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科捜研の女 16

DATA
2016年10月20日より毎週木曜よる8時放送
放送は終了いたしました。ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第10話 偽りの鏡
2017年1月19日放送

女性ファッション誌の読者モデル、幸田みちる(演・宮地真緒)が殺された。
みちるは自身の華やかで充実した毎日の様子をブログに書きつづっていた。
だが土門刑事(演・内藤剛志)らの調べによって、ブログの記事はウソだらけだったことがわかる。
「愛されている自分」「幸せな自分」を読者にアピールするために、ウソを重ねていたようだ。

やがてみちるが事件当夜、児童文学作家の牧京子(演・黒田福美)と二人で食事をしていたことが判明。
京子は代表作の『マリー姫と真実の鏡』がハリウッドで映画化も決定しているほどの人気作家で、みちるは彼女のファンだったという。
京子は事件当夜、食事を終えて別れた後、みちるに近付く一人の女を目撃したと証言。
だが、女の顔は覚えていないという。
そもそも事件当夜、なぜ多忙をきわめる人気作家の京子が、一ファンにすぎないみちるとプライベートで食事をしていたのか。
土門刑事が追及するも、京子は何かを隠しているようで――

いったい京子が目撃したという女の正体は?
そもそも、ほんとうに京子は女を目撃したのだろうか?
その真相を探るべく、マリコ(演・沢口靖子)は新たな鑑定方法を思いつき、京子に会いに行くのだが――
 
 
脚本:岩下悠子
 
監督:小川岳志

ゲスト

黒田福美
宮地真緒
久保田悠来
広澤草
小須田康人
かとうあつき
ほか


みどころ

いま私たちの身の回りは、私生活を綴ったブログやSNSであふれています。
豪華なレストランでの写真からは、反対側でシャッターを切っているだろう裕福な恋人の存在が、
仕事仲間とのグループショットからは豊富な人脈と充実した仕事ぶりが、
自分がいかに滑稽かをつづった「自虐ネタ」からは、個性的なユーモアセンスが匂い立ちます。
日常のなんらかの部分を「切り取って」発表するということは、そこには多かれ少なかれ「見せたい自分を見せる」ための「自己演出」が存在するのかもしれません。
 
今回のエピソードは、そんな「演出」が暴走し、
「キラキラした生活を送る自分」をアピールするために、ウソのブログを書いていた女のお話です。
 
宮地真緒さん演じる読者モデルの幸田みちるは、
自称「トータルライフブライトナー」。
直訳すると「人生を輝かせる人」となりますが、
その名の通り、彼女のブログの記事には輝かしい生活が綴られています。
フラワーデザイナー、ハーブコーディネーター、アロマテラピーアドバイザー、ワインコンシェルジュ、コーヒーソムリエ、スイーツマイスター、ファッションアナリスト・・・・これ全部、彼女が名乗っている肩書きです。
「意識高い系」の彼女は趣味に仕事に充実した毎日を送っているようです。
さらに目を引くのは、一流企業に勤めるイケメンの旦那さんからの愛されっぷり。
休日には「チキンフロレンティーヌ」という凝った手料理を作ってもらい、
高級なジュエリーをいくつもプレゼントされた、とブログには書かれています。
 
ところが、これが真っ赤なウソだったのです。
旦那さんに聞き込みを行った結果、「作ってもらった」と自慢げに書きつづっていた豪華なお料理は、彼女が自分で作ったものでした。
一人ぼっちの食卓なのに二人分の食器を飾って、「旦那と二人」感を演出するという涙ぐましい芸の細かさ。
さらに「旦那さんがプレゼントしてくれた」という高級アクセサリーの数々も、実は彼女が自分で購入したもの。それをあたかも旦那さんが撮ってくれたかのような角度でセルフタイマーで写真を撮り、ブログに載せていたのでした。
 
そんな必死なみちるの姿はどこか滑稽ですが、共感できるところもあります。
幸せな自分、愛されてる自分、やんちゃな自分、成功している自分、人とは違う個性的な自分…どんな自分に見られたいかは人それぞれですが、「見せたい自分」を見せようとする、その心境は普遍的なものかもしれません。
 
