アクマロを倒し、無事、六人揃って新年を迎えたシンケンジャー。束の間ではあるが、楽しいひと時を過ごしていた。そこに裃をした黒子が現れ、彦馬に書状を渡すのだが…
一方、六門船── 一人寂しく過ごすシタリのもとに太夫が帰ってくる。急にやる気を出したシタリは、アヤカシ・ヨモツガリを呼び出して…
脚本:小林靖子 監督:加藤弘之
東映ホーム > テレビ > 侍戦隊シンケンジャー > あらすじ一覧 > 第四十四幕 志葉家十八代目当主
2010年1月3日O.A. *12月27日の放映はお休みです
アクマロを倒し、無事、六人揃って新年を迎えたシンケンジャー。束の間ではあるが、楽しいひと時を過ごしていた。そこに裃をした黒子が現れ、彦馬に書状を渡すのだが…
一方、六門船── 一人寂しく過ごすシタリのもとに太夫が帰ってくる。急にやる気を出したシタリは、アヤカシ・ヨモツガリを呼び出して…
脚本:小林靖子 監督:加藤弘之
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今回のVSでは、京都撮影所と映画村にもご協力いただきました。そして、こちらは軍平こと海老ちゃんが炸裂しています。
片岡君や鈴木君が嫉妬して、ぼやく程、全てを飲み込んでいった印象です。さすが自ら豪快と言い放つ男、軍平です。と紹介しようと思ったのですが、何事も相性があるらしく、通用しないこともあるようです。一つ勉強になりました。町娘姿のことはが、軍平のボケにことごとくかぶせてきます。恐るべし、ことは。地元京都で、その実力をまざまざと見せつけました。
そんな二人と一緒にされて、千明と連はやり難かっことでしょう。が、片岡君は1年振りの連を演じる中に、確実に成長した姿を見せてくれましたし、鈴木君もどんなキャラクターと遭遇しても、千明としてのポジションを見誤ることはありません。
京都スタッフのご尽力のお陰で、撮影は非常にスムーズでした。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
キャスト、スタッフ、素晴らしい経験ができました。強行スケジュールで太秦に行ったその意味を是非是非スクリーンでお確かめ下さい。
12月27日の放映がお休み、ということで、変則ですが年末特別更新(^^;
現在、シンケンジャーは最終ライン中澤組を絶賛撮影中。年明けから始まる怒涛の展開、そして、その結末を最高のものにするべく、スタッフ・キャスト一同、全身全霊をかけて毎日の撮影に臨んでおります。
思えばちょうど1年前、中澤組(一・二幕)がクランク・インしました。当時はまだ頼りなかったキャストたちも、今では見違えるように成長し、堂々たるお芝居を見せてくれています。1カット1カット魂をこめた、1カット1カット観る者の魂を震わせる、素晴らしい演技です。
中澤監督も「シンケンVSゴーオン」の仕上げとダブるのを承知で、この最終ラインを引き受けてくれました。本当に申し訳ない、暮も正月もない、滅茶苦茶なスケジュールにもかかわらず、です。演者の限界を超えた演技を引き出す中澤監督ですが、今回は、最初から限界を超えた芝居に、自分の限界をも突破し、鬼気迫る演出を見せています。
長いようで短かったシンケンジャーの物語、残るは僅か6回。2月7日の最終幕まで1回たりとも見逃せない展開となっておりますので、何卒ご期待下さい。
12月17日、高梨臨ちゃんが21回目の誕生日を迎えました。シンケンジャー内において、殿と家臣の溝を埋めているのが白石茉子です。丈瑠の心情をフォローするなど、1年を通じ、常に難易度の高い芝居が求められてきました。しかし、難しい局面であればあるほど、それをいとも簡単に乗り越えていく彼女のカンの良さに毎回驚かされていました。自然体な演技の範囲において、監督の要求通り瞬時に切り替えた時などは舌を巻いたほどです。
実は、臨ちゃんにケーキを渡すのは今回2度目。昨年は、伊吹さんの撮入、そして記念すべき初の一筆奏上した日でした。慣れないショドウフォンに四苦八苦。余りの寒さに手がかじかみ、上手く開かない。5人のタイミングが見事に合わない。結局、ケーキを食べたのは、日没後でした。あれから早くも1年が過ぎたのです。あの日、何気なく発せられた「臨ちゃんは来年もう一度祝ってもらえるねー」という言葉が思い出されます。月並みですが、あっという間に過ぎ去った感のあるシンケンジャー。しかし、43幕分の重みは紛れなく彼らの自信となっているはずです。
今後は過去33作でシリーズ史上最高峰の大仕掛けが待っています。その戸惑いは、劇中キャラクターよろしく当人たちも同様のはず。その壁を6人はいかにして超えていくか。
シンケンジャーの根幹を揺るがす大事件が発生する中、6人の真価が問われます。伊吹さんをも、もらい泣きさせた渾身の芝居が続きます。この1年余りシンケンジャー尽くしだった彼らの集大成の扉が、もうまもなく開きます。目に焼き付けて下さい。
(文責:宇都宮孝明、大森敬仁、石川啓) |
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