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科捜研の女 16

DATA
2016年10月20日~2017年3月9日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第5話 掃除の達人
2016年11月24日放送

土木作業員、川越礼司(演・ダンカン)の刺殺体が発見された。
遺体は山中に遺棄されていたが、マリコ(演・沢口靖子)ら科捜研の鑑定の結果、殺人現場は「ピンク色のカーペットのある部屋」だと考えられる。
土門刑事(演・内藤剛志)の調べによると、被害者の元妻はハウスクリーニング会社に勤める安積素子(演・熊谷真実)。
「私に落とせない汚れはない」と謳い、その卓越した技術から「掃除の達人」として世に知られていた。
被害者の借金トラブルが原因で12年前に離婚したという素子。被害者のほうは素子と復縁したがっていたようだが…
 
やがてそんな彼女が一人娘の礼菜(演・秋月三佳)と暮らす家に、「ピンク色のカーペット」があることが判明。
部屋の中を鑑定したいと申し出るマリコに、
「いいですよ、何も出ないでしょうけど」と応じる素子。
被害者の死因は失血死。もしこの部屋が殺人現場だとすれば、大量の血痕が付着していたはず。細心の注意をはらって徹底的に鑑定するマリコたちだったが、カーペットはおろか家中のどこからも血液反応はまったく出なかった。
ここは殺人現場ではないのだろうか?
それとも、「掃除の達人」が殺人の証拠まであとかたもなく「掃除」してしまったのだろうか――
 
 
脚本:真部千晶
 
監督:兼﨑涼介

ゲスト

熊谷真実
ダンカン
天宮 良
秋月三佳
青木 崚
ほか




みどころ

「科捜研の女」今シーズンのコンセプトは「マリコ×スペシャリスト」。
マリコと対決したり、協力したりする「各界のスペシャリスト」を登場させようというこのコンセプトのもと、1・2話「表情解析のスペシャリスト」3話「夫婦愛修復のスペシャリスト」に引き続いて今回登場するのは「掃除のスペシャリスト」、安積素子。
各家庭を訪問して掃除の代行サービスを行ったり、「お掃除講座」を開いて主婦たちに掃除の技術を教えたりしている、ハウスクリーニングのプロです。「掃除の達人」として雑誌に掲載されるだけあって、掃除の腕はピカイチ。
もし彼女が、殺人現場を完璧に掃除してしまったとしたら、マリコたちはそこから証拠を見つけることができるのか?これが今回のテーマです。
 
状況から言って素子は、クロ。
まず殺されたのは素子の別れた旦那。
あまりタチのよくない旦那さんだったようですが、今でも素子に未練があったようにみえます。
素子はシラを切っていますが、もし復縁話がこじれたとしたら・・・動機は充分です。
 
そして、遺体に付着していた繊維を鑑定した結果、殺害現場は「ピンク色のカーペットのある部屋」。
なんと、素子の部屋に同じピンク色のカーペットがあります。
このカーペットは量販品だから充分な証拠にはならない・・・とはいえ、印象としてはかなりクロ。
 
ところが満を持して素子の家を調べても、全然証拠が出ません。
さすがは「掃除の達人」。とにかく家じゅうがピカピカに掃除されていて、最新科学技術をもってしても、カーペットはおろか、室内からも、被害者の痕跡がまったく出ないんです。
素子がすべての痕跡を完璧に「掃除」してしまったのでしょうか?
でもこの部屋が殺人現場だとしたら、遺体の状況から見て、かなりの量の血が流れたはず。
そんな大量の血痕を、ALSライトをあてても反応しないくらい徹底的に、一滴残らず掃除することなど果たして可能なのでしょうか?
 
と、いうことでマリコの実験と鑑定が始まります。
どんな手を使えば血痕を消し去ることができるのか?
あるいは、素子にも消せなかった痕跡がなにかあるんじゃないか?
マリコたち科捜研と素子との執念の「知恵くらべ」、ぜひご期待下さい。
 
そんな素子を演じてくださったのは熊谷真実さん。
明るくキュートな印象を残しながらも、一皮むけばビリビリと伝わってくる完璧主義的な「手ごわさ」。まさにマリコの「強敵」にふさわしい素子像を演じてくださいました。
 
今回たくさんの「お掃除」シーンが出てきますが、汚れが落ちていくのを見るのは、気持ちがいいものです。
「普段のお掃除がちょっと楽しくなるコツ」として登場する、お掃除の豆知識も必見。
マリコと素子の知恵くらべを堪能し、謎解きを楽しんで、見終わったあとには早速お掃除したくてたまらなくなる。
第5話、とてもお得な一本です!




