オーズの必殺技の邪魔をしたのは、グリードの一人、カザリだった。
カザリはアンクに、オーズなんかでなく、グリード同士手を組もうと持ちかける。
アンクは、自分の指示に従うよう映司に要求する。そうでなければ、グリード側についてしまうというのだ。
映司の答えは?
そして、ネコヤミーに取りつかれてしまった男を救うことが出来るのか?
1、2話の誕生編を経て、3話からは、幹部怪人グリードを掘り下げます。
その成り立ちを2話でアンクが説明しかけています。復習してみましょう。
アンク「俺たちは800年程前に作られたコアメダルを元に生まれ、グリードと呼ばれ・・・」
コアメダルは作られたもののようですね。錬金術みたいなもので、それから偶発的に発生しちゃったのがグリードでしょうか??
今後あきらかになっていくはずなので、ご注目下さい。
グリード=強欲の意味なので、どうせなら馴染みやすい日本語で「欲望」にまつわる名前にしよう、と、
猫系幹部 カザリ =飾る
昆虫幹部 ウヴァ =奪う
重量系幹部 ガメル =がめる (盗む、自分のものにする)
水棲系幹部 メズール =愛ずる
となっています。
では、アンクは?
最初の企画メモでは、鳥だから、トーリ(映司が適当につけた設定)でした。
ちょっと簡単すぎるかな、というので変更。
アンク=ヒンディー語で「目」となりました。タカの「目」です。
アンクも日本語由来でアッシュ(圧する)等どうか?と案が出ましたが、
もうプロットから準備稿ですっかり馴染んでしまったので、アンクのままになったのでした。
アンクは鳥系幹部です。ですから高いところが、好き。
プライドも高いから、見下ろすのが好き。3.4話ではありとあらゆる高いところにいます。
演じる三浦くんは高所恐怖症だそう。気合いで、エラそうで高飛車な演技を貫き通しています。
役者魂です!!
カザリの声を演じているのは橋本汰斗(たいと)くん。「テニスの王子様ミュージカル」や、D-BOYS舞台「ラストゲーム」で人気の俳優さんです。舞台仕込みの発声がしっかりして声も特徴的です。
ウヴァの山田悠介くん、ガメルの松本博之くん。
グリード男3人の声は、声優さんではなく、俳優さんがアテています。
ということは???ファンの方は今後をお楽しみに、です。
メズールのゆかなさんは声優さんです。東映では「ふたりはプリキュア」のキュアホワイトを演じていただいています。
今回は敵役。あまりの悪女っぷりにスタッフ一同すっかりヤラれてしまい、アフレコでは「色気を!もっと色っぽく!」
というオーダーが多いです。^^)普段のお声とのギャップがステキです。
脚本:小林靖子 監督:柴﨑貴行