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宇宙戦隊キュウレンジャー

DATA
2017年2月12日~2018年2月4日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

Space.5 9人の究極の救世主
2017年3月12日放送

ラプターがワシピンク=8人目のキュウレンジャーとなった。
スティンガーを仲間にできれば、伝説の救世主キュウレンジャーが現実のものとなる。
そんなタイミングで、オリオン号では改めて話し合いが行われていた。
キュウレンジャーを9人揃えることを優先すべきか、ショウ・ロンポーの指令である地球解放ミッションを優先させるべきか…意見は割れ、着地点を見いだせない。
 
ラッキー自身も、モヤモヤした気持ちが晴れないままだった。
『あんたら余計なことしてくれたな』
『あんたらが刃向ったお陰でひどい目にあってるんだ』
ユメパックン退治の際の人々の言葉が頭から離れずにいた。
 
そんなモヤモヤを払しょくするために、もう一度自分自身の目で確かめたいと地球に降り立ったラッキーたちは、再度暴れるユメパックンの元へ。立ち向かう地球人はやはりいないのか…と思った矢先、勇敢に抵抗する2人の少年に出会う。
 
そして、そこにエリードロンが現れる。背後にスティンガーを伴って…。
 
 
監督:杉原輝昭
 
脚本:毛利亘宏

ヒーローとは基本的には人々を守る使命を果たそうと頑張る方々です。つまり、守ってもらった側の視点において、ヒーローはヒーローとなる訳ですが、第4話でキュウレンジャーたちは耳を疑うような言葉を耳にします。
 
「子供の夢が奪われるだけで死ぬわけじゃないのに、あんたら余計なことして刃向かったおかげでひどい目に遭っている」
 
ユメパックンが支配する地域の人々は、平和でもなければ裕福でもない、夢は奪われる、それでも日常生活は営んでいけるからこれ以上は望んでいない、だから余計な波風を立てないでユメパックンを刺激しないで欲しい。
 
彼らの境遇になってみないと実態はわかりませんが、もしかしたら一理あるのかもしれません。でも、なんだか悲しいですよね…。ネガティブな思考によって、未来を閉ざしてしまってる状態、もはや心理的には絶望的な状況です。おそらく、自分たちでそれを改善していくことは困難でしょう。何かインパクトのある外的要因がない限り…。
 
キュウレンジャーは、そんな外的要因の一つになれるのでしょうか。
おそらくなれるでしょう。ただ、地球人のために、なりたいかどうか。それを問うところから物語は始まります。つまり、キュウレンジャーの中でも意見が分かれているのです。
 
キュウレンジャーたちは宇宙中から集まった個性あふれる宇宙人の巣窟ですから、考え方も本来はバラバラなんだと思います。そんな奴らが9人もいるのですから意見の対立は必ず起きると思います。そんなメンバー内の葛藤もこれから描いていければいいなあと思っています。
 
OPの歌詞にもありますが、『やらない理由とか探さずに』―これが番組のテーマですから、当然、物語内でキュウレンジャーたちが持つ矜持でもあります。余計なお世話かもしれませんが(笑)まずやってみる。御託を並べずに、現状維持で満足せずに、より上を目指して。なぜそうするのか。その方が楽しいと思うから。異論を唱える方もいるかもしれませんが、少なくともキュウレンジャーはそういう心持ちで一年間戦っていきます。
 
だがしかし、肝心のメンバーはまだ9人揃っておりません。
何故か味方になってくれないスティンガー/サソリオレンジさんの問題が残っています。
第5話は、上に書いたような『地球は守るに値する星か』というテーマに加え、スティンガーの謎の行動の秘密が明かされます。なぜ敵側に与しているのか、その理由はなぜか。
彼の過去にも少し触れることになりますが、どうやら彼には兄がいたようです。
 
