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科捜研の女 16

DATA
2016年10月20日より毎週木曜よる8時放送
放送は終了いたしました。ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第9話 解剖を拒む女
2017年1月12日放送

京都市内の寺で、資産家・和田茂(演・小倉一郎)の遺体が発見された。
日課となっている朝の散歩の途中に、長い石段から転落したようだ。これはただの事故なのか、それとも他殺なのか――真相究明のためにマリコ(演・沢口靖子)は遺体を解剖に回そうとする。
だが、被害者の妻・絵美子(演・濱田マリ)がこれを拒絶した。絵美子は医師で、糖尿病の持病のあった茂の主治医でもあるという。茂の死は糖尿病の発作による病死であり、解剖の必要はないと強く主張する絵美子。
 
まずは解剖せずに遺体を調べるマリコと解剖医の早月(演・若村麻由美)だったが、「病死」では説明のつかない所見につきあたる。
さらなる鑑定の結果、被害者は何らかの薬物を投与されたせいで死に至り、石段から転落した可能性が浮上した。
医者の絵美子になら、犯行は可能かもしれない――
 
いっぽう土門刑事(演・内藤剛志)らの調べによって、普段は茂の朝の散歩に付き添っていた絵美子が、事件の日に限って同行しなかったことが判明。さらにその時間帯の行動に関して、絵美子の供述に小さな「嘘」があったこともわかる。
 
こうした複数の証拠からマリコや土門らが絵美子への疑いを深めていく中、被害者の血液を鑑定した早月は、死因となるような薬物は検出できなかったと報告。
さらに「本当に彼女の犯行なのか」と疑問を呈する。
マリコは、早月が絵美子の娘(演・森日菜美)に同情して鑑定に私情を挟んでいるのではないか、と早月を追及。
「そんなに私の検査結果が信用できない?」とマリコを睨む早月。
二人の間に、一触即発の空気が漂っていた。
 
絵美子と、早月。
立ちはだかる二人の女医を前に、マリコは真実を解明することができるのだろうか。
 
 
脚本:櫻井武晴
 
監督:森本浩史

ゲスト

濱田マリ
小倉一郎
細山田隆人
森日菜美
ほか


みどころ

1月クールの幕開けとなる今回のエピソードのテーマはずばり、
 
「マリコ VS 二人の女医」
 
二人の手ごわいドクターと、マリコが火花を散らすお話です。
 
一人目の女医は、濱田マリさん演じる、和田絵美子。
被害者の妻であり、主治医でもあります。普段は内科医として病院に勤務し、バリバリ働く女性。
いつものように遺体を解剖に回そうとするマリコに、
「解剖するなら私に立ち会わせて」
「私に確認させて」
と詰め寄ります。
「確認」って何を?――いぶかしがるマリコたちに対して、
「とにかく、解剖だけはしないで!いいわね!」
と捨てぜりふを残して去って行ってしまいます。
マリコに対して敵意むきだしの絵美子。
それに、彼女はなぜここまで解剖を嫌がるのでしょう?
 
絵美子によって「病死」と決めつけられていた彼女の夫ですが、薬物を使って殺された可能性も浮上。
医者の彼女になら、病死に見せかけて殺すための薬物を夫に投与することはできそうです。
でも、なかなか証拠をつかむことができません。
相手は人体のことを知り尽くしたエキスパート。手ごわい「強敵」であることは間違いありません。
 
絵美子先生が「生きている人間の体」にまつわるエキスパートだとしたら、解剖医の早月先生は「亡くなった人間の体」を扱うエキスパート。
今回マリコはなんと、その早月先生とも火花を散らすことに。
早月先生の検査の結果、被害者の血液からは薬物が検出できませんでした。
さらに普段はあまり推理に口をはさむことのない早月先生が、「絵美子が犯人ではないのでは?」と言い出します。
これを聞いたマリコは、少し前に霊安室で会った、亡くなった茂と絵美子の一人娘の香保里のことを思い出すのです。
涙ながらに遺体に取りすがる高校生の彼女の様子を、早月はじっと見つめていました。
早月先生の娘、亜矢ちゃんもちょうど同じくらいの年齢。もしかして早月先生は、この香保里と、亜矢ちゃんとを重ね合わせてしまったのではないか?
もし絵美子が犯人だったら、一人娘の香保里があまりに可哀想。だから絵美子が犯人だとは思いたくない――早月先生にはそんな気持ちがあったのではないか?
 
