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科捜研の女 15

DATA
春スペシャル2016年4月17日(日)よる9時放送
放送は終了いたしました。ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第12話 殺しのナンバー
2016年2月18日放送※2月11日の放送はお休みです

■あらすじ

住宅街の公園で専業主婦(演・吉村涼)の遺体が発見された。
買い物帰りを狙った通り魔殺人かと思われたが、マリコ(演・沢口靖子)が検視すると口の中から『6A』と記されたカードが――!
どうやらただの通り魔殺人ではないらしい。

この遺体を解剖をした早月(演・若村麻由美)の記憶によると、5日前に飛び降り自殺と判断された会社員(演・井上純一)の遺体の傍にも『5C』と記されたカードが落ちていたという。
これらのカードが意味するものは何なのか。学校のクラス?チェスの棋譜?
相馬(演・長田成哉)も推理してみるがどれも腑に落ちない。

そんな矢先、組対三課の落合佐妃子(演・池上季実子)からマリコに電話がかかってくる。
「女子会しない?」
呼び出されたマリコに、佐妃子はある情報を話した。
彼女が麻薬捜査で追っていたバーテンダー(演・西興一朗)がこの二件の新聞記事を持ち歩いていたというのだ。
さっそくマリコは土門刑事(演・内藤剛志)と共にこの男が働くバーに駆けつけるが――。

はたしてこの不気味な連続殺人犯の正体は?
そして、一見無関係にみえる被害者たちの意外なつながりとは?
マリコたちは恐ろしい真相を知ることになる。

(文責・東映プロデューサー補 森田大児)

■みどころ

あなたはこの謎を解けますか?

次回の脚本は、夜9時からの『スペシャリスト』も絶好調の戸田山雅司さんによる本格ミステリー。奇怪な連続殺人事件にマリコが挑みます。

夜中の公園で起きた主婦殺人事件。死体の口の中には「6A」と書かれたカードが入っていた。数日前に起きたサラリーマン転落事件の死体の側にも「5C」のカードがあったことが判明。犯人からのメッセージなのか!?ふたつの事件の関連性をマリコたちが探っていく中、ついに第三の殺人が起きてしまう。今度のカードは刺し傷の中に捻じ込まれた赤く血濡れた「7D」!どんどんエスカレートしていく犯人の凶行。死体に添えられたカードとそこに記された番号、その意味するものは何なのか?

今回のミステリーの趣向は「ミッシングリンク」です。
ミッシングリンクとは失われた連環、言い換えると「見えない繋がり」です。一見無関係に見える事柄が、実はある共通項により繋がっていることを言います。今回の事件で言うと、殺された被害者たちにはある繋がりがあるのですが、マリコたちはそれを探っていくのです。
「犯人は誰だ?」にプラスして、「犯人はなぜそれをするのか?」を推理する面白さがあります。さらには物語が展開した時の意外性、そこからの新たな奥行き。ミッシングリンク、魅力満載で面白いです。「さすが戸田山脚本!」というクオリティであります。

ゲスト出演者は曲者ぞろいの面々です。
渕上泰史さん、金山一彦さん、吉村涼さん、緋田康人さん、井上純一さん、西興一朗さん、新井康弘さん。この人たちがどういう役なのかはここでは詳しくは書きません。ですが、それぞれに見せ場があるので、演じた皆さんも楽しんでやってくれていたようです。

みんな大好きソタイの女=落合佐妃子も登場します。
池上季実子さん演じる佐妃子は、通常は不穏なオーラをまき散らしてマリコ&土門の前に敵役として立ちはだかります。ですが今回は、事件が銃器薬物絡みではないので、いつもとちょっと違う役回り。なんとマリコに連続殺人事件についてアドバイスをしてくれます。そのシーン、マリコと佐妃子で京都の甘いものを食べながら……というちょっと特殊なシチュエーションなんですが。佐妃子、怖ッ(笑)甘味処とは思えない緊張感があります。さながら監獄内でのレクター博士とクラリスのよう(by『羊たちの沈黙』)。死神と女子会、これは見ものですよ。

さてさて佐妃子のアドバイスはちゃんと機能したのか? マリコは最凶の難問を解くことが出来るのか? File.12「殺しのナンバー」みなさんもマリコと一緒に謎解きにチャレンジしてみてください!

