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『総理の夫』
初日舞台挨拶イベントを実施いたしました!

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2021.09.24

この度公開初日を迎え、W主演を務めた田中圭、中谷美紀、ふたりの脇を固める貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉、河合勇人監督が初日舞台挨拶に登壇しました。

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観客の前に登場したキャスト・監督。田中が「今日からこの映画が皆さんの元に行くので、その旅立ちの日に皆さんとこの時間を少しでも楽しく過ごせたらと思います。」と、中谷が「素晴らしい監督と素晴らしい共演者のみなさんと愛情を込めて、全ての女性と男性を応援する映画が出来上がりましたが、このように皆さまにご覧いただいて初めて映画が完成します。その一旦を皆様が担ってくださいましたこと有り難く思います。相馬政権を応援していただければと思います。」と、貫地谷が「素敵な愛の物語です。楽しんでください。」と、工藤が「この映画を見て、少しでも勇気や希望を感じて、素敵な1日になる、そんな映画になれば良いなと思います。」と、松井が「初日にここにみなさんと立てることが嬉しく思います。」と、監督が「今日はお越しいただきありがとうございます。短い時間ですが、存分に楽しんでいってください。」とそれぞれ挨拶をした。

映画の公開初日を記念し、“もしもこんな名称のポストがあったとしたら、どの登場人物・出演者の方を任命するか”を決める「『総理の夫』超組閣会議」のコーナーへ。

お人好しすぎる日和(田中圭)にかけて、「やさしさ大臣」を誰に任命するか尋ねられると、田中が「監督です。」と断言すると、中谷が口を抑え、「答えを先に言われてしまいました」と思わず反応する。

田中は監督を選んだ理由を、「現場でもずっとニコニコしているので、怒るところをちょっと見てみたいなというのと、怒り慣れていないから声が裏返ったりするのかな、とも思います。(笑)この映画の撮影中、日中の撮影が伸びて、夜の8時とか9時までになった日があったんですが、一切イライラしていないんですよね。監督の予想よりも流石に押しただろうなと思って監督に聞いたら、「2時くらいに終わると思っていた」と言っていて、“自分の想定から6時間も違うのにあんなに穏やかにいられるの!?“って思いました。(笑)」と話す。中谷も「最初の打ち合わせで20年ぶりにお目にかかったんですよね。そこで、凛子のキャラクターを「女性らしさを残してほしい」と仰って、それと同時に”しまった“という顔もされて、「今の時代に女性らしいという言葉を使うともしかしたら不快に思われるかもしれませんが」と一言おっしゃったんですよ。包容力のあって、時代をちゃんと見極めて、女性にも配慮のある監督だなと思いました。リーダーシップって様々な形があると思います。監督のような穏やかで終始笑顔で、伝えることは伝えてくださって、私たちの手綱はちゃんと握って、でも自由に泳がせてくださる。そこに”やさしさ大臣“を任命させていただきたいと思います。」と監督を絶賛。そんな二人の反応に「お二人にそう言っていただけるともう思い残すことはありません。本当にありがとうございます。」と河合監督も笑顔を浮かべる。

各登場人物の衣装も見所の本作にかけ、「おしゃれ大臣」は誰かという話になり、貫地谷に振ると、貫地谷をじっと見つめる田中。「すごいアピールしてくるんだけど(笑)」と苦笑いしつつ、「見ないようにしながら答えたいのですが、これは私は決まっておりまして、中谷さんが演じた相馬総理かなと思います。大階段を降りてくるところが凄まじく美しくて、思わず写真撮ってもらいました(笑)」と現場のエピソードを明かす貫地谷。

