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epic10 ハイドの相棒

2010年4月18日O.A

ガッチャ☆ストーリー

 シーイック族のハイドには、ゴセイジャーの他のメンバーと違い相棒がいない。花束を海に手向け、ひとり海岸に佇むハイド。そのハイドの眼前に突如、ウォースター・5000℃のクラスニーゴが現れた。「おまえは…、なぜ生きている!」クラスニーゴこそが、かつてハイドの相棒であるマジスを倒した張本人だった。血相を変えてクラスニーゴに相対するハイド。しかし我を見失い、クラスニーゴにも太刀打ちならないハイドの姿に、他のメンバーも心配を募らせる……。そんな折、天知博士が海のスペシャリスト・さかなクン博士を天文台に連れてきて―――。

 脚本:横手美智子 監督:中澤祥次郎

フォーカス☆みどころ

 次回、ハイドが背負う過去が明らかになります。実はハイドにも他のメンバーと同様、相棒がいたのです。名前はマジス。そのマジスとハイドの間に何があったのか…?その謎はぜひ番組で確かめてください。
 ハイドの相棒・マジスを演じていただいたのは伊藤陽佑さんです。伊藤さんといえばスーパー戦隊シリーズのファンの皆さんには『特捜戦隊デカレンジャー』のデカグリーンこと江成仙一役でお馴染みのはず。今回、役柄の縁もありマジス役に体当たり、熱演を披露していただいております。現場スタッフも久しぶりの伊藤さんとの再会に興奮の様子でした。「逆立ちさせようかな」と、つぶやく石垣アクション監督がいたりと、ノリノリの現場のテンションがマジスとハイドの熱い熱い男たちのシーンを盛り上げていますので、ぜひお見逃しなく。


 熱演といえば、なんといっても次回はさかなクンが出演します! その名もさかなクン博士です!! 実のところ、次回の話は「アウトブレイク☆俺イックパワー」のコーナーでもお馴染みの若松プロデューサーの「さかなクンに出て欲しい!」という発案から始まりました。(詳しくは下の「俺イックパワー」をご参照ください。)さかなクンありきで始動したストーリーなので、脚本の横手さんも大いに(?)魚に関する研究をしてまとめていただいた、渾身のお話なのです! まさに奇跡。
 撮影の方はというと、さかなクンの上がりまくりのテンションに現場も大盛り上がりでした。さらには「魚のことをしゃべっているので、絵をかきますよ~」というご本人の提案で、劇中イラストも披露していただいております。しかもゴセイジャーのキャストにプレゼントまでしていただきました! ギョギョー! ありがとうございます!!
 劇中では水族館(新江ノ島水族館さん、ありがとうございました)でも撮影をさせていただきましたが、撮影中もまさに「水を得た魚」ならぬ「魚を得たさかなクン」。魚に囲まれて、終始興奮。そして、スタッフやキャストに魚のことをたくさん教えてくれたのです。本当にためになる、興味深い話をたくさんお伺いし、さかなクンの魚に対する造詣の深さに改めて脱帽いたしました。
 ここまで話して全くドラマの内容に触れておりません……。気になりますよねぇ?ハイドの過去の話にどうやってさかなクン博士が食い込んでいくのか!? それは絶対番組を直接見て確かめてください。 「ギョギョー!」っと驚く大変な展開が!


さかなクンがエリ役・さとう里香ちゃんの似顔絵を描いてくれました。よく見ると天知さんもいますね…。
   
こちらはモネ役のにわみきほちゃんをネコザメとブレンドしてます。さかなクンもちゃんといますよ!


さてさて9話でスカイックブラザーが登場し、ヘッダーの仲間がまたまた増えました。ゴセイジャーにおいて大きな鍵を握っているのがなんといってもヘッダーです。ゴセイブラスターに装着できたり、ゴセイマシンに変化して合体したりと、様々な局面でゴセイジャーたちをサポートしてくれるヘッダー。これからもドンドン驚きと感動を運んできますので、ヘッダーの活躍にも要注意です。今後もぜひお楽しみに!



さかなクンと俺空港

若松「なあ、人間が生きる目的って何だろう?」
大森「はあああっ?」
若松「えーと、よく“生きた証を残したい”とか言う人いるじゃん。俺、そういうのあんまなくてさ。刹那主義だし」
大森「“俺が進めば俺の後に路ができる”ぐらい思っているでしょう。俺こそが生きる伝説であり現象である、とか」
若松「……まあ大体合ってるね。でもさ、最も壮大な生きた証の残し方って何だと思う? 子孫をのこすこと以外に」
大森「また……何を思いついたんですか」
若松「いつか空港に、俺の名前をつけるんだよ」
大森「はああああっ!?」
若松「つうか、空港に名前がつくぐらいの存在に俺がなるんだよ。JFK空港とか、シャルル・ド・ゴール空港とかみたいにさ。それ凄くない?」
大森「あのう……何でそんなこと思いつくんですか。つか、いつもそんなこと考えてるんですか」
若松「とりあえず、地元の北海道のどこかに空港ができた時狙いで」
大森「このヒトは……北海道知事に謝れっ」
若松「……ん? 何か問題?」
大森「いえ……今回は、次回のお話をしましょう。特に、スペシャルゲストのことを」
若松「おう、さかなクンね、衝撃的な出会いであった」
大森「まさに奇跡でした」
若松「プロット打ち合わせの時盛り上がったよね、横手さんも我々Pチームも。ハイドで相棒で海でさかなクン、今はあえて関連が分からないように言っていますが、もう完璧に繋がったね。いや、面白かった。つうか次回は内容が本当に濃くて、面白いです」
大森「さかなクンはいい人でしたね」
若松「うん。もう、普段もまったく、テレビで見るままのさかなクンなんだよな。最初『なんとお呼びしたらいいですか』って言ったら『さかなクンでお願いします』と。セットの脇で話してて、俺が水泳が趣味だと言ったら、手を差し出して握手してくれて、『今度僕の研究所の近くの海にダイビングに来て下さい! 優秀なインストラクターさんや美味しい魚料理屋さんも宿もご紹介しますよ!』と言われて、感激した」
大森「実はさかなクン、今回が初のドラマ出演だったんですよ」
若松「おお、名誉。天知博士との掛け合いは、爆笑だったね」
大森「僕も『フォーカス』で書きましたけど、『ギョギョー!』とかアドリブ連発で、スタッフのみんなウケまくってましたからね」
若松「ハイド・小野くんも笑いをこらえるのに必死だったもんな。『ハイドとしてはとてもシリアスな話だから、辛い……』って」
大森「あと、普段から言葉遣いが“ギョ”でした。『おはようギョざいます』『ありがとうギョざいます』と」
若松「天使みたいな人だった。あと、撮影が終わったらスタッフ全員に挨拶してくれたんだよな。その時も感動したわ」
大森「謙虚な、素晴らしい方でした」
若松「さあ、ゴセイジャ―とさかなクンの組み合わせでどんな化学反応が起こったか、皆さん是非ぜひ。お楽しみにしていて下さい」
大森「ギョギョー!」
若松「俺空港もね」
大森「……もういいです」

多分続きます。



ゴセイジャーのみんなに会える記事はこちら!


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(文責:若松豪、大森敬仁)

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