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第四十四幕 志葉家十八代目当主

2010年1月3日O.A. *12月27日の放映はお休みです

あらすじ

アクマロを倒し、無事、六人揃って新年を迎えたシンケンジャー。束の間ではあるが、楽しいひと時を過ごしていた。そこに裃をした黒子が現れ、彦馬に書状を渡すのだが…
一方、六門船── 一人寂しく過ごすシタリのもとに太夫が帰ってくる。急にやる気を出したシタリは、アヤカシ・ヨモツガリを呼び出して…

 脚本:小林靖子  監督:加藤弘之

みどころ

世の中はクリスマス一色ですが、シンケンジャーは一足お先にお正月。というのも、シンケンジャー12月27日の放映はお休み、次回・四十四幕の放映は1月3日となりますので、みなさま、お間違えのないようm(__)m
ということで、楽しいお正月を過ごしていたシンケンジャーですが、外道衆には年末年始も関係ないようです。シタリが考えた志葉家当主暗殺作戦! 外道衆一の狙撃手ヨモツガリに、三途の川の鬼火を練って作った鬼火弾を渡します。志葉家当主の火のモヂカラと反応し、その体を焼き尽くすという恐ろしい鬼火弾、どうする丈瑠? どうするシンケンジャー?
そしてそして、裃を付けたちょっと偉そうな黒子さん(正月バージョン?by千明)の登場。果たして何を知らせに来たのでしょうか?
アクマロの「裏見がんどう返し」を阻止し、世界を守ったシンケンジャーですが、実は、とんでもない「がんどう返し」が作品にも仕込まれていたのです。スタッフ・キャストにもぎりぎりまで隠した驚愕のがんどう返し、シンケンジャー最終章の幕がついに上がります。見逃すと絶対後悔しますので、1月3日の放映ではありますが、是非是非ご覧下さい。

シリーズ途中からの登場にして強烈なインパクトを残し、ついに散ったアクマロ。それにしても怖かった~。衝撃的な登場回と意表を突く最期、その両方を担当された竹本監督が「見事にハマった」と絶賛したのが、アクマロの声を演じた堀川りょうさんでした。侍たちに相対する敵として、策士っぽい内に秘めた恐ろしさは、予想を遥かに超える威圧感をもって、シンケンジャーを絶望の縁まで追い詰めてくれました。シンケンジャーのキャストからも尊敬された堀川さん、去り際には記念撮影の嵐に見舞われておりました。アフレコ最終日は「侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!」の収録とも重なり、2人の監督に挟まれての記念撮影。そう、1月30日(土)公開の映画にも、アクマロは出演しておりますので、こちらも是非お楽しみに。


竹本組メイキング

そんな秘密があったとは… 佳境な感じします いいのか… 俺
本番は毛布ありません 剣の達人福沢さん 殺陣も可愛い橋口さん
帰ってきた裏正 アクマロの最期 どこへ行く十臓、
どこへ行く助監督(^^;
おまけ…
竹本組オールアップ! そして、侍たるもの…クリスマスにはキャラデコだ!


スーパー戦隊祭 侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!

今回のVSでは、京都撮影所と映画村にもご協力いただきました。そして、こちらは軍平こと海老ちゃんが炸裂しています。
片岡君や鈴木君が嫉妬して、ぼやく程、全てを飲み込んでいった印象です。さすが自ら豪快と言い放つ男、軍平です。と紹介しようと思ったのですが、何事も相性があるらしく、通用しないこともあるようです。一つ勉強になりました。町娘姿のことはが、軍平のボケにことごとくかぶせてきます。恐るべし、ことは。地元京都で、その実力をまざまざと見せつけました。
そんな二人と一緒にされて、千明と連はやり難かっことでしょう。が、片岡君は1年振りの連を演じる中に、確実に成長した姿を見せてくれましたし、鈴木君もどんなキャラクターと遭遇しても、千明としてのポジションを見誤ることはありません。
京都スタッフのご尽力のお陰で、撮影は非常にスムーズでした。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
キャスト、スタッフ、素晴らしい経験ができました。強行スケジュールで太秦に行ったその意味を是非是非スクリーンでお確かめ下さい。

