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科捜研の女 15

DATA
春スペシャル2016年4月17日(日)よる9時放送
放送は終了いたしました。ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

正月スペシャル!
2016年1月3日(日)放送 午後9:00 ~ 11:10

■あらすじ

 組織犯罪対策課《ソタイ》の刑事・落合佐妃子(演・池上季実子)は、マーク中のドラッグ売人・川田勝(演・伊武雅刀)の家を通信傍受中に偶然、川田の息子・修斗(演・石垣佑麿)がハーブ店を集団窃盗するという計画をキャッチした。

 それを佐妃子から聞いた蒲原刑事(演・石井一彰)と共に、土門刑事(演・内藤剛志)がそのハーブ店へ行ってみると女店主が殺されていた!そしてマリコ(演・沢口靖子)たちの鑑定の結果、彼女を殺害したのはやはり川田修斗だと判明する。

 土門らは窃盗仲間たちを捕まえるが、肝心の修斗の行方がわからない。だが日野所長(斉藤暁)のお手柄により、川田親子のどちらかがその日、関西国際空港へ行くことが判明。マリコたちは空港へ向かった!

 殺人犯を追う土門ら捜査一課とマリコ。麻薬犯を追う佐妃子らソタイ。そして極悪犯罪親子。濃厚な面々が空港に集結する中、ドラッグの入ったバッグを持ち去ったのはノーマークの見知らぬ女(小沢真珠)だった!怒号!追跡!麻薬探知犬が吠える中、エアポートは大混乱になる。

 謎の女とドラッグの行方は?奇妙な昆虫博士(平泉成)の協力も仰ぎつつ、マリコたち科捜研の追跡に次ぐ追跡が始まった。
日本のお正月を刺激するノンストップサスペンス!!

(文責・東映プロデューサー 塚田英明)



■みどころ

 次回は1月3日(日)放送の正月スペシャルです。正月の夜は寒いですので、温かい家でぜひ『科捜研の女 正月スペシャル』をお楽しみください。銃器薬物犯罪をめぐるストーリー。スリルとサスペンスの連続で一気に魅せるエピソードです。
 
 魅力のひとつはゲストのキャラクターたちです。お正月らしくない胡散臭い犯罪者たちが続々登場します。
まずは伊武雅刀さん演じる麻薬の売人・川田勝。普段着は柄模様のジャージで、いかにも怪しげな貫禄を湛えています。もしこんなオヤジと道で出くわしてしまったら、思わず道の端を歩きたくなることでしょう。
 虎の子は虎と言いますが、彼の息子・川田修斗も父親に負けず劣らず怖い兄ちゃんです。石垣佑磨さん演じる修斗は肌寒い季節なのにダウンジャケットの前を堂々と開き、たくましい胸元には金色のネックレスが光っています。もしこんな兄ちゃんが電車のシートを二人分陣取っていても「隣の席を空けてください」とは言えないでしょう。
 そして、小沢真珠さん演じる謎の女。全身黒のライダースーツを身にまとう彼女は、薬物が入ったバッグを持ち去ると、車にバイクとマシンを乗り換え、颯爽と逃亡します。犯罪者といえどもその身のこなしには、皆さん惚れ惚れすることでしょう。
 
 魅力的なのは犯罪者だけではありません。頼もしい助っ人たちも登場します。
 飯田基祐さん演じる組対三課の山崎刑事はクールで頼りがいのある男です。落合佐妃子の部下である彼は、グレーのコートにメタルフレームのメガネとインテリ風。そんな一面もありつつ、スーツは常にノーネクタイで通すところからは堅気でない組織を相手に百戦錬磨の風情が伺えます。彼はいかなるピンチに遭遇しても常に冷静に状況を把握しています。
 そして麻薬探知犬カイザー。捜査の助っ人は人間だけではないのです。麻薬探知にはやはり「犬」の嗅覚の助けが必要です。麻薬密輸入の現場を取り押さえるシーンではカイザーくんが大活躍します。
 さらに!助っ人は哺乳類だけではありません。「蜂」も今回の事件で大活躍します。捜査に蜂を提供してくれる蜂谷教授は蜂を愛しすぎて蜂の気持ちをくみ取ることができる蜂のエキスパート。「蜂は犬ほど脳が発達していない」などと言うと彼に怒られてしまいますよ。平泉成さん演じるこの奇妙な博士とその可愛い蜂たちが捜査にどう貢献するかは見てのお楽しみです。
 
 アクションシーンも本作の大きな目玉です。密輸入された薬物を受け取りに来た川田親子をめぐり、殺人事件を追ってやってきた捜査一課たちと、麻薬犯罪を追ってやってきた組対三課たち。彼らは衝突し、空港は大混乱。犯人たちとの大乱闘へと発展してしまいます。関西国際空港で撮影したこのシーンは迫力満点です。そして麻薬を持ち出した謎の女とそれを追う展開。追跡と逃亡の果てにあるのは大爆破!!
 
 事件が事件を生み、犯人がまた次の犯人へとつながるノンストップサスペンス。緊張感マックスのスリリングな展開に皆さん、手に汗握ること間違いなしです。『科捜研の女 正月スペシャル』にご期待下さい!