そう詰め寄るマリコに、早月先生もいつになく強く言い返します。
「だから何?」
「そんなに私の検査結果が信用できない?」
 
緊張に包まれる科捜研ルーム。
いつも陽気で大らかな早月先生の見せる険しい顔つきと、キツい言葉。
それでも追及の手をゆるめないマリコ。
見かねた日野所長が仲裁に入っても、ふたりとも一歩も譲りません。
 
科捜研ルームのシーンは数あれど、こんなにスリリングで、ピリピリした空気が流れているのは珍しいことです。
どんなに大変な事件が起きても、科捜研チームと早月先生はいつも一体でしたから。その一体感、信頼感がゆらいだときの「危うさ」こそが今回の見どころです。
 
1月クール始まって早々、波乱の予感。
マリコVS二人の女医。
どうかご期待ください。




今週の「マリコの衝撃的シーン」

早月先生に肩をつかまれ、後頭部に注射器を思いっきり刺されるマリコ。
 
マリコ VS 早月
二人の美女の戦いを象徴する、ゾクゾクするようなシーンです。

(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)




正月SP こぼれ話

新レギュラー・橋口呂太 登場!!

ついに正月SPで、新レギュラーの科捜研物理担当・橋口呂太くんが登場しましたね!! 演じてくださるのは渡部秀さん。東映としては、『仮面ライダーオーズ』の主人公・火野映司役としてもお馴染みの秀さんですが、今回の呂太くんの登場シーン、かなりのインパクトだったのではないでしょうか!? 呂太くんの自己紹介を受け、「ロタといえばロタウィルスね!」と手を差し出すマリコさん、あまりにマリコさんらしい返しで、楽しいやりとりでしたね。そして亜美ちゃんが繰り出す強烈なツッコミ!  ここのシーンは、試写室でも笑いが起こっていました。
 
正月SPのプロットを脚本家の櫻井さんから受け取った時、やはり呂太くん登場のシーンには大変驚きました。おにぎり片手に登場し、藤倉刑事部長にまでタメ口で話す強烈なキャラクターもさることながら、とにかくびっくりしたのは、呂太くんのセリフの語尾には、ハートマークがついていること! 「おにぎり食べちゃうね♡」「物理研究員の呂太だよ♡」と、とにかくハートマークがふんだんに使われているではありませんか! か、かわいい! めっちゃかわいい系男子!!! そしておにぎり食べんのおっそ!!! この可愛さ、ゆるさ、アルパカみたい。私はこっそり、アルパカ男子と心の中で呂太くんに名前をつけました。しかし呂太くん、読み進めるとただのアルパカ男子ではありません。とにかく優秀なのです。画像の拡大鮮明化では読み取れないナンバープレートまでも解析する方法を「僕に任せて!」と考案し、バイク運転手の「赤ちゃんありバージョン」、「赤ちゃんなしバージョン」の仮想3Dも即座に作り上げてしまう。かなりの天才肌です。科捜研メンバーはやはりとっても優秀な人達の集まりなのですね。
 
橋口呂太というキャラクターをより魅力的にするために、秀さんとは事前に顔合わせがありました。秀さんは私と同い年でもあり、新たな若者世代の登場になんだか胸が高鳴ります。顔合わせのメンバーは正月SPの田﨑監督と1月クールのエピソードを担当する小川監督、正月SPチーフ助監督の佐野さん、そして東映の塚田P中尾P。秀さんにお会いした瞬間、思わず、あ!呂太くんだ!! と感じました。とっても礼儀正しくて、腰が低く、語尾にハートマークもなく、タメ口の呂太くんの初登場の場面とは全然違うのに、「渡部秀です、よろしくお願いします!」とニコッと笑った秀さんを見て、呂太くんだ! と妙に納得してしまったのです。呂太くんと同じ、愛嬌のある愛され系男子だからでしょうか?
ご挨拶したらすぐに、呂太くんのキャラクターについての話し合いが始まりました。たくさんのディスカッションを重ねましたが、中でも田﨑監督がおっしゃっていた「相馬くんと呂太くんの違い」がとても印象的でした。マリコさんとの関わり方において、相馬くんはマリコさんの「弟的存在」であったのに対し、呂太くんはマリコさんの「息子のような存在」なのではないか、と。台本上でも、呂太くんはどこかマリコさんの母性のようなものを引き出す力を持っているキャラクターに感じられます。この説明に秀さんも「すごく分かりやすいです!」と納得されていました。
そして今度はその場でセリフの読み合わせ。「タメ口だけど愛嬌があって、鑑定の腕は優秀な」呂太くん像の追究が始まりました。「科捜研の女」では、鑑定をして皆で結果を報告し合うという、一見静かなシーンに、真実に向かって突き進んでいく激しい情熱の「動」を描きます。呂太くんも、愛嬌たっぷりなだけではなく、鑑定のシーンではテキパキと、わかりやすい口調で情熱を表現しなければなりません。この愛嬌と優秀さの両立に一同かなり試行錯誤しました。監督たちが提案するアイデアをまっすぐに受け止めて、何度も何度も柔軟に演技プランを変えていく秀さん。呂太くんというキャラクターが生まれ、生き生きと輝き始めるその様子に、胸が高鳴って仕方がありませんでした。今後、呂太くんがマリコさんとどのような絡み方をしていくか。どんな活躍をしていくのか、本当に楽しみでなりません。
 