「とても嬉しかったです。照明さんが“神々しく”と台本に書いてあるからか、たくさん照明を焚かないとなって言ってくださって。ご苦労されたようです。皆さんのおかげです。」と謙遜する中谷。続いて工藤にも話を振ろうとすると、そこでもアピールする田中。工藤は「ひとり先輩がすごくアピールしてくるんですが…中谷さんですね。僕も大階段から降りてくるときに“うわ、綺麗”って思わず声が漏れちゃいました。その日は母親に電話して、“あんな綺麗な人いる?”て話しちゃいました。その日は工藤家盛り上がりました。(笑)」と明かす。そして最後に松井に答えを聞こうとすると、そこでもポーズを決める田中に会場は笑いに包まれた。そんな中、松井は「私もそうですね…中谷さんです!いつ見てもお美しいですし、この人についていきたい!って思います。」と満場一致で“おしゃれ大臣”は中谷に。

そんな凛子の衣装に関して河合監督は「それぞれのキャラクターが一番出るように意識して作ったんですが、先程話があったように、女性らしさは出ていたほうがいいな、女性の美しさが出る衣装がいいなと思っていました。」と構想を語り、中谷も「清潔感のある衣装と、それでも凛子は“改革したい”というところもあるので、コンサバティブになりすぎないようにというのは衣装さんと河合監督とご相談して、丁寧に作っていただきました。」と、こだわりを明かす。

また、政界だけではなく、日和や、るい(松井愛莉)が鳥類に熱中しているところから、「おたく推進大臣」は誰に?という話になると、田中が「多分貫地谷さんかな。うるさいから。(笑)」と話すと、「言われたくない!」とつかさずツッコむ貫地谷。田中は「“いってきなよ”って感じで、あんまりマイナスなこと言わないし。褒めてくれそうじゃないですか。」と、仲の良い二人ならではの掛け合いがありつつ理由を話す。そんな二人に、中谷が「いつもは私と田中さんはあまり意見が合わないのですが、今日は珍しく一緒で、貫地谷さんです!」と任命。

貫地谷も「田中さんに言われるとそんなに嬉しくなかったんですが(笑)中谷さんに言われるとすっごく嬉しい!」とリアクション。中谷は貫地谷を選んだ理由を「結構突き詰めるタイプですよね。とても素敵な漫画を薦めていただいて、あとは、サプリメントオタクですね。」と話す。

そんな貫地谷は「中谷さん。本当に詳しいんですよね。サプリメントも、進めていただいて体調良くなりました。」と中谷を逆指名。中谷は「興味があることに関しては徹底的に調べますが、習得する前に飽きてしまいます。飽きっぽいんですよね。」と意外な一面を披露した。工藤は「貫地谷さんかなと思います。皆さんのお話を勝手に聞き耳も立ててたのですが、「これも、これも知っている」と思ったので、貫地谷さんかなと思います。」と、松井も「前回のサプリのお話を聞いてたので、あとは、貫地谷さんに応援してくれたら頑張れそうって思います。」とそれぞれ貫地谷を推す。全員に任命された貫地谷は「いい日ですね。ありがとうございます。」と笑顔を見せた。

そんな「超組閣会議」を受け、河合監督は「僕が描きたかったのは、二人の夫婦のあり方、夫婦愛を通じて日本の政治が良くなればなと思ってこの作品を作りました。皆さん、肩肘はらずに、ゆっくり楽しんで頂ければと思います。」と話す。

そして、最後に中谷が「全ての女性を応援する映画となっています。楽しんで、大いに笑っていただいて、少しほっこりした気持ちで、ご自宅に帰っていただければと思います。本当にありがとうございました。」と、田中が「笑って泣けて、温かくなって、見終わった後に前向きにさせてくれる映画になったなと思います。撮影が終わった後に思ったことですが、女性の社会進出はすごく広がっているので、いつか凛子のような女性がでてくるなと思っていました。ただ、取材などを受けていく中で、出産と育児と仕事の両立の難しさを改めて思わされました。パートナーや社会が何かできることがあるんじゃないかなと考える良いきっかけになりました。働く女性の方々に観ていただきたいですし、こういうエンタメから少しずつ社会がよくなるリアルな一歩になることもあると思います。そうなっていければ、僕たちも嬉しいですし、そうあるべき作品だと思います。あとは口コミ宣伝の方をお願いします!相馬凛子に清き一票を宜しくお願い致します!」と観客にメッセージを投げかけ、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。



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