仮面ライダードライブ
- テレビ朝日系 毎週日曜あさ8時から
放送は終了いたしました。ありがとうございました。
自らを“ジャッジ”と名乗り悪人ばかりを襲う極めて珍しいロイミュードが現れた。
その事実を知った追田警部補は態度を豹変させ、引退した刑事・橘のもとへ向かう。
5年前、橘が現役だったときに追田と共に追っていた事件の犯人も“ジャッジ”と名乗っていた。
当時の事件は容疑者死亡のまま迷宮入り。そのジャッジが今になって帰ってきたというのだ。
追田の事情を聞いた進ノ介はジャッジが出没しそうな現場に張り込む。
果たしてジャッジは5年前と同一犯なのか!?
ジャッジの正体が明らかになるとき、事件の迷宮はさらに深まって―――。
脚本 長谷川圭一
監督 石田秀範
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デカ魂 VS マッハ
事件にこだわり、謎多き事件に挑む刑事の姿を映してきた『仮面ライダードライブ』。
特状課という一風変わった捜査機関ではあるものの、捜査に向き合うときは「現場百回」や「刑事の勘」に頼る刑事たちが集う場所には違いありません。
そんなドライブが描くミステリーのこれまでの集大成が第18話と19話にまたがる“ジャッジ”の物語かもしれません。
それは犯人探しであると同時に、その動機や謎を突き詰めた刑事による刑事のためのストーリーです。
そんな刑事の伝統に異議を唱えるのがマッハこと剛。
とにかくスピード勝負で事件解決を目指す剛にとって、ち密な計算や経験値はどうでもよく、とにかく謎を体力で突破していこうと試みます。
進ノ介や追田という刑事代表と真っ向からぶつかる剛。一体どちらが先に真実にたどり着くのか?
どんでん返しアリの第18話をぜひお楽しみに!
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(文責・大森敬仁)
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1.17話ゲスト紹介 & 新キャスト紹介 <UPDATED
> ちょこっと裏話つき! & 18話ゲスト予告
2.ピックアップ1「デッドヒートマッハ!!」
ピックアップ2「ブレン、本格始動」
3.オフショット集
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17話ゲスト紹介
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甘城秀/ボイスロイミュード(ロイミュード030・スパイダー型)…松永博史さん
人気の婚活パーティーを開催する、やり手イベント企業経営者。見るからに外見にもお金をかけていて、相当な利益を恋愛ビジネスの場であげているようだが…?
進ノ介たちが怪しいと睨んだ通り、甘城の正体はなんと「ボイスロイミュード」だった!甘城は女性を操ることのできる声の能力を利用。自分の姿を、女性たち三者三様の「理想の異性」として見せ、破産するまで貢がせるという手口で恋愛ビジネスを成功させていた。進ノ介、剛がドライブ・マッハとなり倒そうとしたところ、ハートたちに救われて、逃げおおせる…。
<UPDATED>
ボイスロイミュードのコピーした人間、それは当初甘城だけだと思われていたが、実はボイスは甘城に加え笹本もコピーしていた!
そしてコピーをされた甘城自身は…元々手掛けていた恋愛ビジネスで、笹本喜三郎の声の研究が利用できると目をつけて囲っていたのだが、そんな矢先ボイスロイミュードにコピーをされた挙句、本人は始末されてしまっていた…。
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岬順子…建みさとさん
警視庁・捜査二課の敏腕女性刑事。追田、進ノ介とともに甘城の恋愛ビジネスが怪しいとして、捜査していたが、甘城について捜査を進めようとする進ノ介たちを、なぜか途中でやめさせようとして…
<UPDATED>
かねてから甘城を怪しいとして取り調べをはじめた岬刑事。そんな中、取り調べの最中に岬刑事が「私の夢をあなたにも」という呪文のような言葉をかけられたことで、ボイスに操られてしまったのだった。そしてボイスの操るまま、最後には戦いにおける兵力として使われてしまうが…ドライブ・マッハに助けられる。
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<UPDATED>
笹本喜三郎/ボイスロイミュード(ロイミュード030・スパイダー型)…成松慶彦さん
16話最後に突如登場する謎の青年。りんなと何やら関係が?!
16話の最後にボイスロイミュードへと変身した青年。敵として捕まえようとした進ノ介、剛にりんながなぜか必死に抵抗したが…?!その理由は変身する前の姿・笹本喜三郎が実はりんなが大学時代に付き合っていた「元カレ」だったからなのであった!笹本は研究に没頭したいという理由でりんなに別れを告げていたが、りんなにはまだ未練があり…今回も怪人が笹本をコピーして、笹本自身はどこかに捕らわれているのでは、とりんなは救出に向かうが…
実は笹本はボイスと自ら進んで協力しており、自身の声の研究のため犯罪に加担していたのであった。そして今度はりんなをつなぎとめようとする笹本だったが、りんなはついに笹本への未練を断ち切るのだった。
新キャスト紹介
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<UPDATED>
ハーレー・ヘンドリクソン博士…大月ウルフさん
クリムの恩師でアメリカ在住の博士。マッハのシステムの開発者で、剛の面倒をアメリカで見ていた張本人でもある。シフトデッドヒートの調整をするべく、ベルトが連絡をしようとしていたところ、連絡がつかなくなっていたが…実は自身が完成したシフトデッドヒートを持って日本にやってきていたのだった!
