東映ホーム > テレビ > 天装戦隊ゴセイジャー > あらすじ一覧 > epic23 燃えろ! ゴセイジャー

テレビ

epic23 燃えろ! ゴセイジャー

2010年7月25日O.A

ガッチャ☆ストーリー

 エリ、モネ、望、天知博士の4人は「留守番お願いね!」とゴセイジャーの男性メンバーを残し、花火大会に出かけてしまう。ビーチに到着し場所取りをする4人の上空で、昼間だというのにきれいな打ち上げ花火があがる。見とれる4人だったが、急に身体がカッカ熱くなりおさまらない。打ち上げ花火の正体は幽魔獣・スカイフィッシュのザイ粉(ゴ)だったのだ。ザイ粉は続けて火の粉で人々を襲おうとするが、ゴセイジャー男性陣が現場に急行。ところが、ザイ粉の素早い動きについていけず、ハイドがエリやモネと同じようにザイ粉の攻撃を受けてしまう。ハイドは火がでるような発熱で体力を奪われ、ろくに変身もできないまま倒れこんでしまう。その一方で、エリとモネは幽魔獣にさらわれてしまい―――。

 脚本:荒川稔久  監督:中澤祥次郎

フォーカス☆みどころ

 次回はみどころが満載です!
 epic9「ガッチャ☆ゴセイガールズ」ではゴセイジャーの女の子2人が最初から最後まで「あ~でもない、こ~でもない」とドタバタを繰り返し女の子の魅力が爆発(?)、好評を得ました。次回は男の子たちの番です。ザイ粉の攻撃によって身体から吹き出る熱が止まらないハイド。その身体を冷やしながら敵のもとに向かうアラタとアグリの様子は、一瞬も目が離せないハチャメチャ道中です。それはもうゴセイガールズにまさるとも劣らないドタバタぶり……。最初から最後まで、とにかく熱い! ハイドが熱がってるのにかかわらず、男たちの友情と絆はもっと熱いのです! きっと今まで見ることのできなかった新しいゴセイボーイズの一面が垣間見えるはず。絶対にお見逃しなく!
 もちろんゴセイガールズもさらわれたままでは終わりません。元気一杯に、打ち上げ花火より大きい幽魔獣への拳を打ち上げますよ~。それに次回は女の子らしい可愛らしい一面も見せてくれます。ちなみに天知博士と望親子もザイ粉の攻撃を喰らってしまいます。天知親子の運命やいかに!? そんなところにも注目してみてください。
 とにかくこれを見ないと夏が始まらない熱い熱い次回「燃えろ! ゴセイジャー」。その名の通り、メンバー全員燃えてます! ご期待ください!!




epic21&22

ゴセイジャー現場に長石監督復活! キャストにもゴセイジャーの原点! 渡辺監督も師事するカリスマ
「なんか甘い物が食べたいよ~、エリ」
パティシエリ、誕生! 「がんばりま~す」
ドーン! ドンドーン!! ガーン!!!
期待してます! エリ先生 ロケ地のお店やさんからは… ゴセイジャー特製の丸ごとメロン!
「ありがとうございました!」
監 督「エリのケーキ楽しみだね」
助監督「そうですね」
「まだかな~、まだかな~」 「早く食べたいな~」
エリ「どうしよう。私自信ない・・・」
モネ「なんとかなるなる! かモネ」
そうだ! 私には仲間がいる! 仲間と一緒ならがんばれる!! 「とにかくやってみる!」
えいっ! えいっ!! いけそうな気がする!
これは、キター!
ジャ~ン! かんぺき!
仲間のためなら何でもできる! だからこれからも応援よろしく、 お願いします!
監 督「もうそろそろかな、ケーキ」
助監督「そうですね」


8月7日公開「天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー」特集④

 今回は「天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー」の大きなみどころの一つでもある、アクションに焦点をあてたいと思います。竹田アクション監督のジェットコースターのように展開するアクション!画で見てわかりやすい迫力のある映像は、見応え十分です。まさに竹田ワールドが大炸裂しております。

 映画では素面のキャストのアクションシーンがたくさん盛り込まれています。これらのシーンはアクションで魅せ、映画を盛り上げるために渡辺監督と竹田アクション監督が話合い、作り出したものです。なるべくスタントをつかわず、キャストも様々なアクションをこなしてくれました。現場にもいい緊張感が生まれ、テレビシリーズでは体験できないスケールのアクションにキャスト自身も楽しみながら挑戦をしてくれています。印象的だったのは、アグリ演じる浜尾くんが水の中に落ちるシーン。浜尾くん自身初めての水落ちということでしたが、その表情からも気合いはビシビシ伝わってきました。その様子を眺める他のゴセイジャーのキャストが、まるで浜尾くんのガッツからエネルギーを得ているように勇敢な表情をしているのもまた印象的でした。スクリーンに広がるキャストたちの真剣な表情は、決して芝居だけではなく現場に臨む姿勢そのものがにじみ出たものだと思います。それぞれが初めて体験する、素面のキャストたちのアクションにご注目ください!
 もちろん変身後のアクションからも目が離せないことは言うまでもありません。護星天使ならではの流れるようなアクションを表現するためにワイアーアクションも多様されております。一瞬の息もつかせないテンポとスクリーンが揺れるくらいの躍動感があふれるクライマックスのアクションはまさに圧巻です! 現場ではアクション監督が画を決めるのはもちろんなのですが、その画はスーツアクターの皆さんから出てくる様々なアイデアと融合して、化学反応を起こし、言葉では表現できないほどもの凄いアクションの連続になっています。
 最初から最後までゴセイジャーがスクリーンせましと暴れまくる「天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー」! まさにアクションそのものが激情版です。是非映画館でお楽しみください。

