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科捜研の女 16

DATA
2016年10月20日より毎週木曜よる8時放送
放送は終了いたしました。ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第16話 地獄のバスツアー
2017年3月2日放送

京都市内でバスジャック事件が発生。
なんとそのバスには、マリコ(演・沢口靖子)が乗り合わせていた――
 
マリコは、とある殺人事件の現場から、解剖が行われる洛北医大に向かうためにバスに乗っていたのだった。
バスジャック犯は猟銃を所持。
マリコら乗客をそれぞれ座席に拘束すると、運転手に銃をつきつけ、バスを指示通りに走らせ始めた。
 
必死で捜査にあたる土門刑事(演・内藤剛志)たちだが、バスの居所も、犯人の正体もわからない。
そもそも犯人側からの要求もなく、捜査陣はこのバスジャックの意図を計りかねていた。
 
乗客はマリコのほかに4名。
おしゃべりなパートの主婦・可奈子(演・小川菜摘)。
病弱なサラリーマン・江上(演・少路勇介)。
ラーメン屋で働くチンピラ風の青年・倉森(演・鈴木貴之)。
若くて派手なアパレル店員・由真(演・矢野優花)。
運転手の松尾(演・甲斐将馬)とマリコを含めて、人質は6名だった。
 
やがてバスジャック犯は、この6名の人質に対して奇妙な要求を始める。
「お前ら全員、自己紹介しろ」
さらにバスジャック犯は、人質全員にカレーを配りはじめるのだった――
 
このバスジャック犯の真の意図とはいったい?
マリコは人質でありながら、バスの中である「鑑定」を試み、犯人の正体に迫っていく。
 
 
脚本:李正姫
 
監督:森本浩史

ゲスト

林泰文
小川菜摘
少路勇介
鈴木貴之
矢野優花
甲斐将馬
篠原真衣
ほか

みどころ

推理ドラマ主人公のご多分にもれず、マリコもなかなか「行く先々で事件に遭遇」するタイプです。
休暇をとって遊びに行っていた福井でも、仕事の帰りに道に迷ってたどりついた洋館でも、母親のために通っていた「夫婦愛修復セミナー」でも、殺人事件に巻き込まれてしまうのです。
これまでも拉致されたり、監禁されたり、散々な目に逢ってきました。
 
今回はそんなマリコがバスジャックに遭遇します。
「美人デザイナー殺人事件」の遺体発見現場で検視を行っていたマリコは、そこから解剖に立ち会うべく、バスに乗り込みます。
日々の激務のせいか、目を閉じてうとうとしかけるマリコ。
すると突然、乗客の男が、覆面姿で猟銃を発砲したのです。
「このバスを乗っ取った!」
この一言で、地獄のバスツアーが幕を開けました。
 
でもこのバスジャック犯、なんだか変です。
6人の人質に向かって猟銃を突きつけたかと思えば、
「おいお前ら、自己紹介しろ」
人質同士、親睦を深めろとでもいうのでしょうか。
自己紹介が終わると、なんと今度はカレーを配り始めます。
犯人自らが鍋を火にかけてあたためたカレーです。
命令はただシンプルに、「食え」
そして、野菜しか食べない人質に対しては、
「肉もうまいから食え」
と奇妙な指示がくだります。
 
奇妙なのですが、猟銃をつきつけられながら命令されるので、
人質たちは従わざるをえません。
緊張感と滑稽さが混じり合うバスの中の微妙な空気を、
森本監督が絶妙なバランスで演出してくれました。
 
さて、マリコは、というと・・・
バスの中です。
人質です。
鑑定道具なんてありません。
でも、そんなこと、我らがマリコさんには関係ありません。
ジャム、割りばし、ペットボトル…
バスの中にある日用品を駆使して、とある「鑑定」にチャレンジします。
科学の「裏ワザ」を使ったこの鑑定。
はたしてマリコは真実にたどりつけるのでしょうか――?
そしてこのバスジャックと「美人デザイナー殺人事件」との奇妙な符合とはいったい――?
 