(文責・東映プロデューサー 塚田英明)

■こぼれ話

終活ミステリーツアー、楽しんでいただけましたか?
「科捜研の女」史上に残る衝撃的なトップシーン、「棺桶の中のマリコ」から始まったこのエピソード。
棺桶の中の死に顔の美しさもさることながら、「意外と落ち着きますね」といつものマイペースさを見せるあたり、沢口さんの名コメディエンヌっぷりは健在です。
うって変わって締めくくりは、これまたレアな喪服姿のマリコ。
「やりたいことリスト」めぐりを通して二人の女の人生に出会ったマリコにしか見せられない、寄り添うような優しい表情が印象的でした。
 
出会いといえば、今回ご出演くださった音無美紀子さん、根岸季衣さんという二人の名女優。
人生の終末に真の友情を培っていた二人の女という設定でしたが、実際の音無さんと根岸さんも、現場で友情をはぐくんでおられました。
寒風吹きすさぶ中、舞妓の格好をしたり、フリーハグをしたり、写経をしたり・・・とにかく寒い寒い撮影でしたので、持参したあたたかい飲み物を分け合ったり、「今日はこんな防寒着を着てきた」と情報交換をしたり。
さらに、音無さんから根岸さんへ、裏側に起毛素材を使用したとても暖かいボトムスのプレゼントも。
お二人は今回が初共演だったそうですが、日に日に距離が縮まっていくのがはたから見てもわかるほど。
たとえば、「写経が終わって立ち上がった翠(根岸さん)がお坊さんの頭につかまってしまい、それを見たふみ子(音無さん)と二人で笑い転げる」というラストシーンの撮影でのこと。「笑い転げる」際に発する言葉はすべてアドリブだったのですが、
ある瞬間、二人が声をそろえて
「もうやだぁ」
まったく同じ言葉を同じタイミングで発してしまうくらい気の合うお二人なのでした。
「こんな風にお腹の底から笑いあえる人に出会えるなんて」
二人の姿に、劇中のセリフが重なります。
 
さて、今作を支えたもう一人の愛すべき名優が、猫の梅蔵役を演じた御年16歳の大ベテラン、紋次郎。
松澤一之さん演じる高梨茂之の飼い猫で、エンディングノートに、「番組史上もっともかわいい証拠」といっても過言ではない、あの肉球の跡を残した猫です。
「内藤剛志さん扮する土門の靴を舐める」
「飛び散ったコーヒーフレッシュを舐める」
といった難しい芝居をこなし、誰に抱かれても泰然とかまえている姿はさすが年長者。
カメラマンの今西さんやチーフ助監督の佐野さんなど、愛猫家のスタッフたちに囲まれて撮影はなごやかな雰囲気で進行しました。
紋次郎くんがみごとエンディングノートを舐めた時には、「役者が大満足の芝居をした時もそうでない時も監督は『オーケイ』の声に差をつけてはいけない」を持論とする田﨑監督も、心なしか猫なで声で「オーケイ」。
無事に撮影がすべて終わった帰り道、
「この事件が終わってもさ、ふと、梅蔵、今頃どうしてんだろうなぁって気になっちゃうよね」
と語っていたのは内藤剛志さん。
内藤さんご自身も愛猫家だけあって、紋次郎へのまなざしにはとても優しいものがありました。
 
このように、毎回様々な題材を扱っている「科捜研の女」の制作現場は、日々新しい出会いにあふれています。
さて、次回は新進気鋭の小川岳志監督が送る「殺しのナンバー」。
猟奇的な連続殺人を扱ったエピソードです。
新しいエピソードが、皆さまにとってよき出会いとなりますように。

(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)


おしらせ

来週は放送がお休みです。
次回の放送は2月18日(木)20時~となります。

PAST EPISODE 過去のエピソード

「春スペシャル」
2016年4月17日(日)よる9時放送
監督:兼﨑涼介 脚本:真部千晶
最終話「絶対に捕まえる女」
2016年3月10日放送
監督:森本浩史 脚本:櫻井武晴
第14話「絶対に捕まらない男」
2016年3月3日放送
監督:森本浩史 脚本:櫻井武晴
第13話「耳撃者」
2016年2月25日放送
監督:匂坂力祥 脚本:吉本昌弘

INFORMATION 番組情報

CAST
榊 マリコ …… 沢口靖子

土門 薫 ……… 内藤剛志

風丘早月 ……… 若村麻由美

落合佐妃子 …… 池上季実子

宇佐見裕也 …… 風間トオル

藤倉甚一 ……… 金田明夫

日野和正 ……… 斉藤 暁

相馬 涼 ……… 長田成哉

木島修平 ……… 崎本大海

涌田亜美 ……… 山本ひかる

蒲原勇樹 ……… 石井一彰

ほか
STAFF
【監 督】田﨑竜太、森本浩史 ほか

【脚 本】戸田山雅司、櫻井武晴 ほか

【音 楽】川井憲次

【ゼネラルプロデューサー】井圡 隆(テレビ朝日)

【プロデューサー】関拓也(テレビ朝日)、藤本一彦(テレビ朝日)、塚田英明(東映)、中尾亜由子(東映)

【制 作】テレビ朝日、東映
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