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科捜研の女 17

DATA
2017年10月19日~2018年3月22日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第14話 御法度殺人
2018年2月22日放送

あらすじ

東京出張前夜の土門(演・内藤剛志)は、蒲原(演・石井一彰)とともに、
強盗殺人の容疑で手配中の根岸(演・津村知与支)を逮捕する。
ブランド品買取りチェーンの社長、新庄(演・大林菜穂子)が刺殺され、現金が奪われた事件だった。
だが、根岸は遺体を発見したときに現金を奪ったことは認めたものの、殺害は否認。
さらに、遺体の上に一万円札がぎっしりと並べられていたと証言する。
この奇妙な証言が気になった蒲原は、新庄社長の友人である堂上(演・ドヰタイジ)という男が、一週間前に不審な死を遂げていることを突きとめる。

二つの死が無関係だと思えない――蒲原の訴えをうけたマリコ(演・沢口靖子)は、堂上殺しの証拠品を鑑定。
やがて、新庄と堂上、ふたりの死の現場には、奇妙な「青い布」が遺されていたことがわかる。
これは、連続殺人ではないか。
だとすれば、新庄の遺体に飾られた「大量の一万円札」、堂上の遺体の脇にあったという「折れた竹刀」には、特別な意味が込められているのだろうか。
やがて、江戸時代から伝わる、「破ると死ぬ五つの掟」の存在が浮かび上がるのだが――
 
 
脚本 戸田山雅司
監督 小川岳志
 
 
ゲスト 神尾佑
    山口香緖里
    タモト清嵐
    津村知与支
    ほか

みどころ


湖からにょきっと突き出た2本の足・・・といえば、
横溝正史「犬神家の一族」に登場する、かの有名な死体。
連続殺人モノのバイブルともいえる名作ですが、
「科捜研の女」今回のエピソードに登場する死体も、
インパクトという点で引けをとりません。
 
横たわる女性の刺殺体の上には、遺体を埋め尽くすようにぎっしりと並べられた一万円札が。
一万円札をありがたいと思ったことこそあれ、怖いと感じたことなど一度もありませんでしたが、今回だけはその異様さに、戦慄しました。
科捜研史上屈指のインパクトカット「金髪のマリー姫」を撮った、
小川監督&田中キャメラマンのコンビがお送りする、衝撃的な死体。
これから始まる奇妙な連続殺人を予感させます。
 
脚本を担当したのは、華麗な連続殺人のエキスパート(!)、戸田山さん。
「科捜研の女」でいえば、わらべ唄に乗って次々と事件が起きる「恐竜わらべ唄殺人事件」(season14の新春スペシャル) や、
遺体の口の中から奇妙なカードが次々と出てくる「殺しのナンバー」(season15の第12話) 、数学の魔”三角”陣にのっとって爆発事件が起きる「爆弾配達人」(season16の第7 8話 )など、
枚挙にいとまがありません。
こうして並べてみると、連続殺人ラインナップ、バラエティ豊かですね。
 
今回のモチーフも、かなり異色。
破ると死ぬ?恐ろしい「五つの掟」が登場します。
〇〇するべからず、△△するべからず・・・
江戸時代から伝わるこの掟とはいったい?
歴史のロマン香る、楽しいミステリーに仕上がりました。
 
ということで、木曜よる8時、見逃すべからず。



【マリコの衝撃的ワンカット】

マリコ侍。
 
江戸の町に颯爽と現れ、華麗な刀さばきを見せるマリコ様。
男装の麗人とはまさにこのこと。
「眉のメイクも、いつもより男らしくしてみたんです」と沢口さん。
凛々しくて、息をのむ美しさです。
 
「科捜研の女」史上初の時代劇シーン。
スタッフ一同、愛をこめてお届けします。

(文責・中尾亜由子)


第13話 こぼれ話

みなさま13話はいかがだったでしょうか1?
宇宙で想いを通わせる、親子のお話でした。
 
プラネタリウムソフトという秘密兵器も登場して、事件当時の星空を鑑定!
科捜研メンバーが星空の中に迷い込んだようなカットは、不思議でロマンティックでしたね。
バラ星雲、流れ星、など星空にまつわるたくさんのキーワードが出てきましたが、
ちなみにパパ(演:伊嵜充則さん)からもらって、昴くん(演:横山歩くん)が大事に持っていた隕石は、
美術スタッフが用意した本物の隕石をつかっています。

しかし・・・そんなこぼれ話よりもやっぱりこの話題でしょう!
13話は、何と言っても、ラストカットの衝撃抜きには語れません。
まさしくインパクトワンカットでございました。
 
脚本家・岩下悠子さんから頂いたこのラストカット案。
画にすると想像していた以上にインパクトが…!

見てください、このマリコさんの幸せそうな顔!そして土門さんの優しい笑顔!!
そして昴くんのくしゃっとしたいたずらな顔!
 
マジックアワーとも呼ばれますが、夕日の柔らかな光に包まれて、
たっぷり遊んだ後、お家に帰ろうとしている3人家族に見えてきます。
 
「さあお家に帰ろう!晩御飯は何がいい?」なんて会話が聞こえて来るよう。
マリコさんと土門さんが家族になったら・・・と思わず想像せずにはいられません。
頭が切れて真面目で誠実なお母さんと、情熱的で正義感あふれるお父さん。
この2人なら、きっといい家族が築けるのでしょうね。
沢口さんと内藤さんがとあるアニメーション作品で夫婦役として声優をされていたことも思わず思い出してしまいました。
今回、2人の間にいるのは男の子ですが…!
 
ただマリコさんと土門さんの場合、2人ともあまりにも働きすぎなので、子供は寂しがりそうです笑

勢いをつけて、ぶらーん!!!
なぜか子供が必ずやるこのぶらーん。
正式名称はよくわかりませんが、これは逆上がり練習法にもなるそうです。
ただやりすぎると脱臼する恐れがあるそうなので注意(何の話)
 
これからのマリコさんと土門さんの関係性に、少し期待をしてしまうインパクトカットでした。
けれど…来週のインパクトワンカットも負けていませんよ!!
なんとマリコさんが、侍姿に…!?
14話もどうぞお楽しみに!

(文責・上浦侑奈)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊 マリコ …… 沢口靖子

土門  薫 …… 内藤剛志

風丘早月 ……… 若村麻由美

宇佐見裕也 …… 風間トオル

藤倉甚一 ……… 金田明夫

日野和正 ……… 斉藤 暁

橋口呂太 ……… 渡部 秀

涌田亜美 ……… 山本ひかる

佐伯志信 ……… 西田 健

蒲原勇樹 ……… 石井一彰

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日) 塚田英明(東映) 中尾亜由子(東映)

【監 督】森本浩史 田﨑竜太 ほか

【脚 本】櫻井武晴 戸田山雅司 ほか

【制 作】テレビ朝日 東映

LINK テレビ朝日公式HP

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