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科捜研の女 17

DATA
2017年10月19日~2018年3月22日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第13話 一番大きなバラ
2018年2月15日放送

ヤミ金の社長、稲葉(演・山本道俊)の刺殺体が発見された。

土門刑事(演・内藤剛志)は、生前の被害者から借金の悪質な取り立てに遭っていたという滝沢亮子(演・遠藤久美子)を訪ねる。
すると、亮子の6才になる息子、昴(演・横山歩)が
「パパがワルモノをやっつけたんだよ!」と訴える。
「ママを泣かせるワルモノ」をやっつけたのだという。
「パパ」が、「ママ」の借金を取り立てる稲葉社長を殺害したというのだろうか。

だが、「パパ」こと滝沢春夫(演・伊嵜充則)は2年前に病死していた。

一方マリコ(演・沢口靖子)は、凶器のナイフに付着していた砂の鑑定結果を聞いて驚く。
「地球上に存在しない物質」
つまり、宇宙からきた物質だったのだ。
まるで、昴の言うとおり「天国のパパがワルモノをやっつけた」かのようだが――

昴のもとには、今も誕生日ごとに「パパ」から手紙が届く。
たしかに春夫は死期を悟ったあと、未来の息子に向けて何通も手紙を書いていたというが、
その手紙を誰に預けたのか、妻の亮子も知らないという。
春夫が妻子への想いをひそかに託した人物――その人こそが、今回の稲葉殺しの犯人かもしれない。
天体観測が趣味だった春夫の想いをたどるマリコたちは、星空にヒントを探すのだが――


脚本 岩下悠子
 
監督 森本浩史
 
 
ゲスト 遠藤久美子
    やべきょうすけ
    山口果林
    横山歩
    伊嵜充則
    松本実
    山本道俊
    ほか



みどころ

京都撮影所の空は、今夜もオリオン座が綺麗です。
科捜研のセットがあるNO.5スタジオの目の前は駐車場なのですが、
そこから星がよく見えます。
でも今夜見ているオリオン座のベテルギウスの光は、
約640年前の光なんだそうです。
単純計算すれば、14世紀の星から放たれた光が、長い長い時間をかけてようやく今夜、
私たちの目に届いたということになります。
なんだかロマンがありますね。

今回は、そんな星空を介して心を通わせる父子の物語です。
父・滝沢春夫は天文部出身で、大の星好き。
そんな彼にとって、星空は最高のコミュニケーションツールです。
星の名前やなりたち、色々なことを教えます。
そんな「英才教育」を受けた幼い昴くんは、やっぱり星が好きな子供に育ちます。
そういえば、昴(すばる)という名前がすでに、お父さんの星好きを表していますよね。
昴くんの着ている服にもご注目。
衣裳スタッフが、星をモチーフにしたデザインをあちこちに取り入れてくれました。

そしてこのお父さん、ただものではありません。
病気でこの世を去ってからも、星空を使って息子とコミュニケーションをとるんです。
どんな仕掛けがあるのか、昴くんが夜空を見上げては
「パパが空から手を振ったよ」
「パパがワルモノをやっつけたよ」
と、ママに報告します。
ママには何のことだかわかりませんが、亡き夫と息子が交流を続けているらしいことだけは、わかります。

そんな素敵なムードがただよう一方で、
昴くんのまわりで殺人事件が起きてしまいます。
被害者は、「ママ」をいじめる「ワルモノ」社長。
これがまた、昴くんが夜空を介して「パパがワルモノをやっつけた」というメッセージを受け取った、
その晩なのですから、ちょっと素敵なだけでは終わりません。
さらにその殺害現場から、「地球上に存在しない」物質が出てきてしまうので、
もう、呂太くんじゃなくても、「犯人は天国のパパ?」と言いたくなってしまいます。
防犯カメラに映った犯人らしき人物の姿も、やはりどこか宇宙人(?)っぽい。
E.T.さながら自転車に乗って、フードをかぶって、バラの花束を持っているんです。

