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動物戦隊ジュウオウジャー

DATA
2016年2月14日~2017年2月5日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第3話 帰りたいけど帰れない
2016年2月28日放送

大和とジューマンたちの奇妙な共同生活が始まった。
早速彼らは、ジューマンがジューランドへ帰るために必要な『王者の資格』探しを開始。
黙々と探すセラ、逆に文句タラタラのレオ、そしてそれをたしなめるタスク。
モチベーションには個人差があるようで、中々効率よく進まない。
そんな中、アムは積極的に捜索をしている…ように見せかけてショッピングを楽しむ。
アムのペースに乗せられて、まんまと振り回される大和。

「アムはジューランドに帰りたくないの?」

しびれを切らして尋ねた大和だったが、アムからは思いもよらぬ答えが。
その驚愕の発言に唖然とする大和はアムの真意を確かめようとする。が、その矢先に『王者の資格』とおぼしきものを発見、先にその真偽を確かめに走ることになる。

一方デスガリアンでは、いよいよチームクバルの初陣…かと思いきやアザルドが汚名返上とばかりに早くも2番目のプレイヤーを地球へと解き放った…!!


脚本 香村純子

監督 加藤弘之

《みどころ》

タスクとも無事和解して、ようやく5人が1つの【群れ】となりました。
第3話からは、共に地球で生活する大和とジューマンたちの日常が描かれていきます。
人間とジューマンの異文化交流の中では、お互いの違いが時にユーモアを生みだすことでしょう。しかし、一方ではその違い故に非常にシリアスな問題にも直面することになるでしょう。異なる文明で暮らしてきたジューマンが人間社会でどう生きていくのか。そこに生まれる様々なドラマにご注目していただければと思います。

3話では、まずジューランドに帰るため【王者の資格】を探すところから物語は始まります。セラもレオもタスクもなんだかんだで頑張って捜索をしていますが、アムだけは気ままな感じで全く腹の中が読めません。4人の中では最も人間社会に興味があるようで、ひょっとしたらそもそもジューランドに帰るつもりがないのではないか…大和だけではなく視聴者の皆さんもアムの真意はどこに!?と不安になってしまうと思います。
そんなつかみどころのないアムを、立石晴香ちゃんが茶目っ気たっぷりに、小悪魔女子風に演じてくれています。モデル出身だけに表情豊かで顔での表現力に定評ある晴香ちゃん。笑顔もとても魅力的なだけに、それが本心から出たものか、作られたものか、他意はあるのかないのかと勝手に勘ぐってしまうくらいにアムの心が読めない……もうすっかり掌で転がされてますね(笑)みなさんも、晴香ちゃんの芝居に転がされちゃってください!

 
 
今回はアムと大和にスポットがあたっていますが、これから話が進んでいくにつれてジュウオウジャー1人1人をより深く掘り下げるエピソードを用意しておりますので、お楽しみに!

そうそう、それから巨大戦では早速6体目の動物が登場します!!
その動物とは…子供たちに大人気の……キリン!!
動物戦隊と名乗っているからには、これからもたくさんのジュウオウキューブが登場します!どんな動物が登場するか、こちらも見どころの一つになってますので予想しながら待っててくださいね!そしてぜひ、自分のお気に入りの動物を見つけてください!
個人的には…キューブエレファント…可愛いですね(笑)

≪こぼれ話≫

みなさまお気づきのところと思いますが、ジューマンたちには、なんと!!尻尾があります。ジューマン態では、動物の顔をしいている訳ですから当たり前といえばそれまでなんですが、『王者の資格』の力で人間の姿を得た後も、何故か尻尾だけは残ってしまったようで…。これから人間社会で生活していく彼らですが、さぞ大変なことでしょう。当の4人は気にしていないかもしれませんが、とにかく大和が右往左往する姿が目に浮かびます。