(文責・東映プロデューサー補 森田大児)

■こぼれ話

 「味覚の科学」をテーマにした第7話、楽しんでいただけましたでしょうか。
お料理、イタズラ、ドッキリ番組、マリコと少年の「疑似親子」…10月クールの締めくくりとして、いつもとはやや味付けの違う逸品をお出しできたのではないかと思います。

 今回犯人逮捕の決め手となったのは、岳人少年がDVDケースにイタズラで仕掛けた靴墨でした。
印象的だったのは岳人少年が夜、自分の部屋で靴墨を仕込むシーン。
これ、仕込む靴墨の量、按配が意外と難しいんです。たくさん入れすぎると、はみ出してしまって取り出す前に気付かれてしまう。かといって少ししか入れないと、うまく指に付かないかもしれない。仕掛けたイタズラが気付かれずに終わるときほど悲しいものはありませんよね。岳人少年も何度も実験しては量を調整していったのでしょう。なんとも孤独で地味な作業ですが、お母さんが驚いて笑う顔を想像しながらやっていたのでしょうね。

 あの「首がとれる人形」のイタズラに至っては、もっと準備が大変だったはずです。
実はあのイタズラは、私(中尾)が高校時代にやっていた「教室の空いている席に等身大人形を座らせて先生を驚かせる」というイタズラから発想したものなのですが、実感をこめて言いますと、高校生にとってああいう人形を作るのは簡単なことではありません。ポイントは、座っている体勢を維持させながらも人間らしい「肉感」を表現すること――あの頃の私が「肉」として使っていたのは体操着でしたが、岳人少年もまた、パーカーの中に何を詰めようか、顔はどんなものを使おうか、どの角度で置いてみれば一番効果的なのか……父親の気持で部屋の外からドアを開けて人形を見てみたり、近くで触ってみたり、と何度も実験と微修正を重ねていったのだと思います。当然「ナイフが胸に刺さっている」イタズラにおけるナイフの固定させ方、血の色(絵の具の配合が命ですね!)や量の研究も地道な作業であったことは想像に難くありません。

 直前までは誰にもバレないように、でも発動した時は派手に炸裂するように計算し、実験を重ねる――「イタズラ」には地味で、孤独で、地道な努力がつきものなのです。

 実は「ミステリードラマを作る」ことも、このイタズラ少年の行動によく似ているのかもしれません。予想もつかなかったストーリー、意外な犯人、斬新なトリックで視聴者の皆様を驚かせたい――そんな想いで作っている部分があります。「びっくり」「騙された」「思わず笑った」ひいては「泣かされた」まで種々様々な「驚き」を提供すべく、作品の各所に大小の種を仕込んでいるのです。

 マリコのお料理シーンでボールや箸の代わりにビーカーや薬サジを使う、というのもある意味、監督が視聴者の皆様に仕掛けた小さな「イタズラ」。
 「味覚障害の母親が作ったマズいお弁当だと思いきや、実は気圧の差を考慮して味付けされた愛情弁当だった」…この大きな「びっくり」のために(そして視聴者の皆様にはちょっと「じーん」ときていただければなお嬉しいのですが)、「味覚障害」だと攻撃をする怪しいシェフを登場させ、さらには味覚センサーを使っての鑑定シーンを用意しました。
 今回のストーリーで最初に提示された大きな謎「被害者は苦い毒をどうやって飲まされたのか?」――これに対する意外な「答え」で視聴者の皆様に「驚き」を提供することこそがある意味今回の最大のミッションだったといえるかもしれません。はたしてその「答え」は「被害者こそがイタズラの仕掛人だった」つまり、「自らドッキリ番組の仕掛け人になったつもりで苦いスムージーを飲み干していた」だったわけですが、この「苦いスムージーを飲み干していた」を表現すべく、被害者の綾子役の久世星佳さんは現場で濃厚スムージーをなんと6杯も飲み干しました。

 大小さまざまの「驚き」を仕掛けるために台本作りから始まって、準備、撮影、編集――とスタッフ・キャストそれぞれに日夜地道な作業を重ねていく。母親の笑顔を想像してイタズラを仕掛ける岳人少年のように、視聴者の皆様の驚きと笑顔を想像しながら、いわば大きな「イタズラ」を仕掛けていくのが私たちの仕事なのかもしれません。

 次は1月3日放送の正月スペシャル。たくさんの驚きが詰まった2時間をお届けできることうけ合いです。

(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)

PAST EPISODE 過去のエピソード

「春スペシャル」
2016年4月17日(日)よる9時放送
監督:兼﨑涼介 脚本:真部千晶
最終話「絶対に捕まえる女」
2016年3月10日放送
監督:森本浩史 脚本:櫻井武晴
第14話「絶対に捕まらない男」
2016年3月3日放送
監督:森本浩史 脚本:櫻井武晴
第13話「耳撃者」
2016年2月25日放送
監督:匂坂力祥 脚本:吉本昌弘

INFORMATION 番組情報

CAST
榊 マリコ …… 沢口靖子

土門 薫 ……… 内藤剛志

風丘早月 ……… 若村麻由美

落合佐妃子 …… 池上季実子

宇佐見裕也 …… 風間トオル

藤倉甚一 ……… 金田明夫

日野和正 ……… 斉藤 暁

相馬 涼 ……… 長田成哉

木島修平 ……… 崎本大海

涌田亜美 ……… 山本ひかる

蒲原勇樹 ……… 石井一彰

ほか
STAFF
【監 督】田﨑竜太、森本浩史 ほか

【脚 本】戸田山雅司、櫻井武晴 ほか

【音 楽】川井憲次

【ゼネラルプロデューサー】井圡 隆(テレビ朝日)

【プロデューサー】関拓也(テレビ朝日)、藤本一彦(テレビ朝日)、塚田英明(東映)、中尾亜由子(東映)

【制 作】テレビ朝日、東映
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