さて、そのみちるが殺されてしまう謎を追うのが今回のエピソードですが、
殺された晩に会っていたのが、世界的な児童文学作家の牧京子先生。
児童文学作家ともなれば、「自分をよく見せるために躍起になっている」みちるとは、真逆の存在に思えます。
実際、黒田福美さんが演じてくださったこの京子先生は、世間のしがらみを超越したところにいるような、優美な雰囲気をまとったキャラクターです。
ですが、マリコと土門の調査が進むにつれて、京子先生にもどうやら隠しごとがあることがわかってきます。
さらには読者モデルに憧れる第3の女も登場し・・・
児童文学作家と、児童文学作家になりたい読者モデルと、読者モデルになりたい主婦。
3人の女たちが繰り広げるドラマをお楽しみください。
 
「見せたい自分」にとらわれて窮屈な思いをしている人たちに注がれる、優しい眼差し――脚本家の岩下悠子さんが紡ぐ優しくてほろ苦いエピソードを、新進気鋭の小川岳志監督が繊細な感性で撮りあげました。
ぜひ、ご覧ください。

今週の「マリコの衝撃的シーン」

今回お見せするのは、「科捜研の女」史上もっとも衝撃的なマリコかもしれません。
マリコ、金髪巻き髪のお姫様になります。
 
牧京子先生の代表作は「マリー姫と真実の鏡」。
そこに登場する勇敢なマリー姫が、京子先生いわく、マリコにそっくり。
ということで、京子先生の頭の中で、マリコが「マリー姫」に変身するのです。
金髪巻き髪に、白いドレス。手には魔法の鏡を持っています。
その美しさ、もはや奇跡です。
どうかお見逃しなく。

(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)


第9話こぼれ話

皆様、改めて明けましておめでとうございます!!!「科捜研の女」チームも、新年早々元気よく撮影をスタート致しました!!
正月SPの放送から少し空いてしまいましたが、9話、いかがだったでしょうか!?
早月先生編とも言える9話でしたが、マリコさんVS早月先生のバトルシーンには、新米APとして「ここまでケンカして大丈夫!?」と台本の段階から完全に肝を冷やしていました。ドキドキしながら迎えた撮影でしたが、試写室で仕上がりを見たときにはもうニマニマが止まらず…! だって美しいんです!!! マリコさんと早月先生が言い合いになっている一触即発の科捜研でのシーン。そして早月先生が後頭窩穿刺を説明するためにマリコさんの後頭部に針をブスっと刺そうとしているインパクト大のシーンまで…!
お二人の2ショットがとにかく美しくて、1月クールの初回から、たいへん贅沢なカットの数々に興奮してしまいました。今まで解剖台での2ショットが多かったため、お二人ともマスクでお顔が半分隠れていたのが、今回のお話ではお顔がまるっと見えていましたし…! 何より美しい女性2人の喧嘩って、いいものですね…!(笑)「早月先生を信じている」からこそもう一度鑑定すると断言したマリコさん。実はお互いの信頼関係がよく分かるお話でもありました。
 
そして、呂太くん、この話から「ご遺体の気持ち」を察することができるようになりました。鑑定の腕はピカイチだけれど、ご遺体が生理的に無理で現場検証では逃げ回っていた彼。ぎゃ!!! と声をあげて逃げたかと思いきや、物陰に隠れて小鹿のようにブルブル。いや、怖いと思います!! どう考えたって初めてのご遺体は怖いはずです…!! しかも正月SPで六平直政さん演じる岩内刑事の遺体に蹴つまづいたのが、彼にとっての「初・ご遺体との出会い」という、トラウマ級の過去もある…!?
そんな呂太くんですが、解剖から生前の気持ちを汲み取っていく早月先生との関わり合いを通じて、今回大きく成長しました。呂太くんが「鑑定で、死んだ人がどんな気持ちだったか分かるの…!?」と早月先生とマリコさんに、子供のようにまっすぐな目で質問している場面は、前向きになっていく呂太くんの気持ちがよく表れていました。今回のお話で、毎日ご遺体と向き合っている早月先生の、丁寧で信念のあるお仕事ぶりをみた呂太くんは、きっとこれからご遺体の気持ちに寄り添えるようになっていくのでしょう。
実は、正月SPと9話はどちらも櫻井武晴さんの脚本だったということもあり、呂太くんが「早月先生との関わりからご遺体への恐怖を克服していく」というお話の展開は、正月SPのお話を作るときにすでに決まっていたものでした。新たなキャラクターを生み出すと同時に、その成長プランまでも見通してお話作りをされる櫻井さんの手腕に改めて感銘を受けつつ、シリーズものとしてのドラマ作りの面白さも呂太くんの登場を通して知りました。
今回のこぼれ話は、そんな呂太くんのお部屋を初公開!