2010年もシンケンジャー宜しくお願い致します

12月27日の放映がお休み、ということで、変則ですが年末特別更新(^^;
現在、シンケンジャーは最終ライン中澤組を絶賛撮影中。年明けから始まる怒涛の展開、そして、その結末を最高のものにするべく、スタッフ・キャスト一同、全身全霊をかけて毎日の撮影に臨んでおります。
思えばちょうど1年前、中澤組(一・二幕)がクランク・インしました。当時はまだ頼りなかったキャストたちも、今では見違えるように成長し、堂々たるお芝居を見せてくれています。1カット1カット魂をこめた、1カット1カット観る者の魂を震わせる、素晴らしい演技です。
中澤監督も「シンケンVSゴーオン」の仕上げとダブるのを承知で、この最終ラインを引き受けてくれました。本当に申し訳ない、暮も正月もない、滅茶苦茶なスケジュールにもかかわらず、です。演者の限界を超えた演技を引き出す中澤監督ですが、今回は、最初から限界を超えた芝居に、自分の限界をも突破し、鬼気迫る演出を見せています。
長いようで短かったシンケンジャーの物語、残るは僅か6回。2月7日の最終幕まで1回たりとも見逃せない展開となっておりますので、何卒ご期待下さい。


高梨臨ちゃん誕生日

12月17日、高梨臨ちゃんが21回目の誕生日を迎えました。シンケンジャー内において、殿と家臣の溝を埋めているのが白石茉子です。丈瑠の心情をフォローするなど、1年を通じ、常に難易度の高い芝居が求められてきました。しかし、難しい局面であればあるほど、それをいとも簡単に乗り越えていく彼女のカンの良さに毎回驚かされていました。自然体な演技の範囲において、監督の要求通り瞬時に切り替えた時などは舌を巻いたほどです。
実は、臨ちゃんにケーキを渡すのは今回2度目。昨年は、伊吹さんの撮入、そして記念すべき初の一筆奏上した日でした。慣れないショドウフォンに四苦八苦。余りの寒さに手がかじかみ、上手く開かない。5人のタイミングが見事に合わない。結局、ケーキを食べたのは、日没後でした。あれから早くも1年が過ぎたのです。あの日、何気なく発せられた「臨ちゃんは来年もう一度祝ってもらえるねー」という言葉が思い出されます。月並みですが、あっという間に過ぎ去った感のあるシンケンジャー。しかし、43幕分の重みは紛れなく彼らの自信となっているはずです。
今後は過去33作でシリーズ史上最高峰の大仕掛けが待っています。その戸惑いは、劇中キャラクターよろしく当人たちも同様のはず。その壁を6人はいかにして超えていくか。
シンケンジャーの根幹を揺るがす大事件が発生する中、6人の真価が問われます。伊吹さんをも、もらい泣きさせた渾身の芝居が続きます。この1年余りシンケンジャー尽くしだった彼らの集大成の扉が、もうまもなく開きます。目に焼き付けて下さい。

(文責:宇都宮孝明、大森敬仁、石川啓)

リンク

志葉丈瑠 松坂桃李
池波流ノ介 相葉弘樹
白石茉子 高梨臨
谷千明 鈴木勝吾
花織ことは 森田涼花
梅盛源太 相馬圭祐
日下部彦馬 伊吹吾郎
血祭ドウコクの声 西凜太朗
薄皮太夫の声 朴璐美
骨のシタリの声 チョー
筋殻アクマロの声 堀川りょう
腑破十臓 唐橋 充
ダイゴヨウの声 遠近孝一
ナレーション 宮田浩徳

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