今週の「マリコの衝撃的シーン」

「お掃除するわよ!」
三角巾をきゅっと結んでくるっと振り返る、赤いエプロン姿のマリコさん。
とても可憐でキュートですが、このあと、執念深い「実験の鬼」と化します。

(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)




第4話 こぼれ話

4話「猫の時間」は、いかがでしたか!?
今シーズン最もコミカルな要素が詰まった回だったのではないでしょうか!?
猫に翻弄される科捜研メンバーがとても生き生きと描かれていましたね。
ま、まさか、あの宇佐見さんまでもがあんなに無茶振りされるなんて・・・!
マリコさんにむちゃぶりされた結果、猫との追いかけっこを繰り広げ、顔中傷だらけで帰ってきた相馬さんと宇佐見さんでしたが、そんな傷だらけの2人の姿にきゅんとしてしまったのはきっと私だけではないはず・・・!
イケメンのかすり傷って、なんだかセクシーですよね。
むちゃぶりの天才・マリコさんのドSぶりも存分に発揮されていて、
科捜研レギュラーメンバーのそれぞれの魅力がたっぷり詰まった回になっていました。

ということで・・・。
今回はこの方に突撃させていただきました!
科捜研レギュラーメンバーの魅力をたっぷりと引き出してくださった4話ゲスト、女優のアレさんです。

おはようございます!

…。お返事はありませんが、一年目の新人APごときにお返事はいただけないということでしょうか。業界歴でいうと私より何年も上のアレ先輩。とてもお元気そうに見えます!
アレ先輩は、スコティッシュ・フォールド(立て耳)の女の子。
体長約32センチ、体重約2.5キロ。
猫ちゃんの標準体型はわかりませんが、美猫であることは間違いありません!
マイペースなアレ先輩は、撮影現場でも気ままにご移動なさったり、うとうとされていたりと、とっても奔放。
そのマイペースさがとっても可愛いのですが、しかし撮影ではどうしても動いて頂かなければならない場合があるのです。
 
 
そんなとき・・・!
4話助監督の市岡さん、平瀬さんが秘密兵器を出してきました。
 
必殺!シーチキン!!!!!です。
ボウルに入れて、匂いを放ちまくっているシーチキンを近づけると・・・。
見てます。アレ先輩めっちゃ見てますシーチキン。

完全にシーチキンに気持ちを入れ込んでいらっしゃるご様子!
いいです!いい調子です!
目線が必要な場合はカメラ横に必殺シーチキンを近づけて。
アレ先輩に通っていただきたい道は、必殺シーチキンで右へ、左へとご案内させていただくことができます。
猫の撮影にシーチキン、めちゃめちゃ重要なのですね・・・!なるほど・・・!

しかし、すばやいご移動をお願いしようと、焦ってシーチキンを遠ざけすぎると・・・。

ぎゃ!やばい!!か、完全にご機嫌斜め!!!
おいおい、シーチキンくれるんちゃうんかいや!!!
というアレ先輩の声が聞こえます。
うーん、シーチキンの距離感がむずかしいんですね・・・。
アレ先輩の猫心と、お願いしたいことのバランスが大事だということでしょうか。
逆にほんの少し動かないでいただきたい場合は・・・
なんと相馬役の長田さん、宇佐見役の風間さんが、直々に!アレ先輩を包み込んでくださっていました。

イケメンなお二人の大きな手にそっと体を包まれ、すっかり落ち着いた様子で少々の待ち時間を過ごされているアレ先輩。
長田さん風間さんに可愛がられながら待ち時間を過ごすことには、なんとなくご満足いただけているご様子。
その猫心だけは、わかる気がします、先輩。
 
 
猫ちゃんの撮影について勉強するはずが、すっかり癒されてしまいました。
もともと犬派の私としては、昨今の猫ブームにはあまり乗り気ではなかったのですが、
4話以降、すっかり猫の虜になってしまっています。
 
来週は5話。
お掃除マリコ!?の回です。お楽しみに!

(文責・東映プロデューサー補 上浦侑奈)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊 マリコ ……… 沢口靖子

土門 薫 ………… 内藤剛志

風丘早月 ………… 若村麻由美

宇佐見裕也 ……… 風間トオル

藤倉甚一 ………… 金田明夫

日野和正 ………… 斉藤 暁

相馬 涼 ………… 長田成哉

橋口呂太 ………… 渡部 秀

涌田亜美 ………… 山本ひかる

蒲原勇樹 ………… 石井一彰

佐伯志信 ………… 西田 健

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤本一彦(テレビ朝日)、藤崎絵三(テレビ朝日)、塚田英明(東映)、中尾亜由子(東映)

【監 督】森本浩史、田﨑竜太 ほか

【脚 本】戸田山雅司、櫻井武晴 ほか

【制 作】テレビ朝日、東映

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