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ゴンゾウ~伝説の刑事

気まぐれ銀座NOW/091102

  

お久しぶり、皆さんお元気ですか~

S「そんなわけで、なんら番組とは関係なく復活~」
W「関係ないんすか」
S「おお、君は、九州出身のWくん」
W「Wケンイチでごわす、よろしく!」
S「なんかさあ、東京の演芸場に出てるものすご~いベテランの漫才コンビみたいだから、その名前却下」
W「でも本名ばってん」
S「九州出身だっけ」
W「九州男児ばい、福岡たい」
S「じゃあ、“Q”でいいや、これからQってことで」
Q「←あ~あ、もうQになってるでごわす~」
S「サクサク行くぞ」
Q「おいどんの気持ちは、どげんしよっと~」
S「どげんもこげんもなかばい、だったら“おいどん”にするぞ」
Q「……Qでよか」
S「さてそんなワケで観てきましたよ、『風が強く吹いている』」
Q「どんなわけか判りませんが、大森寿美男監督・初監督作」
S「大森さんとは、いつも仕事やろうねやろうねと言いながら、一度もしてないんだけど、芝居(主にアングラ)の観劇友達で“二人夜会”のメンバー」
Q「なんだか判らないんで、スルーします」
S「で、仕事しましょう!!とか盛り上がってるうちに、大森さん、映画撮っちゃたんだよ」
Q「脚本も書いてますね」
S「その辺の経緯は色んなインタビューで出てると思うからスルーするけど」
Q「出来はどうだったんですか?」
S「悪けりゃわざわざ、話しませんよ」
Q「ですよね、これだけ仕事しない人がわざわざアップするんだから」
S「そうそう…って、まあ事実だけど…サクサクいくよ。それで、まあ、オイラも大丈夫かなあ、とか思って心配しながら観に行ったら」
Q「観に行ったら?」
S「もう、これがほんとに見事な見事な青春スポーツ映画でした」
Q「大学の箱根駅伝を題材にした映画ですよね」
S「原作は三浦しをんで、そもそも評価の高い作品なのだが、映画の方はまあとにかく走るシーンが素晴らしいんだわ、前半は駅伝チームが出来るまで、後半は箱根駅伝をレースをじっくり追っていく」
Q「駅伝て10人ですよね、全員を描いてるんですか?」
S「それが過不足なく描かれちゃってんだよ、そりゃ2時間だから限度はあるけれど、部員達の気分が駅伝に向かって盛り上がって行く様子がさあ、何気ないシーンからも伝わってきてさあ、こっちまでドキドキしてくるんだよ」
Q「ホントかなあ?」
S「ホントなんだな、これが」
Q「大森さんに接待されてない?」
S「ナイナイ、神に誓って…あ、スズキ社長には飯奢ってもらったけど……」
Q「ほらほら、やっぱり!」
S「だーから、それは関係ないの、とにかく気持ちのいい映画だからみんなに紹介したいだけなの、たぶん、30人くらいにしか影響力はないと思うのだが」
Q「まあ、ここがアップしてるのに気づくというのは、この時期、奇跡に近い感じではありますね、実際」
S「だからこそ、そんな人々にはオイラがいいと思ったものをキチンと伝えたいわけですよ」
Q「一応、筋は通ってるな」
S「続けるけど林遣都の走るシーンがストイックでいいんだ、風が吹いてくるんだよ」
Q「ほーお」
S「フォームが綺麗なんだよ、俺はてっきり陸上やってたからキャスティングされたと思ってたんだけど、違うんだってさ」
Q「林くんて、野球やったり、飛び込みやったり、すごいですね」
S「面白さは『がんばれベアーズ』『ロッキー』が好きなオイラが保障しますよ」
Q「みんな好きでしょ!」
S「いやいやそうだと思うけど、何というか、これから先もずっと愛される作品だと言いたいわけ。半年経ったら忘れられるイベント映画とは一線を画す映画なのよ」
Q「なんだか観たくなってきたよーな」
S「オイラは走りたくなってきた~、箱根の向こうまで走っちゃうぞ~目指せッ、京都!!」
Q「よっしゃ、じゃあ僕も~一緒にタスキをつなげますよ!!」
S&Q「うおおおおッ!!」

……久しぶりだってのに、すいませーん。
寒くなって参りました、どうか皆さま風邪などには気をつけて。
また、近いうちにお会いしましょう!!

放送は終了しました

 

内野聖陽、筒井道隆 ほか

キャスト

黒木俊英  ・・・内野聖陽
佐久間静一・・・筒井道隆
遠藤 鶴  ・・・本仮屋ユイカ
日比野勇司・・・高橋一生
氏家 隆  ・・・矢島健一
岸 章太郎 ・・・菅原大吉
田端ルミ子 ・・・吉本菜穂子
天野もなみ ・・・前田亜季
寺田順平  ・・・綿引勝彦
松尾理沙  ・・・大塚寧々

スタッフ

【脚本】
古沢良太
【監督】
猪崎宣昭、橋本 一
【チーフプロデューサー】
松本基弘(テレビ朝日)
【プロデューサー】
伊東 仁(テレビ朝日)、須藤泰司(東映)、横塚孝弘(東映)
【主題歌】
小谷美紗子「Who-08-」(ユニバーサル シグマ)
【音楽】
池 頼広

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