木曜20時。皆さまを、スリル満点のバスの旅にご案内します。


今週の「マリコの衝撃的シーン」

「変なバスジャック犯」が登場する今回ですが、
マリコも、負けず劣らず「変な人質」です。
 
さすが百戦錬磨のマリコだけあって、猟銃を突きつけられても毅然とした態度。
いや、「毅然とした」どころではありません。
犯人のズボンに気になる付着物があれば、
「ああっ!」とバスに揺られたふりをして、犯人の足にかじりつき、付着物をゲット。
こっそり手持ちのルーペで鑑定までしてしまいます。
マリコさん、本当に無茶が過ぎます。

(文責・中尾亜由子)

第15話こぼれ話

15話、いかがだったでしょうか!?
洞察力に優れ、冷静で利発なマリコさんがここまで騙されてしまうお話は、「科捜研の女」史上でもかなり異端のお話だったのではないかと思います。
冒頭から被害者として登場していた野宮枝織(演・小松彩夏さん)に対し、マリコさんは「今度は私が頑張る番。科学で紗代子さんを救ってみせる。あなたのためにも。」と枝織の手を取りまっすぐな目で訴えかけてさえいました。
なのにまさか、すべての主犯がこの被害者面をしていた野宮枝織だったとは・・・。
いやあ、野宮枝織。とんでもない演技派娘。とんでもない凶悪犯です。
 
この15話は、「観ていただく方を本気で騙す」というのが、脚本の戸田山さんとプロデューサー陣が決めたテーマでした。
そして、この大きなチャレンジを遂行するためのキーパーソンが期待の新鋭・西片友樹監督です!西片さんはこれまで『科捜研の女』を助監督として支えてきてくださっていましたが、今回はついに監督として登板。商業作品としてはこれがデビュー作となります。
 
思えば、西片監督の快進撃は、クランクインの前からすでに始まっていました。
脚本打ち合わせの段階から自発的に、ポラロイドカメラで撮ってきた数枚の写真を持参し、その実験結果に基づき「気温によって印画紙にプリントされる色が変わる」というアイデアを提案。戸田山さんがそのアイデアを採用して脚本に組み込んでくださいました。西片監督の案は、まるでジグソーパズルの最後のピースのように、科学トリックの大事な部分にピタッと当てはまり、この「皆を騙すぞミッション」の脚本は出来上がりました。
 
新人監督には難易度が高いかもしれない脚本(?)を携えて挑んだ西片監督の現場。初登板にも関わらず少々ハードな始まりでした。
なにせ、この時期に、山での話。冬山ですよ。
しかもこんなタイミングで大寒波が襲撃。
クランクイン初日を予定していた日は、大雪のため山に登れず延期、気を取り直しての後日クランクインするも、朝から雪のため事故渋滞があって到着が遅れ・・・と、少々どころかかなりハードに始まりました。
 
ですが、そんな逆境はものともせず、初日から西片組には凄まじい熱気がありました。
雪が降るなかでのナイター撮影も、監督の掛け声でぐいぐいと進んでいきます。

「西片組は、監督のために頑張ろうと皆気合を入れて、ますますいい雰囲気で撮影が進んでいる」というスタッフの声もありました。さすが現場育ち、高い人徳!
沢口さんも、西片監督は指示がとても的確で、監督の撮りたい画が分かるのでとても演じやすいですと絶賛されていました。
 
「写真を並び替えると物語が全く違うものになる」という難しい題材で、「観てくださっている方をどこまで騙せるか」という大きなチャレンジに挑んだ西片監督。
試写を観て、皆とても分かりやすかったと評判でした。
私も試写で出来上がりの画を見てど肝を抜かれました。
林のなかを駆けて逃げる枝織と優介さんの冒頭カット。
なんじゃこの画は! 超かっこいい!
いつもとはまた違った科捜研の女を撮ってやるぞ!という西片監督の気迫を初っ端から感じました。掴みからして完璧!
もしこのお話で、みなさんもマリコさんと一緒に騙されてしまっていたら・・・これ幸いでございます。
 
監督、改めて初登板本当にお疲れさまでした!
これからの西片監督の進撃がますます楽しみです!

看護師・Kさん登場!