そんな呂太くんは、新物理担当として、皆さんと和気藹々と毎日撮影を行っている様子。
こちら、秘蔵のオフショットです! もうすっかり溶け込んでいますね!
個人的に、このチャーミングな内藤さんが大好きです。もしかして呂太くん、土門さんの父性までもをうっかり引き出しちゃうキャラクターになったりして…!?


シリーズ助監督・宗野さんのタイヤ痕鑑定
正月SPは、バイクがたくさん登場しましたね!
仮面ライダーシリーズを長く撮られてきた田﨑監督のバイク演出ということもあり、皆さんがカッコよくまたがってブンブン! と走るところを見て、すっかりバイクが欲しくなっています。(2輪の免許から取らなければなりませんが・・・)
呂太くんも、タイヤ痕の鑑定で大活躍をしていましたね。
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、「科捜研の女」には、シリーズ助監督というポジションがあります。シリーズ全話を通して、「科捜研の女」における鑑定カットの演出を担っています。今活躍している現役監督もシリーズ助監督を経験した方が多いため、監督陣は皆とっても科学に詳しい! という訳なのです。
今シリーズのシリーズ助監督は宗野賢一さん。宗野さんの鑑定カットの演出は、どれも分かりやすくてお洒落でかっこよくて大好評!
そんなシリーズ助監督の宗野さんがなにやらバイクに向かって作業をしていたので、もちろん、突撃しました。

 
 
正月SPに出てくるたくさんのタイヤ痕。このタイヤ痕一つとっても、こうやって実際に使用するバイクにインクをヌリヌリして・・・

ぺた!!!

こうしてバイクから直接とったタイヤ痕を、乾かしてデータに取り込み、各鑑定カットのシーンに使うとのこと。

これが共有スペースの机の上にずらりと並んだ数種類のタイヤ痕のシーンや、タブレットでの認証シーンに生かされていたわけですが、なんだかタイヤ痕っておしゃれだな、と思ってしまったのはおしゃれな宗野さんが脳内で連想されたからかもしれません。歩容認証、仮想3D認証、音カメラに指紋鑑定に・・・と正月SPでも気が遠くなるほどの鑑定カットの数々がありましたが、もちろんこれは全てシリーズ助監督宗野さんの並々ならぬ努力によって実現したものでした。「科捜研の女」の肝である科学パートを担う宗野さん。これは張り付いていれば面白い勉強が出来るぞ、と今後の突撃を心に決めたのは内緒です。
 
次回放送は1月12日木曜日20時〜です!
早月先生が大活躍! の回ですが、どうやらマリコさんとの間に不穏な空気…!?
1月クールも絶対にお見逃しなく!

(文責・東映プロデューサー補 上浦侑奈)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊 マリコ ……… 沢口靖子

土門 薫 ………… 内藤剛志

風丘早月 ………… 若村麻由美

宇佐見裕也 ……… 風間トオル

藤倉甚一 ………… 金田明夫

日野和正 ………… 斉藤 暁

相馬 涼 ………… 長田成哉

橋口呂太 ………… 渡部 秀

涌田亜美 ………… 山本ひかる

蒲原勇樹 ………… 石井一彰

佐伯志信 ………… 西田 健

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤本一彦(テレビ朝日)、藤崎絵三(テレビ朝日)、塚田英明(東映)、中尾亜由子(東映)

【監 督】森本浩史、田﨑竜太 ほか

【脚 本】戸田山雅司、櫻井武晴 ほか

【制 作】テレビ朝日、東映

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