ちょっとSFの匂いもただよう、今回のエピソード。
全然ロマンチストではないマリコは、マイペースに鑑定をぐいぐい進めますが、
そんなマリコの鑑定が、亡き人の想いををあぶりだします。
名子役、横山歩くんのくしゃっとした笑顔も魅力的ですが、
彼を見守るマリコのやわらかい表情に、はっとさせられます。
脚本・岩下悠子さんが紡ぐ優しい奇跡の物語を、森本監督が愛情たっぷりに撮ってくれました。

寒い夜に、ぴったりの一本です。


【マリコの衝撃的ワンカット】

お父さんとお母さんと、片方ずつ手をつないではしゃぐ男の子。
…よく見ると、お母さんは、マリコさんではありませんか。
じゃあ、まさか、お父さんって…
あの二人が家族になるってこんな感じか…と思わず夢想してしまうようなワンカットです。

(文責・中尾亜由子)

第12話 こぼれ話

おはようございまーす!
マリコさんが誰かと楽しそうにお話ししながら、お部屋に入ってきました。

マリコさんと隣の方の会話が聞こえてくる気がします。
「今回の鑑定なんだけど、気になることがあったの」でしょうか。
いや、もしくは事件が解決した後に、
「また藤倉部長に怒られるわね」と話しかけているのかも知れません。
マリコさんがこんなに親しげに話しかける隣の人といえば、まあきっと土門さん…




じゃない!!誰だ!!これは!!!
 

 

12話のインパクトワンカットは、マリコさんと骨格模型の仲良し2ショットでした。
早月先生の手伝いで洛北医大に駆り出されたマリコさんは、
張り切って骨格模型を持っていこうと、仲良く廊下を歩きますが・・・

部屋に入るなり、骨格模型の下敷きに・・・!

ガイコツくんの頭部がゴロゴロ。

マリコさんに襲いかかるガイコツくんの腕。

事態を把握し驚くマリコさん

慌てる早月先生たち。
 

シュール&チャーミングな一幕です。
骨に襲われることってそうありませんよね笑
早月先生にこき使われているマリコさんも新鮮でした。
 
このインパクトワンカットは、もちろん脚本家・櫻井先生の考案です。
12話は早月先生回、そしてお医者さんメインの回ということもあり、
インパクトワンカットはマリコさんと何か医学的なものの取り合わせにしたいということで、
櫻井さんより、今回のアイディアを頂きました。
ちなみに台本打ち合せの際には、医学的なものの奇抜さを狙って、
櫻井さんから「脳みそヘルメットをかぶって現れるマリコさん」という楽しげなアイディアも笑
実はちょっと見てみたかった気もしますが、
改めて見ると、絶妙にシュールでお洒落な画に決まっていて良かったです!
 
ちなみに、こちらが撮影で使用したミスターガイコツくん。
森本組のスタッフルームにやってきて、打ち合わせにも参加されていました。

ミスターガイコツくんは撮影所に保管されていたものですが、
この後バラバラになってもらうために改造し、文字通り骨抜きにさせて頂きました。
 
 
コツコツコツ。廊下を歩く、ガイコツくんの影。
こちらはちょっとホラーテイストで楽しいカットです。

先ほどのミスターガイコツくんは、影になると目、鼻、口の部分が光を通さず、
頭の影がぱっと見てガイコツと分かりづらいので、
美術スタッフが頭の型紙を制作し、頭部だけを付け替えました。
それがこちら。

なるほど、これで影にも目や口が出来るわけですね!

影になると、この通り!
とてもシンプルな方法ですが、美術スタッフのこだわりが光ります。
 
来週は13話です!どうぞお楽しみに!

(文責・上浦侑奈)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊 マリコ …… 沢口靖子

土門  薫 …… 内藤剛志

風丘早月 ……… 若村麻由美

宇佐見裕也 …… 風間トオル

藤倉甚一 ……… 金田明夫

日野和正 ……… 斉藤 暁

橋口呂太 ……… 渡部 秀

涌田亜美 ……… 山本ひかる

佐伯志信 ……… 西田 健

蒲原勇樹 ……… 石井一彰

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日) 塚田英明(東映) 中尾亜由子(東映)

【監 督】森本浩史 田﨑竜太 ほか

【脚 本】櫻井武晴 戸田山雅司 ほか

【制 作】テレビ朝日 東映

LINK テレビ朝日公式HP

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