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第1話「指輪の魔法使い」

2012年9月2日O.A.

EPISODE GUIDE

倉庫の中からの緊急連絡── 新米刑事の大門凛子が、作業員たちを救うべく、仲間たちと飛び込んだ先には、見たこともない化物たちが……
拳銃も効かない化物たちに、なす術もなく追い詰められたその時、一人の青年が乗ったバイクが飛び込んで来る。
魔法使いを名乗る青年=操真晴人は、炎の中で「仮面ライダーウィザード」に変身し、銀の銃弾と銀の刃で化物たちと戦い始めるが……

ということで、平成ライダーシリーズとしては14作目、仮面ライダーウィザードが華々しく幕を開けます。
今回のライダーは名前の通り魔法使い(=ウィザード)。どちらかと言えば、超科学な設定が多いライダーシリーズの中で、ファンタジックに振り切った設定です。
火・水・風・土という4大エレメント、4つのスタイルに多段変身し、4つの属性の魔法を使う姿はものすごく恰好いいですよ。さらに、使い魔を召喚したり、空間と空間を繋いだり、体を小さくしたり……とにかく吃驚する魔法から、くすっと笑ってしまう魔法まで、ありとあらゆる魔法を使って戦います。
ちなみにその魔法を発動させるアイテムが指輪。指輪をベルトのバックル(掌の形をした部分)にかざすことによって、不思議なことが起きるわけですから、呪文の代わりみたいなものと思って頂ければ。
そして、本作の敵であるファントム。人間の絶望から生まれた彼らは、仲間を増やすべく、魔力の高い人間=ゲートを襲い、絶望させようとします。この絶望の連鎖を止めるため、ウィザードは戦うわけですが、今回は倉庫の作業員の中にゲートがいるってこと? 果たしてウィザードはゲートを守ることが出来るのでしょうか? 新米刑事の凛子さんが対抗意識を燃やして変なことをしなければよいのですが……
ちなみに、ゲートが絶望してしまった時、ウィザードには最後の手段があります。約束の指輪=エンゲージ指輪を使うことで、絶望したゲートの心の中にダイブして、心の中で生まれたファントムが現実に飛び出る前に倒す! そんなぎりぎりの戦いにならないことを祈りますが、心の中=アンダーワールドでは、ウィザードのとっておきの召喚魔法がみれちゃったりします……う~ん、難しい(^^;
どきどきとわくわくに彩られた魔法使いの物語の開幕。さぁ、ショータイムだ。



今回の物語を紡ぐのは、脚本・きだつよし、監督・中澤祥次郎のお二人。きださんの洒落た台詞と、中澤さんの精緻な演出で登場人物たちの心を丁寧に描きます。
さらに、アクション監督の石垣広文さん。今回は魔法ライダーということで、出番は少なめと思いきや、実は大違い。魔法でCG・合成を使う分、俗に言う立ち回りでは、どこまでも本人で動いて欲しいという我々のリクエストに応えて、ある意味、滅茶苦茶やってます。エクストリームマーシャルアーツをお手本にして、回っては撃ち、回っては斬り、回っては蹴る……ウィザードの大きな特徴であるロングコート(?)の裾をひらひらさせるべく、ものすごい運動量をスーツアクターの高岩さんに課しております。撮影現場で見ていてちょっと申し訳ない限り。しかし、そのご苦労のお陰で、半端ないアクションが出来上がっておりますので、ご期待下さい。
さらに、特撮監督の佛田洋さん。特撮班には主に人間の精神世界=アンダーワールドでの戦いをお願いしているのですが、第1話から出し惜しみなくバンバン戦わせております。ウィザードの中にいるドラゴンの召喚、そして激しすぎるCGバトルにもご注目下さい。マジ、すごいっすから。
ドラマ、アクション、特撮、全てが恐ろしく進化したウィザード第1話、
是非是非ご覧下さいませm(_ _)m

(文責・宇都宮 孝明)



脚本 きだつよし   監督 中澤祥次郎

CAST INFORMATION

【操真晴人/仮面ライダーウィザード・役 白石隼也】



ファントムたちに襲われる人々の前に颯爽と現れ、ベルトと指輪を駆使して不思議な魔法を繰り出す魔法使い。その正体は、いつもは軽〜い口調、でもその裏に固い決意が隠されている(気がする)、そんな不思議な青年、操真晴人。彼がウィザードに変身してファントムと戦う理由や目的は物語が進むにつれ次第に明らかになっていくことでしょう。演じるのは、白石隼也さん。2007年の第20回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で準グランプリを獲ってから、映画にドラマにバラエティに、と幅広い活躍をしてきた白石さんですが、ライダーの現場には初めての経験が目白押し。不安も多いでしょうが、そこは仮面ライダーの歴史に名を刻む新たなヒーロー!カッコ良い晴人に、皆さん期待して待っていてください。