呂太くんのお部屋紹介!

科捜研の物理担当が相馬さんから呂太くんにバトンタッチすると同時に、実は物理鑑定室のセットも模様替えされていたのですが…! お気づきになった方もいらっしゃるでしょうか!?

正月SPの初登場シーンで、「いつでもいつまでも食べられるものだ~いすき♡」と言っていた呂太くん。さっそく物理研究室の机の上にも、なにやら置いているようで…!!

すぐに手の届くところに、めっちゃお菓子が!! 過剰糖分摂取!!! 確かに頭を使うときには糖分が必要と言いますが、さすがに呂太くん、これは食べすぎなんじゃ・・・。ダッチベイビーという少々マイナーなお菓子が、大好物! と飛びついていたところを見ても、呂太くん、かなりのスイーツ男子なんですねぇ。お部屋に置いてあるお菓子も、よく見るとコンビニですぐゲットできる類のものではなさそう。カラフルに並んでいてかわいいです。

呂太くんを演じる渡部秀さんは、さっそく全種類食べていらっしゃるようで…! 秀さんのお気に入りは、真ん中にある「ちょっと硬そうなグミ」だそうです。というか基本的にグミが好きなのだそう。ちなみに亜美ちゃんを演じる山本さんは、「(左の)飴がめちゃくちゃ美味しい!」と言っていました。って山本さんも食べてるんかい!!(笑)
お菓子の前には、ミニマネキンが。これ、呂太くんは白衣のポッケに入れて持ち歩いたりもしているようです。このミニマネキンは、殺害方法を検証したり説明したりするのにとても便利なアイテムなんですね! 今回も、小倉一郎さん演じる被害者が歩いたルートを説明するのに呂太くんはポケットからこのマネキンくんを出していました。それにしてもマネキンくん、なんか挨拶してる…? 呂太くんがずいぶん可愛がっている様子が伺えます。

入り口付近には、呂太くんお気に入りのハットと鞄が。これは初登場の時にかぶっていたハットです。ハットをかぶれるとは、なかなかのおしゃれ上級者。

机の上のクリップなどの文房具はこのように整理されていました。案外綺麗好きなんですね。

朝も夜も大忙しの科捜研で鑑定に集中できるよう、呂太くんはお部屋をすっかり自分仕様にしていたようです。来週からも、こういったセットがさりげなくうつることもある…かも!?
来週の第10話もぜひお見逃しなく!!

(文責・東映プロデューサー補 上浦侑奈)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊 マリコ ……… 沢口靖子

土門 薫 ………… 内藤剛志

風丘早月 ………… 若村麻由美

宇佐見裕也 ……… 風間トオル

藤倉甚一 ………… 金田明夫

日野和正 ………… 斉藤 暁

相馬 涼 ………… 長田成哉

橋口呂太 ………… 渡部 秀

涌田亜美 ………… 山本ひかる

蒲原勇樹 ………… 石井一彰

佐伯志信 ………… 西田 健

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤本一彦(テレビ朝日)、藤崎絵三(テレビ朝日)、塚田英明(東映)、中尾亜由子(東映)

【監 督】森本浩史、田﨑竜太 ほか

【脚 本】戸田山雅司、櫻井武晴 ほか

【制 作】テレビ朝日、東映

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