そのスティンガーの兄・スコルピオを演じていただくのは、仮面ライダー鎧武/ガイムで
呉島貴虎/仮面ライダー斬月、斬月・真を演じた久保田悠来さんです。
 
この抜擢には少々迷いがありました。
私も鎧武/ガイムに携わっておりましたので、久保田さんは一年間の苦楽を共にした大事な仕事仲間であります。その一方で、番組終了後も個人的に仲良くさせていただいておりまして、俳優としてだけでなく、1人の友人として非常に信頼している方でございます。
そんな久保田さんと再びお仕事で向き合うというのは相当な覚悟がいります。もちろんお願いする以上、彼が演じたいと思うような物語、役にしなくてはいけないし、その過程では彼と衝突する可能性だってあります。それでも、私が初めてプロデュースする作品には必ず力になりたいと常々おっしゃって下さっていた久保田さんの言葉が嬉しくて、今回運よく、俳優・久保田悠来にぴったりな役が生まれたことを受けて、葛藤の末思い切ってお声がけさせていただきました。この場を借りて、感謝を申し上げたいと思います。(面と向かっては恥ずかしくて言えないので笑)
 
スティンガーの兄・スコルピオ…おそらく相当なインパクトを残してくださると思いますので、第5話はもちろん、今後も含めて、楽しみにしていただければと思います。
 
それでは第5話もぜひ、お楽しみに!!!

☆おまけ☆

キュウレンジャーのメンバーが、スターチェンジを巡って、あっちこっちで大騒動!?
『宇宙戦隊キュウレンジャー 変身講座 ~君も一緒にスターチェンジ~』
 
本編第4話では、ラプターに妄想癖があることや、スパーダがキュウレンジャーにとってお父さんのような存在で、ちょっと世話焼き?だということが分かりましたが、変身講座ではまた一風違った2人が見られます!ということで第4話はワシピンク&カジキイエロー編。レクチャー、コメディ、アクションときて、4話は…えーと…ファンタジー!?
………違うか(笑)ぜひ、お楽しみください!
 
第4話:ワシピンク&カジキイエロー編!!
https://youtu.be/9bGdXZl_uyk

第1~3話と合わせてご覧になる場合はこちらのページへGO!
http://sentai.b-boys.jp/kyu/movie/

(文責・望月 卓)


「Space 4. 夢みるアンドロイド」、いかがでしたか?
 
個人的には自分の夢、をめぐってラッキーが応援してくれたり、スパーダに心配されたり、
と大忙しなラプターが女子的に羨ましいな…なんて思ったりしたわけですが笑
 
そんなことは置いておいて…
今回はラプターの冒頭壮大なる妄想バトルシーンの裏話、
大賑わいのショウによるダンスショー秘話、そして次回ゲスト紹介をお届けします☆
 
まずは

1. 壮大☆妄想バトルシーン裏話

さて、今回クローズアップされたラプターの妄想癖ですが…
実は冒頭の妄想バトルシーンは台本上での記載は僅か。
長さの問題で泣く泣くカットされてしまったカットも多いですが、
監督の発案、アクション監督・福沢さんの頑張りにより普通の立ち回りシーンとおなじくらい、力の入ったアクションシーンになったのでした!
 
場所は特撮の聖地、と呼ばれる岩舟山で撮影。
いわゆるザ・特撮!で見ることのできる

写真左「ナパーム爆破」、写真右の「色粉」なんていうのもちゃんと取り入れてまして、
このシーンを見れば特撮がわかる! なんていわれると怒られそうですが…
そんなこだわりのシーンに仕上がっておりますよ☆

写真は、妄想空間でおおげさにやられるエリードロン、の演技指導をする杉原監督!
 
お次は

2.ショウのダンス裏話☆

こちらも台本での記載はありつつ、
杉原監督のアイディアとショウ・ロンポーアクター・日下さんのおかげで素敵なシーンになった箇所の裏話!
 