<劇場版公式サイト> http://www.w-gosei.com/




真夏の夜の俺

若松「さあ、夏が来たぞ夏が!」
大森「次回は夏休み編ですもんね」
若松「逃げろ!」
大森「は?」
若松「俺、どこかのタイミングでへばるかも知れへんねん」
大森「もしかして、夏ダメなんですか?」
若松「はい。自慢じゃないがものすごく苦手なのだ。大学進学で内地(北海道人が言うところの本州)に来てから幾星層、夏は毎年日々生き残れるかどうかの勝負をしている。主食はアイスキャンディーとなり、毎年慢性的な夏バテ状態になる」
大森「その、“内地”に来てもう長いのに」
若松「そうなんだけどさ、愛媛とアメリカ育ちの君には分かるまい。最近の北海道も夏は暑くなってきたけど、基本的に気温の低い北海道出身の人間は、毛穴が少ないとかいう話がある」
大森「眉唾ものだなあ」
若松「俺も半信半疑なんだけど。でもそうだと仮定すると、高い気温で上がる身体の熱を体外に逃がすのは、体質的に難しい。北海道からいきなりうだるような暑さと湿気の魔都・京都に移り住んでから、俺と内地の夏との苛烈な歴史は始まったのだっ。北海道にいる時はほとんど冷房を使う必要がなかったせいか、京都の最初の夏は、意地張って冷房、扇風機すら使わないでいたら、毎晩暑くて眠れなくてさ」
大森「そんな意地張らなくても良かったのに」
若松「まあ単にお金がなかっただけなんだけどさ。夜、俺の部屋に遊びにきた友達には、『顔の真ん中が赤くなっとるで』とよく言われた。頭に熱が溜まってたんだね」
大森「毎晩、熱中症気味だったということですか……よく生きてましたね」
若松「だから夜中に何十回も起きては、水を入れて冷やしておいたペットボトルを抱きかかえたり、冷蔵庫に数分間アタマを突っ込んでみたり、でもやっぱり眠りが浅くてすぐ起きてさ……しょうがないから本読んだりレンタルビデオをガンガン観たりして、それが俺という人間のヘッドの礎を築いたわけなのだが」
大森「(遮って)ヘッド? ブレインでは……」
若松「でもさ、寒さは人を殺せないけど、暑さは人を殺せるからね」
大森「ええっ。逆でしょう。凍死とかありますけど?」
若松「では、仮定してみよう。君は今、人工物のない、樹も谷もない荒野に立っているとして」
大森「はあ」
若松「で、気温が異常に低い。すごく寒い。どうする?」
大森「厚着して、焚き火したり温かいものを食べたり運動したり、体温調整します」
若松「じゃあ逆に、気温が異常に高い。すごく暑い。どうする?」
大森「薄着して、扇風機とかかけて……ああ、何となく若松さんが言いたいことが分かってきましたよ」
若松「そう、人間は暑さからは根本的には逃れられないのだよ。冷たい飲み物だとか氷とか体温を下げる食物はあるけど、それは一時の対症法でしかない。夏の暑さは、何だかんだ言っても我慢して乗り越えてなくてはならない。それは、護星天使も人間の亜種だけに、同じこと」
大森「次週はそういうお話です。ゴセイボーイズの中でも、いつも涼しげなハイドが敵の花火熱作戦によって相当なダメージを受ける。しかもゴセイガールズ・エリモネが海水浴した隙をつかれて誘拐されて、さあ大変」
若松「かくして男ども・ゴセイボーイズ3人の、世にも暑苦しい戦いが始まるのだよ。彼らの暑さ対策のズレっぷり、力の入り方がぶっとんでて、爆笑必至のお話になりました」
大森「エリモネの模様替えにも期待していただきたいですね」
若松「うん。五人と春先に『夏休み編』で何をしようかって現場で何となく相談してて、そこでいくつかのキーワードをもらって、脚本家の荒川さんや中澤監督とノリに乗って脚本を作っていった。現場スタッフの皆さんも灼熱の砂浜の現場を支えて下さって、結果出来上がったのがこの大娯楽作品です!」
大森「オンエアが楽しみですね。ところで今夏、若松さんはどうやって暑さを乗り切るつもりですか」
若松「もちろん、アレとアレとアレで」
大森「ああ、劇中で出てるアレとアレとアレですね。……暑さが苦手な方、次回はとにかく必見です! そうでない方ももちろん是非!」
若松「冷房は抑えめに! 寝冷えに注意しよう! 冷たいものは摂りすぎないように!」
大森「おっ、珍しくまともなことを」
若松「……夏の俺! あ、食堂でアイス買ってくるわ(出ていく)」
大森「自分に言ってただけなのね。でも、体調管理には皆さん本当に気をつけて、この夏もゴセイジャーとともに、乗り切りましょう!」

  暑苦しく続きます!



ゴセイジャーのみんなに会える記事はこちら!

発売中!
★「宇宙船 Vol.129」(ホビージャパン)
  磯山さやか インタビュー
  山田ルイ53世 インタビュー
  渡辺勝也 監督 インタビュー

★「Gyao Magazine 8月号」(USEN)
  小野健斗 インタビュー

★「テレビドガッチ」にてキャストのインタビューを公開中
 http://dogatch.jp/anime_kids/super-sentai/

7月24日発売
★「テレビタロウ 9月号」(東京ニュース通信社)
  千葉雄大×浜尾京介×小野健斗 座談会



(文責:若松豪、大森敬仁)

同じジャンルのコンテンツ

関連リリース