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テレビ

第14話

2014年2月27日放送

うどん屋が爆発炎上!
マリコ(演・沢口靖子)たちの鑑定の結果、それは「粉塵爆発」だったとわかる。
粉塵爆発とは、可燃性の粉末が充満している時にそこに火種があると爆発する現象だ。
発見された焼死体の男性は、うどん粉が充満した店内に入ってきて爆発に巻き込まれたようだ。

燃え残った名刺から被害者は質屋と推測された。
だとしたら遺留物であるタグ付きの時計やカメラは質草か?
だが、おかしい。千円くらいのものが質草になるのだろうか。

正体は「偽装質屋」だった。
質屋だけに許された高い金利に目をつけて適当な質草で金を貸す闇金である。
そして、爆発したうどん屋の店主・八木照子(演・田根楽子)はその偽装質屋から金を借りていた。

照子は気の強い元気ばあちゃんだ。
捜査にあたった土門(演・内藤剛志)とマリコは、照子が粉塵爆発に詳しいことを知る。
そして、彼女と借金取りの若者(演・金井勇太)との「奇妙な関係」を目撃する。

ゲストキャスト

田根楽子
金井勇太
村杉蝉之介

スタッフ

監督:濱 龍也
脚本:李 正姫

みどころ

どどどどどっかーーーーーん!!!
ド派手な大爆発から物語は始まります。
この「粉塵爆発」を科学で解明するのが、今回の科捜研ミッションです。
事故か事件か?
そもそも火種が何なのか、わからない。
それを探っていきます。

ズバッ! ぶしゅーっ!! びしゃびしゃびしゃ!!!
そうこうしているうちに関係者が殺されました。
これを解明するのが第二のミッションです。
被害者は背後から首を切りつけられました。
壁に飛び散った血痕を見て、何かが気になるマリコ。

「実験してみましょう!」

そんなわけで次回は、再現実験を豪華二本立てでお送りします。
実験シーンは楽しいです。
見ているだけで「科学してるッ!」という実感があります。
ただ、我々スタッフ的にはそれを盛り込んだ脚本を考えるのが大変なのです……うーん。
でも、それを今回は2つもやります!
「科学」の大判振る舞いです♪

ですが、そんな大判振る舞いがありつつも次回は、どちらかと言えば「情」の方がより強く出た回になりました。

「科学捜査」はクールで硬質な印象ですが、『科捜研の女』はいつも、それと対照的なハートウォーミングな「情」の世界をも描いています。
「科学」と「情」。
これは、主人公マリコを構成する2大要素でもあります。
どちらが欠けても『科捜研の女』ではありません。

うどん屋のチャキチャキばあちゃんと、彼女から借金を取り立てる闇金くんがメインゲストです。
田根楽子さんと金井勇太さんが熱演された彼らの「奇妙な関係」、そこには何があるのか?
マリコは真実を追い求めながらも、いつも人の心に寄り添います。
マリコが解明する「心」とは一体?
そんな「情」サイドが印象的な、詩情あふれる一篇になりました。

美しい花の形が繰り広げられる万華鏡の世界が象徴的に描かれて、映像的にも楽しい一本です。
お楽しみに!


(文責・東映プロデューサー 塚田英明)






制作日誌
13話、びっくりしていただけましたか?
準レギュラーの和帆があんなことに・・「私はマリコさんにはなれませんでした」という言葉がとても切ないですね。人一倍強い正義感ゆえにあのように暴走してしまった和帆ですが、マリコにあこがれる気持ち、「科捜研の味方です」という言葉は、一点の曇りもない真実の気持ちだったのだろうと思います。それゆえに、最後マリコと土門の前から静かに去っていく和帆のハイヒールの足元がとても寂しげでした。
前回マリコと話したあと、はりきってポニーテールをぶんぶん揺らしながら帰っていく後姿が印象的だっただけに、よけいその切なさが際立ちます。

和帆役の佐藤康恵さんは、本当にこの江崎和帆役を愛して演じてくださいました。この話をもって佐藤さんはクランクアップとなりましたが、「まだまだ撮影していたい」とおっしゃるほど「科捜研の女」の現場を愛してくれました。
また、和帆に殺害された京都日報の記者・羽村役を演じた小豆畑雅一さんもこの話でクランクアップ。しつこくて、いやらしい男、羽村。だけどどこか憎めない愛嬌も感じさせてくださいました。

さて、今回のキーワードは「お香」だったわけですが、「お香の成分が証拠として残った」という設定をいかに巧みに映像化するかという大命題に向けて、12月から東映京都撮影所、石川組のスタッフルームでは毎日お香を焚く実験が行われました。どんな形、どんな色のお香を使うのがいいか、実際に焚いたあとのお香はどうなるのか、灰はどう変化するのか、などなど。おかげで冬の京都撮影所は2階までお香の匂いが漂って、(目を閉じると)まるで老舗旅館のようでした(スタッフルームは1階です)。(そして時々、同時に撮影していた12話の「すぐき漬け」の香りも漂っていました!)

ちなみに先日のバレンタインデーには、沢口靖子さんからは高級チョコレートの差し入れを、若村麻由美さんからはフォンダンショコラのデニッシュの差し入れをいただき、スタジオはチョコレートのいい香りに包まれました。
現場の撮影もあとわずか。沢口さんも一日の撮影が終わるたび、「残りあと○日ですね」と少し名残惜しそうに帰って行かれます。私たちスタッフもさびしい思いです。
が、最後まで全力で駆け抜けますので、どうか応援よろしくお願いいたします!!


(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)


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