仮面ライダードライブ
- テレビ朝日系 毎週日曜あさ8時から
放送は終了いたしました。ありがとうございました。
ゴルドドライブの攻撃から剛を守り、チェイスは命尽きた。剛は、チェイスを失って初めて、その存在の大切さに気付く。絶叫する剛。その前に再び現れたのは、チェイスが最後の攻撃を浴びせたはずのゴルドドライブだった! 一方、進ノ介はハートとメディックと共に特殊状況下防衛センタービルの最上階を目指す。そこにゴルドドライブが残した人類をデータ化してしまう装置があるからだ。が、3人が上に向かおうとしたその時、グローバルフリーズが起きて―――。
脚本 三条 陸
監督 柴﨑貴行
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ロイミュードとは何だったのか?
ロイミュードの撲滅を目標としてきた剛。その剛の命を守って死んだのは、ロイミュードであるチェイスでした。「人の命を守る」という仮面ライダーとしての使命を身を持って証明し、そして剛に託したチェイス。その想いを、剛は受け止めます。そして、奇跡の変身が実現するのです。さらにチェイスの死を知ったメディックにも感じるところがあります。ブレンに守られて生き残ったメディックもまた、剛と同じことを感じるに違いありません。その最後の力を振り絞って、ブレンが助けてくれた意味を証明します。
さて、以上がストーリーとしてのみどころです。しかし、本当の意味でのハイライトは各キャストの芝居を置いて語ることはできません。ブレンの死、そしてチェイスの死に際しても松島庄汰さん、上遠野太洸さんがそれぞれが1年間演じてきたキャラクターの最期を魂を込めて演じきってくれました。そして次回。まさに劇中での剛とメディックと同様に、ブレンとチェイスの芝居に応えてくれる稲葉さんと馬場さんのお芝居が展開します。体中から絞り出すような感情の爆発は、1年間のキャラクターの紆余曲折を背負ってこそ成せるもの。その重みは半端ではありません。さらに、彼らの熱はチェイスの死を目の当たりにした霧子演じる内田さん、それを知った進ノ介こと竹内さんやハートの蕨野さんへとつながっていきます。画面の中の彼らは紛れもなくキャラクター自身であり、ドライブという世界の中に生き、怒り、泣いています。そんな俳優たちの熱演が深く心に刻まれるに違いない第46話。ぜひご期待ください。
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(文責・大森敬仁)
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1. 45話ご出演者紹介 <UPDATED!>
2. 撮影日誌42「チェイスという男」
オフショット
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早瀬明…滝口幸広さん
早瀬、再び!!そう、あの早瀬が45話に登場。
前回、世間的に進ノ介がライダーとなったのを一緒に見届けた早瀬。
そんな早瀬はまだ完全復帰とはいかない中でも、元相棒として、
進ノ介のため、ドライブピットが破壊された特状課チームのために緊急用ピットを用意!
進ノ介とのアツイ友情にしびれました。
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クリムの作り上げたプロトドライブを経て、
ロイミュードの仲間として魔進チェイサーという処刑人となり、
自らの出自、アイデンティティにもがきながら、
ついに仮面ライダーチェイサーとして復活したチェイス。
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最初に上遠野くんのチェイスを見たときは、正直オーディションの時より数段低い、
作り込んだ声に驚いたものですが(笑)
ロイミュード勢の中でも最もメカっぽく、かっこよく、クールなチェイス/魔進チェイサー/仮面ライダーチェイサーはたちまち巷の人気者になっていきました…
そして中盤からは新たな魅力として、
上遠野くんの作り上げたクールなチェイスが、一言つぶやいただけでおもしろく聞こえたりし始め、「低くてメカっぽく喋ってきたのはこのためか!(ではないけど笑)」と
上遠野くんの最初の役作りが功を奏したことに、一同やられたなと思っているのでした。
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上遠野くんの「耳の裏を見せろ」ほか「乱れちゃう」などのフレーズは、
実は本打ち合わせの際に脚本家さん、監督、プロデューサー皆がマネをしながら再現し(笑)、
次なる新たな上遠野くんの名セリフが生まれたのでした。上遠野くんに言ってほしいセリフシリーズがどれだけ編み出されたことか(笑)
そんなチェイスの最期は、
途中で気づき手に入れた人間の感情・「愛」を忠実に守りながらも、
涙することなく、
最初に現れた時と同じ、人間のために戦う戦士として淡々と迎えられました。
その静かな最後に、
ロイミュードの悲哀を感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
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剛役の稲葉君のお芝居も相まって、チェイスの最期は、
上遠野くんの積み上げた歴史にしか作ることのできない、チェイスらしい静かな最後になりました。
さあ次回、
チェイスが「ダチ」だということに気づきながらも、素直になれなかった剛は
どうなってしまうのでしょうか。
稲葉くんの芝居を含め、見逃すことのできない次の展開、絶対に目を離さないで見届けてください!!
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辛い展開も続くけれども、
本日は3ライダーと特状課チームの立役者、追田さんとりんなさんのお写真と、
チェイス上遠野くんのお芝居後の笑顔で。
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次回、というより、
この後最後までノンストップで続く、みんなのトップギア。
フルスロットルでもうなん走りかドライブにお付き合い頂き、
絶対に、1度たりとも見逃さないでくださいね!
(文責・小髙史織)
シークレット・ミッション情報
仮面ライダードライブが1年間を通して展開してきた『シークレット・ミッション』シリーズ。その最後のエピソードが、ついにベールを脱ぎました。昨年末に公開された『MOVIE大戦フルスロットル』。その中でドライブと戦った仮面ライダールパンが再び登場します。ルパンの声を演じるのはもちろんピースの綾部さん! 映画の最後で、ルパンは進ノ介の前から姿を消しています。しかもロイミュードのデータを盗んだまま。つまり、本当の意味でのロイミュードの撲滅はルパンを倒すまで成らないのです。そんなドライブとルパンの最後の戦いを描く応募者全員有料サービスDVD『シークレット・ミッション type LUPIN ルパン、最後の挑戦状』は10月1日発売の小学館『てれびくん11月号』、または11月発売予定の小学館『仮面ライダードライブ超全集』で応募できます。ぜひ、ご応募ください! 詳細は下記サイトまで。
http://www.drive-smission.com/
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(文責・大森敬仁)