志葉の殿様に会いに来たという一人の少年。その少年に、なぜか、丈瑠たちの折神が懐いてしまう。不審に思った丈瑠たちだが、少年の名前を聞いた彦馬はちょっと納得。
角笛の山から来た榊原ヒロくん。果たして彼の正体は?
一方、角笛の山を望む場所に立つアクマロ。配下のハッポウズに、この地に封印された禁断の力を探すように命じるのだが…
脚本:小林靖子 監督:中澤祥次郎
東映ホーム > テレビ > 侍戦隊シンケンジャー > あらすじ一覧 > 第三十二幕 牛折神
2009年10月4日O.A.
志葉の殿様に会いに来たという一人の少年。その少年に、なぜか、丈瑠たちの折神が懐いてしまう。不審に思った丈瑠たちだが、少年の名前を聞いた彦馬はちょっと納得。
角笛の山から来た榊原ヒロくん。果たして彼の正体は?
一方、角笛の山を望む場所に立つアクマロ。配下のハッポウズに、この地に封印された禁断の力を探すように命じるのだが…
脚本:小林靖子 監督:中澤祥次郎
モヂカラ発祥の地とも伝えられる・角笛の山。三百年よりさらに昔、この地の者が偶然作り上げたというのが、元祖折神・牛折神。しかし、その強大な力を制御することができず、禁断の折神として封印されている、代々「榊原」という一族によって…
志葉家の先祖もいたという角笛の山からやってきた少年・ヒロ。牛折神を制御する秘伝ディスクを完成させたというのですが、どうもお祖父さんと喧嘩して、勝手に山を降りてきたようで、う~ん、大丈夫か?
暴れだしたら街の一つ二つ簡単に消してしまうという禁断の力・牛折神を巡って、シンケンジャーと外道衆が激突する第32幕。絶対にお見逃しなく!
今回物語を左右する少年・榊原ヒロ役は、佐藤勇輝君。
実は、彼去年も中澤組に登場しています。あの時は、ペン回し少年。今年は牛折神を操る少年です。というか1年経って、随分成長していましたから、少年と青年の間といったところでしょうか。
彼が演じたヒロですが、子ども扱いからは卒業したいのです。ただ、周りから、まだまだ未熟者に見られていて。それが逆に自分自身の力を誇示したいと思わせるのかもしれません。思春期特有の感情の浮き沈みを佐藤君、自身を投影しながら、リアルに演じてくれました。
そして、ヒロの祖父、榊原藤次を演じるのは、森下哲夫さん。
ボウケンジャー(竹本組)でも登場して頂いた森下さんですが、中澤監督とは、実はメガレンジャー以来約10年ぶりの再会です。当時中澤監督は、まだ助監督。久しぶりの対面に、懐かしさと照れ臭さが同居している模様でした。監督として、仕事ができて相当嬉しかったと思います。
森下さんにより見事に「頑固じいさん」になった藤次さん。正直、こっ怖い。もしかしたら彦馬さん以上かも。いやいや、カメラマンの松村さん以上かも。そりゃ、ヒロがビビるのも仕方ないですよ。家出する気持ちも分かります。心中お察しします。
けれども藤次さんも、人知れず悲しい過去を持っています。拭いきれないトラウマが、ヒロへの厳しい姿勢になるのです。藤次とヒロ、この二人にもそれぞれの想いがあります。二人の、そして家族のドラマがあります。乞うご期待!
先週の日曜日、シンケンジャー一向、名古屋に行ってまいりました。
意外にも相葉君と涼花ちゃん以外は、初名古屋。銀幕版に関連して、各地を回ってきましたが、名古屋のファンの熱狂的な応援には、6人も驚いたと思います。しかし、そんな中いつも以上にテンションが高い男が一人。相葉君。そうです、彼にとって、名古屋は思い出の地なのです。デビュー前、ストリートダンスを始めたのがこの名古屋だったらしく、彼の中では凱旋舞台挨拶、万感の思いだったようです。しかし、余りにも舞い上がってしまい、途中「名古屋初心者の皆さん」と4人を表現してしまったがために、4人から冷たい視線を送られる一幕や、マグネッツ(参考文献 相葉弘樹ブログ)の相方相馬君からの容赦ないツッコミにより、ホームであるはずの名古屋が、みるみる内にアウェイにかわっていったのでした。
相葉劇場の後は、松坂君の「殿」に代わる、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる新キャラが登場し、もう二度と見られない?お宝自己紹介を臨ちゃんが披露するなど、見どころ満載笑いが止まらない舞台挨拶になりました。
終了後は、すぐに新幹線に飛び乗り、再び東京へ。泣く泣く、東海道線内での名古屋メシとなりましたが、手羽先とてんむすを頂きながら、きっとまた名古屋にと思った違いありません。名古屋の皆様、ありがとうございました。
そして、今回の銀幕版、最後を締めくくるのは、豊洲。400席が満席となり、まさに最後を飾るにはふさわしい場所を用意していただきました。6人もこの喜びと感謝の気持ちをどう表現したらいいか分からないようでした。
「銀幕版 侍戦隊シンケンジャー」、皆様のおかげで、歴代興行成績1位を獲得しました。多大なる応援を受け、そしてそのご期待に負けないよう、今後も精進して参ります!
|
|
|
|
(文責:宇都宮孝明、大森敬仁、石川啓) |
|
|
© 2009 テレビ朝日・東映AG・東映