<ちょこっと裏話>
満を持して登場!数々の特撮作品の歴史を飾ってきた役者さん、大月ウルフさん。
特撮ファンの間では一瞬登場しただけでも強烈な印象を残してくださる「カリスマ」として名高かったのですが…さすが大月さん!
今回もシフトデッドヒートを持って登場したその瞬間から、ドライブピットでのシーン、別れのシーンまで、すべてを大月ウルフさん色に染め上げてくださいました。
しばらくぶりのテレビドラマ、ということでご出演交渉をさせて頂いた時から、とにかくお話の面白いおじさまで、普段からエンターテイナーであるな、と感じさせてくださった大月さん。
大月さんのシーンは今回、すべて1日で撮影をするというなかなかの強行軍で、雨も降る中撮りきったのですが、愉快なお芝居で現場でスタッフが思わず笑いをこらえることも(笑)
長い1日の撮影でしたが、お疲れの中戻って臨んで頂いたセットでの撮影も、若手の役者さんとコミカルなお芝居を繰り広げて頂き、ドライブに新しい風を吹き込んでくださいました。
ハーレー博士はアメリカに帰ってしまったようですが、また遊びに来てくれるんでしょうか?
お楽しみに!
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18話ゲスト予告
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橘真伍…中沢青六さん
追田に刑事のイロハを叩き込んだ、元先輩刑事。定年により、今はもう刑事職を退いているが、「鬼の橘」という異名で知られ、若手刑事の進ノ介もその存在を知っているほど。5年前、復讐代行サイトの事件で証拠不十分により犯人をあげられず、志半ばで定年退職。今でもその事件が忘れられないが…
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宇津木 壮…青柳尊哉さん
不良に絡まれたところを剛に助けてもらった青年。
助けてもらった恩からか、やたら剛を持ち上げ、慕うそぶりを見せるが…
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岡島冬馬…吉田悟郎さん
5年前の事件で、自らが復讐代行人・ジャッジだったとして、罪を犯したことへの「覚悟の自殺」をしたとされた青年。しかし橘や追田はジャッジは他にいて、岡島冬馬はジャッジの身代りにされただけで、かつ何者かに殺されたのではと思っている。
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岡島秋絵…東亜優さん
岡島冬馬の妹で、たった一人の家族。兄はジャッジではなく、ましてや自殺をしたはずがない、と信じている。
兄が犯罪を犯した上に自殺をしたということから、マスコミに追われ、辛い生活を送ってきた。
一見関係がないように見える人々をつなぐのは…?!
2週に渡るアツイ!刑事のど根性が垣間見える事件!お見逃しなく!
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前回、未完成のシフトカーながらも、シフトデッドヒートでタイプデッドヒートに変身した進ノ介。
今回は完成品をハーレー博士が持ってきてくれ、今度はマッハがデッドヒートマッハに変身!
燃える~!! |
が、やはりバースト状態になったら必殺技で止めてもらうしかない(笑)
今回は霧子キックに止めてもらいましたが!
ドライブもマッハも、デッドヒートを乗りこなすにはまだまだ訓練が必要なようです!
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メディックが登場して以来、なんだか不穏な空気が流れ始めた、ロイミュードのアジト…
そう…仲睦まじげな様子に…渦巻く
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ハートに対する忠誠心が厚いのはみな同じですが、とりわけメディックとブレンは、お互いが互いを意識しあうほど、ハートへの忠誠を巡って「ライバル心」を抱いているようです。
今までも自分だけが悪者にされている…とロイミュード勢の中で薄々感じ、そのたびに汗を拭き拭きしていたブレン。胸に挟まったポケットチーフはさておき、ハンカチを愛用してきたブレンがついに!!
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よくある(しかし実際にはあまり目撃をしない笑)ハンカチをかむの巻です!
少しでも良い働きをして、ハートにさらなる忠誠を誓いたいブレン。
この後の動きや如何に!メディックに勝てるのか!
以降もハンカチに要注目です(!?)
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切ないラストシーン、雪がきれいに舞い散ります。
いつも明るいりんなさんの、ちょっと陰の垣間見える、そして覚悟の強さが見える素敵なシーンになりました。
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とはいえ現場は和気藹々。笹本役の成松さんにはクールに悪役を務めて頂きましたが、雰囲気の柔らかいまさに「ほほえみの貴公子」でした!
(そういう風に言われているそうですがまさに!)
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女性がたくさん敵として入り混じってくる画って実は珍しいですよね。
女性たちのアクションを指導して下さる石垣アクション監督。
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そして今回お顔だしでは初登場のハーレー役、大月さん。クランクイン!!
これからもよろしくお願いいたします!
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さあ次回から2回はゲストで現さんの元・先輩刑事が登場!
とりわけ、「デカ魂」が炸裂する刑事物語になりそうです!!ライダーのかっこよさももちろんのことながら、「刑事」らしさが光る進ノ介たちにも注目してみてください!
引き続きフルスロットルでいきましょう!!
(文責・小髙史織)
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