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映画『悼む人』マスコミ向け会見&完成披露舞台挨拶 レポート!

DATA
2015.01.27

映画『悼む人』のマスコミ向け会見が1月26日(月)東映本社にて行われ、高良健吾、石田ゆり子、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ、監督の堤 幸彦が登壇しました。会見後に丸の内TOEIで行われた完成披露舞台挨拶には、原作の天童荒太が加わり、劇場に駆け付けて下さったお客様に向け、映画に込めた熱き想いを語りました。

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当日、会見のステージ上には“世界平和の象徴であり祈りの象徴”である巨大な折鶴が登場!キャストが揃ってその場で実際に鶴を折り、それぞれの想いと映画大ヒットへの祈りを込めた千羽鶴を完成させました。

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コメント

高良健吾(坂築静人 役)

デビュー10周年を迎えて1番最初の作品なので、自然と力が入りました。堤組は初めてですが、精一杯現場にしがみつきながら、今後に活かせることも学べ、特別な作品になりました。1人でも多くの方に観ていただきたいです。

石田ゆり子(奈義倖世 役)

原作を読みぜひ参加したいと思っていた作品です。奈義倖世は、重く難しい、辛い過去を持つ役なので、自分を捨てて役に集中して演じる以外ありませんでした。順撮りの撮影も気持ちを作っていく上でありがたかったです。観た人の感想が一人一人違う、面白い作品です。

貫地谷しほり(坂築美汐 役)

スタッフ、キャスト共に熱のこもった現場で、撮影中は幸せでした。完成した映画を観たときは、心で感じていた“見えないもの”を映画が始まった瞬間から感じることができ、とても素敵でした。たくさんの方にそれを感じてほしいです。

椎名桔平(蒔野抗太郎 役)

やっかいな週刊誌記者の役ですが非常に人間味があり、その楽しさでこの役を演じさせて頂きました。男女の愛、兄弟の愛、親子の愛など非常に「愛」の詰まった作品です。バレンタインデーに公開なので、ぜひ女性はチョコレートにチケットを添えて(笑)、好きな人と一緒にこの映画を観て欲しいです。

大竹しのぶ(坂築巡子 役)

初めての堤組は監督をはじめスタッフさんが素晴らしく、病気の役ですが良い緊張感の中で自由に演じさせて頂き、楽しかったです。こういう時代だからこそ、命の大切さを考えることが出来るこの映画を、とくに若い人達にたくさん観てもらいたいです。

天童荒太(原作)

“想い”を持って“命を尊ぶ”映画を日本から発信できるのはとても素晴らしいことです。スタッフ・キャスト全員が原作への深いリスペクトを持って映画を作って下さいました。その想いがスクリーンから溢れてくると思います。私は編集段階から10回以上作品を観ましたが、その都度涙を抑えきれませんでした。

堤 幸彦(監督)

これまで40本の作品を撮って、今年で還暦を迎えたこともあり、改めて初心に帰りデビュー作のような気持ちで取り組みました。丹精込めて1カット1カット撮りためた作品で、チャンスがあればもう1回編集したいくらい奥深いものになっています。皆さんのそばに寄り添える作品です。

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映画『悼む人』は2月14日(土)より全国公開となります。(R-15作品)

 

 

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