今回ショウの発案により、はじめて5人戦士選抜、のアイディアが登用されたわけですが…
今回その5人選抜をする際に初登場、抽選の機械が初登場。
こちら「キューレット」というのですが、
このキューレットにキュータマを入れて誰が選抜されるか…というドキドキのタイミングでなぜかショウが踊りだしましたね(笑)
 
チャンプが「なぜ踊った?」
とツッコミを入れるくらいですが、きっとショウの中でダンスをする意味はあるんでしょう(笑)今後も描かれるかはお楽しみですが…
 
実はこのダンス、アクターの日下さんに杉原監督からでたキーワード
「ディスコ風」をあらかじめお伝えし、動きを事前に考えてきてもらいつつ、
監督と現場で話しながらアドリブで作られたものなのでした!

そんな創意工夫のこらされた楽しいシーンでしたが、
神谷さんのアドリブ「ヘイヘイヘーイ!」が入り
さらにラプターのやる気のない「はい、はい」というM・A・Oさんの素敵アドリブが加わると、拍車がかかってシュールなシーンになったのでした(笑)
 
そして

3.次回ゲスト予告☆

次回、3人の新キャラクターが登場!
まず今まで地球人たちにそっけない反応をされてきたラッキーたちでしたが…
久々にアツい、そして強いハートを見せてくれる地球人が登場!
しかも!敵に立ち向かう強いハートの持ち主がなんと子どもの兄弟!?

*演ずるは寒い中の撮影、大人顔負けで頑張ってくれている
田口翔大くん(佐久間小太郎役)と大藤瑛史くん(佐久間次郎役)です!
とってもかわいいけど強い2人に要注目!

また、なんと衝撃サプライズ!トップ画にもちらっと写ってますが…
「仮面ライダー鎧武」にて呉島貴虎/仮面ライダー斬月役で登場した
久保田悠来さんがキュウレンジャーにご出演決定!

なんとスティンガーの兄・スコルピオとして登場します!!
どんな役柄なのか、その詳しいご紹介は次回…!
 
近藤浩徳さんが声を演ずる強烈なキャラのユメパックン、も引き続き登場しますので
お楽しみに☆☆

(文責・小髙史織)

☆宇宙からの極秘ミッション☆
~余計なお世話をしてきなさい!?~

ついに4話で、地球に降り立ったシシレッド。
そんな中、シシレッドは極秘ミッションのためもう一つの新天地にもお邪魔していたのです!
その場所はなんと・・・バラエティ番組!!
今回シシレッドに課された極秘ミッションがドッキリのお手伝いをすることなのでした!!
 
さて、この度なぜそのような運びになったかと申しますと…
 
「余計なお世話かもと思いながら、誰かのために何かやってあげたい」
皆さまも、そんな気持ちになったことありませんか!?
そんな素晴らしきおせっかいを叶えるバラエティ番組がテレビ朝日さんにて放送されることとったのです!
 
その名も・・・

2017年3月10日(金)23:15~24:15放送

ダイレクトなお名前に、宇宙一運の良い男・ラッキーもシンパシー感じまくりなことでしょう(笑)
その番組内に、スーパー戦隊をこよなく愛してくれている子供たちを持つパパがご登場されます。
そのパパといえば、家族の序列は残念ながらぶっちぎりの最下位。戦隊ごっこでも子供たちがヒーローでパパはいつもやられ役といった次第。
そこで、威厳を失いっぱなしのパパにヒーローになってもらい、子供たちの前でかっこいい姿を見せて威厳を取り戻してあげる手伝いをしたい。
そんな企画のため、シシレッドに白羽の矢が立ったのであります!
つまり、パパから子供たちに対してのドッキリということですね。
もちろん、余計なお世話かもしれませんが・・・(笑)
 
そこでまず、子供たちにパパが強いと信じてもらうため、ヒーローとしてパパがシシレッドと共闘する仕込み映像を作ることになりました。
驚くなかれ、パパとシシレッドのアクションシーンでは、監督に須上和泰さん、アクション監督におぐらとしひろさんを始め、これまでスーパー戦隊に携わって頂いているスタッフの方々にもご協力いただき、本編と変わらぬ臨場感と迫力でもって演出されております!

