には世界初となるDolby Atmosネイティブのダビングステージ「Dub1」を開設するなど、「東映デジタルセンター」はその設立以来進化を続け、皆様の映像製作のパートナーとなれるよう、作品に真摯に取り組んでまいりました。
近年のこれまでにない新しい形の作品が次々と生み出される状況を受けて、より柔軟な製作体制を整えるため、2023年には撮影前の準備から仕上げまで一貫した相談が可能な新たな総合窓口として東映東京撮影所 スタジオ営業部が生まれ変わりました。映画やテレビ・配信作品はもちろん、その他どこに相談したらよいか分からない案件も是非一度ご相談ください。
既存の製作工程の枠にとらわれず、東映デジタルセンターは今後も皆様と共に新たな作品製作に取り組み、最適なサービスのご提案に挑戦し続けます。