が、一方で、尻尾が残ったことで便利な点もあります。
1・2話でもありましたが、彼らの尻尾は危険察知センサーのような役割を果たしているようです。つまり、デスガリアンの脅威が訪れると、いち早く尻尾が危険を感じてアンテナのように反応。ぴーんと立つのです!!どうやらおおよその敵の位置を把握できるので、戦いにおいては非常に有利に働きそうです。が、あまりこの能力に頼ると、後々クバルあたりにウラをかかれそうですね(笑)

さて、個別にみていきましょう。
レオとタスクの尻尾は若干長めで、通常はきれいに垂れ下がっています。その反面、戦闘モードになると、その長さゆえ最も目立ちますね。造型物としては通常モードと戦闘モードの2種類が用意されております。タスクはあまり無駄な動きをしないので別段問題ないのですが、レオは落ち着きがなくところ構わず動いているので、普段も戦闘時も周囲に尻尾が当たる当たる(笑) もしかしたらセラは声のデカさだけでなく、気づいたらぺちぺち当たるレオの尻尾にも辟易している…のかもしれませんね。

アムちゃんは、なんと、自分の尻尾をおしゃれにリボンで結んじゃったりしてます。痛くはないのでしょうか(笑) 尻尾が立つときは、普段結んでいる反動で、他のジューマンよりも勢いよくピーン!ときます。その結果、おそらく画面の外でリボンが宙を舞っている…はずなのですが、映像のマジックでそれは映りません(笑)ということで、造型物的にはアムの尻尾だけ、普段モード、戦闘モードに加え、その間の【リボンがとれて尻尾が立つギミック用】と、3つ存在するのであります…。

セラについては…ここまで尻尾でまとめてきましたが…はい。ヒレですよね(笑)
彼女のヒレも、通常モードと戦闘モードで2種類あります。通常モードでは先っぽが下を向いているのに対し、戦闘モードでは完全に上向きに尖っております。ヒレですので、そもそも他のジューマンたちの尻尾よりも硬質ですし、かなり鋭利で危険な匂いがします。やはり、一番怒らせてはいけないのはセラなのかもしれませんね。

ということで、簡単ではありましたがジューマンの尻尾講座はこれにて終了です。
ジュウオウジャー特有の【尻尾システム】にもご注目いただけますと嬉しいです!




1話は監督陣の指導もあり、中尾君の熱演が光りました。
アクションから木登りまで、無我夢中で走り抜けた年末年始となりました。


セラ役の美稀ちゃんは、極寒の中、水中撮影に挑戦!
寒さを感じさせない笑顔で、サメの気持ち―潤いの喜びを表現してくれました。

が、やはり寒いものは寒い…。すぐに毛布でぐるぐる巻きに。
逆にテンションがあがってしまったようで、終始元気そうではありました(笑)


寺島進さんも、貫禄のお芝居(!?)で若手を引っ張ってくださいました。
これからも真理夫おじさんのコスプレに要注目ですぞ!!

タスクが真面目に演技指導を受けている一方で…レオは松村カメラマンの肩もみ、セラはスタッフの靴を揃え始める始末…どんだけ自由で優しいねん!

怒涛のスケジュールと厳しい寒さの中でしたが、助け合いながら1・2話の撮影を終えた5人でした。これから1年間温かい目で見守っていただければ幸いです!
追伸:1・2話に登場したたくさんの動物たちも、お疲れ様でした!笑

(文責・望月 卓)

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INFORMATION 番組情報

CAST
ジュウオウイーグル/風切大和(かざきりやまと):中尾暢樹(まさき)
ジュウオウシャーク/セラ:柳 美稀
ジュウオウライオン/レオ:南羽翔平
ジュウオウエレファント/タスク:渡邉 剣
ジュウオウタイガー/アム:立石晴香
ジュウオウザワールド/門藤操:國島直希

   ○

森真理夫/寺島進

STAFF
脚本:香村純子 ほか
監督:柴﨑貴行 ほか

アクション監督:福沢博文

特撮監督:佛田洋(特撮研究所)

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