【コヨミ・役 奥仲麻琴】



骨董品屋、面影堂の看板娘として晴人と共に輪島さんのもとに身を寄せ暮らすコヨミ。彼女には晴人と出会う前までの記憶がなく、本人すら知らない謎の多い女の子。水晶玉を使って遠隔地の様子を覗いたり、第6感で人間に紛れたファントムを見分けることができたり、不思議な力を秘めています。演じているのは、アイドルグループ『ぱすぽ☆』の一員、奥仲麻琴さんです。慣れないドラマの現場に、最初は小動物のように怯えていた奥仲さんですが(笑)、最近では持ち前の根性と努力家な性分で、新境地のお芝居にも力の入る毎日です。『ぱすぽ☆』の活動との両立、皆さん是非、まこっちゃんの頑張りに癒されてみてください。



【輪島繁・役 小倉久寛】



晴人とコヨミが身を寄せている骨董品屋のおじさん、輪島繁。骨董品を売買するかたわら、石を削り金属を成型し、ウィザードの使う指輪の制作も行っています。親子ほども年の離れた2人と共に暮らしながら彼らを温かく見守っている理由や輪島さんの過去も、気になるところです。普段ファントムに翻弄される晴人たちですが、そんな中そっとサポートしてくれる輪島さんの頼もしさにホッとさせられます。演じているのは、言わずと知れた小倉久寛さん。白石さんも大ファンだと公言していた劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」の旗揚げメンバーである小倉さんの、温かみあるほっこり楽しいお芝居を、皆さんお楽しみに!



(文責:高橋勇樹)





6月某日、クランクインした『仮面ライダーウィザード』
いまかいまかと放映開始を心待ちにしながら、撮影は順調に進んでいます。


今回のHPでは紹介しきれなかった魅力がいっぱい!
是非、ご自身の眼で、その新たな世界観、新たな仮面ライダー、新たな物語をご覧になってください。
出演者・スタッフ一同、皆さんの期待に応えんと、炎天下の中、日々撮影に励んでいます!!


(文責:高橋勇樹)



主題歌情報


 毎年、注目を集めてきた仮面ライダーの主題歌ですが、今年もまた異色のコラボが実現しました。
「鬼龍院翔 from ゴールデンボンバー」
 今、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのゴールデンボンバーのボーカルが、なんとなんとライダー主題歌を歌っちゃいます。
 ダブル、オーズ、フォーゼと女性ボーカリストが続いたため、男性ボーカリストはディケイドのGACKTさん以来、実に4年ぶり。GACKTさんを敬愛する鬼龍院さん、先日の制作発表でも興奮気味に「憧れのGACKTさんに一歩近づいた」と喜びを語っていました。
 作詞は、もはや説明不要!藤林聖子さん。世界観、キャラクター、「なんでここまで分かっちゃうの?」と毎年毎年制作陣が舌を巻いていますが、今年も敬服いたしました。
 作曲はライダーシリーズでは、オーズ、フォーゼに続き3作連続担当となったtatsuoさん。ご存じの方も多いかと思いますが、tatsuoさんはゴールデンボンバーのプロデューサー。今回のコラボの黒幕です。
 藤林聖子×tatsuoのライダーイズムに、鬼龍院翔のボーカルが輝く「Life is SHOW TIME」。
 発売は10月とちょい先ですので、まずはオンエアでチェックして下さい。
 特に1話は見逃せません。ド派手なアクションとともにお届けしますので、見逃すと後悔しますよー。

出版情報



8月23日(木)発売
『HERO VISION vol.45』
定価:1,950円(税込)



8月にフィナーレを迎える『仮面ライダーフォーゼ』から9月にスタートする『仮面ライダーウィザード』へ、仮面ライダーバトンタッチ号!
表紙巻頭を飾るのは、操真晴人/仮面ライダーウィザード役の白石隼也くんと如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ役の福士蒼汰くん。ふたりの記念すべき誌上共演と初対談は要チェックです。


<表紙・綴込ポスター>
『仮面ライダーウィザード』白石隼也×『仮面ライダーフォーゼ』福士蒼汰

<巻頭特集1>
『仮面ライダーウィザード』
 製作発表記者会見レポート
 白石隼也 インタビュー
 戸塚純貴 インタビュー

<巻頭特集2>
『仮面ライダーウィザード』白石隼也×『仮面ライダーフォーゼ』福士蒼汰 対談





9月1日発売
「特撮ニュータイプ10月号」



「最後の希望」に迫る大特集!
仮面ライダーウィザード

白石隼也らメインキャスト6人登場!

 操真晴人 / 白石隼也
 コヨミ / 奥仲麻琴
 奈良瞬平 / 戸塚純貴
 大門凛子 / 高山侑子
 ミサ(メデューサ) / 中山絵梨奈
 ユウゴ(フェニックス) / 篤海

スタッフインタビュー
 中澤祥次郎監督
 宇都宮孝明プロデューサー



(文責:石川啓)

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