石井岳龍(ex.石井聰亙)監督による1980年代の伝説的ニュー・ウェーブパンク映画『爆裂都市BURST CITY』2016年1月6日(水)Blu-rayで発売決定!
- 2015.11.06
今年5月に公開された映画『ソレダケ/that’s it』で、今も熱きロック魂を炸裂させ続けている石井岳龍(ex.石井聰亙)監督。1980年に公開され、今も熱狂的に支持されている『狂い咲きサンダーロード』に続く、1982年公開作『爆裂都市BURST CITY』は、公開当時のキャッチコピーの通り、“映画の暴動”とも言うべき過激さと革新性が詰め込まれた伝説の作品として語り継がれています。最新作『ソレダケ/that’s it』も石井監督自身が『爆裂都市BURST CITY』の流れをくむ“ロック映画”として位置づけている作品。そのブルーレイ&DVD発売にあわせて、『爆裂都市BURST CITY』をニューHDマスターを使用し、ブルーレイで発売いたします。初回盤には、公開時に劇場で販売されていたパンフレットを縮小復刻で封入予定!
『爆裂都市BURSTCITY』Blu-ray
発売日
2016年1月6日(水)
販売:東映 発売:東映ビデオ
BSTD02481/4,700円+税/本編116分(予定)/COLOR/1層/リニアPCM(モノラル)/16:9【1080p Hi-Def】※HDリマスター使用(予定)
初回封入特典(予定)
縮小復刻劇場公開時パンフレット
※初回封入特典は限定生産品です。在庫がなくなり次第、通常の仕様での販売となります。
映像特典(予定)
予告編
関連商品:石井岳龍監督最新作『ソレダケ/that’s it』BD&DVD
発売日
2016年1月20日(水)
≪デストロイヤー・エディション≫初回限定生産
・Blu-ray
KIXF-90320/¥5,800+税/
・DVD
KIBF-91393~91394/¥4,800+税
通常版
・DVD
KIBF-1393/¥3,800+税(水)
発売・販売:キングレコード
映画『爆裂都市BURSTCITY』とは
今年大ヒットした映画『マッドマックス 怒りのデスロード』の原点である『マッドマックス』『マッドマックス2』が日本で公開されたころ、日本でも『狂い咲きサンダーロード』で高い評価と人気を得た石井聰亙が、近未来アクションとしてこの作品を25才の若さで創りあげた。数々のカスタム・カー、カスタム・バイクが登場し、街自体を巨大なロケセットとして川口市郊外に構築、爆裂する街のパニックシーンでは延べ6千人以上のエキストラが稼働するパニックシーンを収めるなど、破格のスケールを持って制作されている。また撮影自体も3ヵ月近い日数を費やし、企画準備段階から完成までは2年半以上の日数が費やされている。
劇中に登場する《バトルロッカーズ》と呼ばれるロックバンドのメンバーに、当時《めんたいバンド》と呼ばれていた博多出身のロックバンドの雄〈ザ・ロッカーズ〉の陣内孝則、鶴川仁美、〈ルースターズ〉の大江慎也、池畑潤二らが扮し迫力のライブシーンを見せるほか、数々の楽曲をサウンドトラックに提供。他の出演陣にも、遠藤ミチロウがボーカルの〈スターリン〉や〈INU〉の町田町蔵(現:町田康)ら当時のシーンを賑わせていた面子が揃い、硬派ライターとして活躍していた戸井十月、ヒールレスラーとして活躍していた上田馬之助、当時注目を集めていたお笑いトリオのコント赤信号、暗黒舞踏〈大駱駝艦〉を率いていた麿赤児などが出演。また、出演もしている泉谷しげるが、石井監督の『狂い咲きサンダーロード』に引き続き美術監督を務め、作品に圧倒的なイメージを提供している。
公開
1982年3月
ストーリー
狂気と無秩序が無限に炎上する近未来都市を舞台に、そこに集まった暴発ロックグループ、スピードに生きるもの、原発建設を図るギャング、奴隷化された下層民、武装ポリス団らが入り乱れて激突―怒り、怨み、敵意、犯行―ありとあらゆるフラストレーションが一気に爆発し、街は完全にバースト・シティと化していく…。
キャスト
陣内孝則、鶴川仁美(ザ・ロッカーズ)、大江慎也、池畑潤二(ザ・ルースターズ)、伊勢田勇人、町田町蔵、大林真由美、スターリン、渡辺正行、ラサール石井、小宮孝泰(コント赤信号)、麿赤児、戸井十月、上田馬之助、、泉谷しげる
スタッフ
監督:石井聰亙
企画:戸井十月、泉谷しげる、石井聰亙
脚本:石井聰亙、秋田光彦
撮影:笠松則通