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第5話

2011年8月18日放送

東京地検から「超優秀とされる」検事が京都地検に赴任してきたの!仕事は効率良くこなし、おまけにハンサム。うちの事務官見習いの斉藤なんかは、格好いい!とメロメロなんだけど…。

どうせ私は、仕事は非効率だし、おかしいと思ったことにはガンガンのめりこんじゃうし、はみだし者の検事ですよ!

そのエリートさんの名前は瀬戸雅之。私に会うなり、挨拶もそこそこに、私の『主婦の勘』に対して、くだらない能書きだとか、私の暴走は高原副部長の庇護があるから成り立っているにすぎないとか言い出して…。全く、失礼極まりないわ!

そんな時、ある強姦事件の被疑者を取り調べていた瀬戸検事が、事務官を同席させずに調書を作成したことが判明したの。つまり第3者のいない密室で調書を作ったってこと…。

被疑者の久保田徹は、庁舎内を連行される時、泣いていた…それに衣服が無闇に乱れ…それって密室において、瀬戸が暴力で自白を迫ったってこと?

高原副部長にそのことを報告したら、瀬戸からさんざんに言われたわ。検察官は各個人が独立した存在だから、人の捜査方針に口を挟まないで欲しい、もし自分を非難するならきちんと証拠を見せて欲しいと。

もう絶対に証拠を掴んでやる!

程なくして、強姦事件の被疑者の久保田徹の兄が、傷害の罪で警察に逮捕されたの。その兄を調べ始めたんだけど、そこに事件に関する意外な真相が隠されていたの!

ゲストキャスト

瀬戸雅之…鶴見辰吾
小原圭子…内田もも香

スタッフ

監督:藤岡浩二郎
脚本:西岡琢也

みどころ

検察の中でも、管理職となり、みなの上司である高原副部長。東京からエリート検察官を呼んだことで、高原の心のなかに、さざなみが立っていくのです。

法律に従事する人は、それぞれ志を持っている人が多いように思います。高原副部長もそんなひとりです。どうして検事になったかと言えば、灯りのともる家々の幸せを自分の手で守っていきたい…そんな純粋な思いです。

そこにやってきた新しい検事…最初はエリートに見えたものの、しだいに別の顔も見え隠れし…あやと火花を散らす戦いもあって、高原は、検事になった頃の自分と否応なく向き合うことになるのです。

決して一筋縄ではいかないエリート検事…あやが拘わっていくことで、しだいに彼の全容が見えてくるのです…。

被害者との関係も、検事として超えてはいけない一線を越え、そのことが京都地検の存在そのものを揺るがしかねない事件に発展していくのです。

何かとあやに突っかかってくる検事…やがてあやが、検事の心の奥底に触れ、肉薄していくことで、全く別の真実を垣間見えてくるのです。

なぜ、検事は花を買ったのか…その花の意味を知った時、事件の全てがひっくり返る結末が待っています。

エリート検事役の鶴見辰吾さん、せつない男の心の彩を、情感豊かに演じています。お楽しみ下さい。

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