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テレビ

第11話

2014年2月6日放送
※1月30日(木)はお休みです。

ドイツ研修から帰国したマリコ(演・沢口靖子)は、空港でバイオリンのケースを抱えた女性・伊東冴子(演・黒坂真美)と出会った。迎えに来た相馬(演・長田成哉)の話では、彼女は有名バイオリニストで近々神社での野外コンサートが控えているらしい。

その後、マリコが科捜研に戻った途端、変死体発見の報が入る。臨場するマリコたち。
死んだ男は作曲家で、空港で会った伊東冴子の夫だった!
偶然の再会に驚くマリコと冴子。
その家の周辺地域では空き巣事件が多発しており、室内が荒らされていることからも、被害者は空き巣に入った犯人と鉢合わせて撲殺されたと考えられた。

マネージャー(演・瀬奈じゅん)、事務所社長(演・斉藤陽一郎)も現場検証に立ち会う中、冴子はコンサートの打ち合わせに出かけると主張する。
夫が死んだこんな状況なのに?
何を置いても音楽をやめるわけにはいかないと言う冴子に、戸惑いを覚えるマリコで――――

ゲストキャスト

黒坂真美
瀬奈じゅん
斉藤陽一郎

スタッフ

監督:森本浩史
脚本:小川眞住枝(プロット原案 戸田山雅司)

みどころ

次回は「マリコVS天才美人バイオリニスト」というお話です。
ミステリーにバイオリンは似合いますね。美女が演奏する画も素敵ですし、バイオリンが奏でる調べは作品に品格を与えてくれる感じがします。
「なんだかいつもより高級な感じがした!」
試写を見たスタッフが実際にそう言いました(笑)

天才バイオリニスト・冴子の役は、バイオリン経験があって芝居が上手な女優さんにお願いしないといけません。
えー、そんな条件揃った人いるの?
いました。黒坂真美さんです。
黒坂さんは「何があっても音楽が第一優先」という哲学のキャラクターを凛々しく演じてくださいました。ドレス姿も素敵でかっこいいです。

でも、いきなりボヤいてナンですけど、“音楽モノ”って製作スタッフにとっては大変なんですよ。色々と準備しないといけないことが多くて。
音楽は前もってプロの方に演奏してもらって収録しないといけないし、楽器を弾ける俳優さんを探さないといけないし、弾けなかったら指導をつけて練習してもらわないといけないし、撮影も編集も音楽に合わせないといけないことがあるし……等など。
それでも僕らが音楽企画をやってしまうのは、なぜでしょう?
面白いモノが出来るから!
そう。苦労する甲斐があるのです。
今回のエピソードも苦労した甲斐あって、素敵な一篇になりました。

劇中にマリコと冴子のこういうやり取りがあります。
「音楽が仕事だなんて、素敵ですね」
「いい音を出したい。出来る限りいい演奏をしたい。それだけの毎日です」
僕らスタッフや、沢口さん内藤さんをはじめとする出演者にとっては、この場合の「音楽」を「テレビドラマ作り」に置き換えるとシックリきます。
「いい作品にしたい。出来るだけ面白い作品を作りたい。それだけの毎日です」
……ってね。
え、何をカッコつけて言ってるんだお前は、って?
すみません! 調子に乗り過ぎました(汗)

では最後にクイズです。
ドラマの冒頭は空港。マリコがドイツ研修から颯爽と帰ってくるシーンから始まります。
さて、科捜研メンバーが期待する「マリコが買ってくるお土産」は何でしょうか?
あのマリコさんですからね。
皆さん、よく考えてくださいね。
はい。その答えは2月6日(木)の放送でご確認ください!


(文責・東映プロデューサー 塚田英明)






制作日誌
刺激的な「風丘早月編」、いかがでしたか?
普段はサバサバしていてかっこよくて、ちょっと大雑把なところがまた親しみを持てる早月先生ですが、今回は襲われて、解剖を禁じられて、記者に情報を漏らして、藤倉部長に叱責されて、異動の危機にまでさらされる・・・とさんざんな目に遭っていました。だからこそ、沈んだ顔、おびえる顔、怒りに心を震わせたり屈辱に唇を噛む表情など、いつもは見られない早月先生の顔を堪能することができたのではないでしょうか。
なんといっても犯人へのビンタ。すばらしかったです。
そして事件解決後、早月の家でのマリコとの二人芝居ではいつもの表情に戻って・・ほっとするラストでした。紅茶を飲んで「先生、先生~!」と追いかけるマリコの笑顔がまたかわいらしく、現場もこのシーンはとても和気あいあいとした空気で進みました。

「臓器が盗まれた死体」というとても猟奇的な題材を扱いつつ、当然死体をあからさまに映すことはできないので、その表現に現場では試行錯誤を重ねました。
シートをめくったときの皆のリアクション、というのが何より一番、死体の凄惨さを物語っていると思いますが、さらに編集で、死体がオープンになった瞬間に「まがまがしい効果音」を数秒間つけくわえました。まるで地の底から怨霊が這い出てくるような音楽ですが、皆様の意識下にうまくはたらいてくれているといいなと思います。つまり、「なんかぞっとする」と思って観ていただけたら、嬉しいです!

「死体から腎臓を盗む」というのもまた全く身近でない作業で、しかしそこは今回野村宏伸さんを解剖医役に迎えたりして、緻密にその死体の状態やその解剖動作を描写しなくてはいけないところ。監督をはじめとした私たちスタッフは、腎移植のマニュアルなどを読んで勉強しました。この「科捜研の女」、毎回色々な世界をお見せすることも一つの魅力だと思っていますが、私たちスタッフもこうやって異分野のことを少しでも勉強する機会があるというのは、とても楽しいことです。
ちなみにそうやって盗んだ腎臓を、密かに東国の人間に渡す犯人というシーンがありましたよね。あれは本当に関西国際空港でロケをさせていただきました。豪華!!(実は、来週も空港のシーンが出てくるのです。お楽しみに!)

というわけで次回は、ヴァイオリン編。
濃厚な一本に仕上がっています。
極寒の京都で撮影は順調に進んでいます!!皆様もお身体に気を付けて、またテレビの前でお会いしましょう!


(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)


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