「科捜研の女」今クールの主題歌を担当してくださっているKさんが、実は15話に出演されていたこと、お気づきになられた方もいらっしゃるでしょうか!?
先週土曜日からWebニュース等で情報解禁があり、放送当日には、朝からワイドショー等でもインタビューや舞台裏の映像がいくつか放送されていましたので、もしかしたらそちらのニュース等を受けて注目して観ていただいていた方もいらっしゃるかもしれませんね!
 
気づかなかった! という方のためにご出演シーンをおさらいすると・・・
Kさんが演じてくださったのは、野宮枝織の入院した先の看護師役。
病室へ事情聴取にやってきたマリコさんと土門さんに、枝織はポツリポツリと記憶をたどるようにして、山で何があったのかを話します。
 
そんな枝織さんを見守る看護師・Kさん。

記念すべきファーストバックショットです。
まだお顔は見えません。
 
優介さん(演・大迫一平さん)が撃たれたということを話すにつれ、次第に取り乱す枝織(こちらも芝居だったのかと思うと、やはりとんでもない悪女ですね・・・)
 
そしてここで、ついに看護師・Kさん、登場!

機敏な動きで、サッ! と枝織に駆け寄り、
「野宮さん、どうされました!?」とのセリフ。
 
そして医者(演・工藤雅彦さん)の応援を呼ぶ看護師・Kさん。
おっ、ヨリです!

これはもうどこからどう見てもKさんです! かっこいいです。
 
慌てて駆け寄る医者と、枝織を見守る看護師・Kさん。

引きでもかっこいいです! お顔がめっちゃ小さい!
以上のKさんご出演シーン、みなさま思い出して頂けましたでしょうか!?
 
実はKさんの撮影にあたり、現場から粋なサプライズがありました。
ヒントはKさんの「名札」なのですが、お気づきになった方はいらっしゃいますでしょうか!?

実は名札の名前が「東野 圭」となっていました。
そうです、東野 Kさんです!(笑)
この名前は、持道具・井上さんが用意した粋なサプライズだったのでした。
本番直前、衣裳に着替えて準備万端のKさんに、井上さんが名札をそっと差し出すと…
Kさんはすぐに名前の意味に気づき、大変喜んでくださっていました。
 
そんな井上さんのサプライズもあって!? 当日の現場は和やかなムードで進み、Kさんもとても自然な演技で1度もNGを出すことなくスムーズに演じ切られていました。
撮影の合間、Kさんに「初のドラマ撮影はいかがですか?」とお声をかけたところ、楽しいです! とニコり。
ドラマの撮影は、カメラが回った瞬間、一瞬にして全体の空気が変わることに驚いたとおっしゃってしました。少しライブの感覚に似ていると思います、とのことで、Kさんがドラマ初出演にも関わらずとても堂々と立ち振る舞っていらっしゃる理由が少し分かったような気がしました。
撮影後のインタビューでは、沢口さんからも「ドラマ初出演なのに、きちんと監督の指示を聞いて的確に演じていらっしゃいましたので5段階評価の5です!」と大絶賛。
こうして無事、堂々たるドラマ初出演を飾られたKさんだったのでした。
 
そんなKさんが提供してくださった「科捜研の女」の主題歌「シャイン」は、昨日2月22日よりシングルリリースされています!
ぜひぜひチェックしてくださいね!
 
来週は、マリコさんVSバスジャック犯のお話です!
お楽しみに!

(文責・東映プロデューサー補 上浦侑奈)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊 マリコ ……… 沢口靖子

土門 薫 ………… 内藤剛志

風丘早月 ………… 若村麻由美

宇佐見裕也 ……… 風間トオル

藤倉甚一 ………… 金田明夫

日野和正 ………… 斉藤 暁

相馬 涼 ………… 長田成哉

橋口呂太 ………… 渡部 秀

涌田亜美 ………… 山本ひかる

蒲原勇樹 ………… 石井一彰

佐伯志信 ………… 西田 健

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤本一彦(テレビ朝日)、藤崎絵三(テレビ朝日)、塚田英明(東映)、中尾亜由子(東映)

【監 督】森本浩史、田﨑竜太 ほか

【脚 本】戸田山雅司、櫻井武晴 ほか

【制 作】テレビ朝日、東映

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