獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ
- 東映特撮ファンクラブにて絶賛配信中!
2017年6月9日配信
(バンダイ公式YouTubeチャンネル、東映特撮ファンクラブにて)
ジュヨンを斬りつけたゴールド。一体なぜ‥‥? だか、そこに殺意はないとジュヨンは感じていた。
デイザルスたちは、竜の王の力を得るべく、ゴールドに狙いを定めるが‥‥。
脚本 下山健人
監督 坂本浩一
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みどころ
ジュヒョクが必死に隠してきた真相が、しだいに暴かれようとしています。
物語も大詰め。
ここから先は、「燃え」と「泣き」のつるべ打ち。もしかして「萌え」も?!
ここで訂正とお詫び。
前回 KING 9
のサブタイトルは『見せてやる! 最強最大の合体』。
合体……してませんね。ええ、嘘つきました。『最強最大の変形』じゃ締まらないもので……。
開き直って――いえいえ、気を取り直し、今度こそブレイブギガントキョウリュウジンの登場です。
「デカすぎ!」とジナリックを驚かせたブレイブギガントブラギオー。
CG表現だからこそ、設定どおりの縮尺が実現。あんなにデカいんです。さらにブレイブキョウリュウジンとも合体なんかしたら、いったいどうなってしまうのか!
こぼれ話
今回はスーツアクターの方のご紹介。キョウリュウジャーブレイブのアクションは、B.O.S-Entertainment(
http://www.bos- entertainment.com/
)と組んでいます。
レッド | 鈴木大樹さん |
ブラック | 原隆太さん |
ブルー | 下川真矢さん |
グリーン | 大隈厚志さん |
ピンク | 山口仁美さん |
ゴールドは岩上弘数(いわかみ・ひろかず)さん。ニュージーランドPowerRangerでは、坂本浩一監督とも旧知の仲です。
岩上さんは、奇しくも配信がほぼ同時になりましたが、―――撮影順番は「キョウリュウジャーブレイブ」 →「仮面ライダーアマゾンズ シーズン2」
―――アマゾンアルファを演じています。(
アマゾンプライムビデオで絶賛配信中!
)
BOSチームの戦隊ヒーローへの熱い思いで、キョウリュウジャーブレイブを演じていただきました。
トリン、キャンデリラ、ラッキューロは、前作に続き、岡元次郎さん、蜂須賀祐一さん、神尾直子さんが演じています。
撮影前に、キャストとスーツアクターが組んで、アクション練習をしたのですが、こんな風景が。
セヨンさんが、鈴木大樹さんに「年いくつですか?あ、お兄さんですね」と。
韓国は年齢の上下関係を重要視して、初対面でも年齢を聞くのが普通だそうです。ホントなんだーと思いました。
現場では、「大樹!」「セヨン」と呼び合っていて、いいコンビネーションでした。鈴木さんは、後に、偶然後楽園で、MY NAMEのイベントも見たそうですよ。
今回はBOSさんで12人チームを立てて、幹部怪人、ゾーリ魔、補助をチームでやるという撮影の仕方でした。坂本監督によると、パワーレンジャー方式だそうです。
実は今回、韓国で声優さんがアフレコをするに当たり、サンプルが必要で、怪人の声は、撮影終了後に、スーツアクターさんがセリフを読みあげて下さいました。
中でも、デイザラスを演じた井上象策さんはいい声で、熱演で、「BOS劇場」と呼んで、監督、スタッフも楽しみにしておりました。
抜群のチームワークに感謝です。
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●白倉Pの韓国語こぼれ話●
韓国でのタイトルは『パワーレンジャー ダイノフォースブレイブ』。
ハングルでは「파워레인저 다이노포스 브레이브」。これを読むと、「パウォレインジョ タイノポス プレイブ」。
え、タイノポス? プレイブ?
韓国語では、語頭(単語の最初)は基本的に濁らないそうで。また、F音はPになるらしく、Dinoforce は「タイノポス」。
おなじく、ファイヤーは「パイオ」、ギガブラギガスは「キガブラギガス」。ゴールドも「コルドゥ」です。
と、いうのがセオリーなのですが、キャストの実際の発音は、「ダイノフォース」「ファイヤー」「ゴールド」等、英語に近い形だったり、あるいはハングルどおりだったり。外来語はケースバイケースなのか?
ただし、ひとの名前はセオリーどおり。
私たちは便宜上、ジュヨンだジュヒョクだ呼んでますが、原語では「チュヨン」「チュヒョク」が正しい呼び方(語頭なので)。「ジュヨン」と濁るのは、名字をつけて「クォン・ジュヨン」とフルネームで呼ぶような場合です。
ムン・ジェイン新大統領も、下の名前だけならチェインさん。かつて流行った『冬ソナ』のカン・ジュンサンも、名前だけならチュンサン。
こうした使い分けは、私たちにはわかりづらく、日本版では、濁ってるバージョンで統一させてもらってます。
外国語は、ルールや考えかたが日本語とはぜんぜんちがうところが、難しいですけど面白いですね!