それに応えるかのようにパパもやる気十分!
そんな気になるパパが扮するヒーローのお名前はというと、威厳戦士パーパ!!

「よっしゃ、ラッキー!!」と思わず言いたくなるネーミングセンスですが、それもご愛嬌ということで(笑)
初めての撮影に加え、朝から晩までハードなアクションの連続にも関わらず、弱音一つ吐かずヒーローをやりきって頂きました。
これもひとえに愛する子供たちのためということに間違いありません!
 
 
お次は、いよいよドッキリの本番撮影です。
愛知県は豊橋市のご実家にお邪魔し、出来上がった仕込み映像を使って子供たちにドッキリを仕掛けてきました!

まだ街が眠る早朝、我々はお宅の近くにスタンバイしました。
スーパースターといえど、むろんドッキリのお手伝いは初めてのこと。
一発勝負の緊張感溢れる中、いつものごとく「よっしゃ、ラッキー!!」とは言っていられません。
そして子供たちが毎週そうするようにキュウレンジャーの放送を前のめりに見ているさなか、急に画面に砂嵐が現れ、映像がおもむろに切り替わって・・・
 
おっと、これ以上多くは語れません・・・
(この続きはオンエアにて!下記詳細あり!)
しかし数々の努力が実ったとてつもなくおもしろい仕上がりになったことは自負しております。
決して余計なお世話で済まされる出来ではないことを約束いたします(笑)
 
威厳戦士パーパとシシレッドのアクション、並びに子供たちのドッキリされた表情など見ていただきたいところはたくさんあります!
個人的には、ニチアサから一転、夜の出演にドキドキしているわけでありますが(笑)
 
そして気になる結末は、パパは威厳を取り戻し「よっしゃ、ラッキー!!」となったのか、それとも・・・。それは見てのお楽しみ!!
ぜひぜひぜひ!ご期待くださいませ!!

「余計なお世話かもしれませんが…」(テレビ朝日)

☆放送日時
放送日:2017年3月10日(金)
時間:23:15~24:15

☆番組について
余計なお世話かも…と思いながらも「誰かのために何かをやってあげたい!!」
と思うことありませんか?
「余計なお世話は世界を救う!」という勝手な考えのもと、
余計なお世話かもしれないけど世のため人のためになるかもしれないことをやるロケ番組です。
くだらないお世話から、心にジーンとくるお世話まで笑いあり、涙ありの1時間です!!
スタジオでは、柳原可奈子、高橋みなみ、おかざき(岡崎体育)が見守ります。
岡崎体育はなんとナレーションに初挑戦!!声だけの表現でも新たな旋風を巻き起こす!?
 
☆主な出演者
余計な住人:柳原可奈子、高橋みなみ、おかざき(岡崎体育)

番組URL
http://www.tv-asahi.co.jp/yokeina_osewa/

(文責・川勝宥典)

PAST EPISODE 過去のエピソード

NEWS ニュース

INFORMATION 番組情報

CAST
シシレッド/ラッキー:岐洲 匠
サソリオレンジ/スティンガー:岸 洋佑
ヘビツカイシルバー/ナーガ・レイ:山崎大輝
カメレオングリーン/ハミィ:大久保桜子
カジキイエロー/スパーダ:榊原徹士

STAFF
【チーフプロデューサー】 佐々木基(テレビ朝日)、井上千尋(テレビ朝日)

【プロデューサー】  望月 卓(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)、深田明宏(東映エージエンシー)

【原作】 八手三郎(講談社「テレビマガジン」/小学館「てれびくん」連載)

【脚本】 毛利亘宏

【音楽】 山下康介

【主題歌】 オープニングテーマ「LUCKYSTAR」
エンディングテーマ「キュータマダンシング!」

【コンセプトアート】 久正人

【監督】 柴﨑貴行、杉原輝昭 ほか

【アクション監督】 福沢博文

【特撮監督】 佛田 洋(特撮研究所)

【制作】 テレビ朝日/東映/東映エージエンシー

LINK テレビ朝日 公式サイト

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