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第3話 超絶

2009年2月8日O.A.

Episode Guide

ディケイドを「悪魔」と呼ぶクウガとの戦い、そしてキックホッパー・パンチホッパーの乱入。
一方、ゲキバスゲゲル(聖なるゲーム)の中心となったグロンギの遺跡から、「究極の闇」――ン・ガミオ・ゼダが復活する。
ガミオが吐き出す黒煙の中で、グロンギへと変貌していく人間たち。ユウスケが信頼を寄せる八代刑事もまた、黒煙に巻かれていく。
すべての人間がグロンギと化し、戦闘本能のみによって生きる究極の闇。クウガの世界もまた、滅びへと向かいはじめた。
ゲゲルは阻止されたのではなかったのか? それとも、ディケイドの存在が世界を滅ぼそうとしているのか?
士は、ユウスケは――その時、クウガの身に何かが起こる!

 脚本:會川昇 監督:田﨑竜太

Production Note

《クウガ編》もいよいよクライマックス!
# 第2話・3話を合わせて《クウガ編》と呼んでいます。

『仮面ライダークウガ』(2000)。
あざやかな赤や青に姿を変え、昆虫メカとバイクが合体し……。
「仮面ライダー」のイメージを一新するきらびやかさで、当時の子供たちのハートをがっちりとらえ、平成ライダーシリーズの嚆矢となりま した。
『ディケイド』で初めてクウガにふれたお子さんも多いと思います。この機会にクウガに興味を持っていただき、DVD やブロードバンド配信 などでオリジナルシリーズをご覧いただくと、より『ディケイド』やガンバライドが楽しめることうけあい。
もちろん、オリジナルシリーズを見ていないお子さんたちをターゲットに制作しています。でも、せっかくの10周年記念のお祭り企画なので 、そんなふうに平成ライダーワールドをお楽しみいただけるといいなあ、とは願っています。

『ディケイド』第3話では、9つの世界をめぐるディケイドの旅の真価が、ついに明らかに! まさに「超絶」としか言いようのないシーン のつるべ打ち。
ご期待ください!



お待たせしました。ようやくメイキングを公開!

ミニパトを破壊する、グロンギならぬ不逞の輩ども。
田崎組のクランクイン初日は、このシーンからでした(第2話)。
冒頭からオープニングから、キレイな姿がほとんどなかった第1話の森カンナさん(夏海)。田﨑監督が名づけて「キタナ姫」、って ……。
キタナ姫に襲いかかる数々の難関。
水攻め(雨降らし)、火攻め(ナパーム)!
さらにはプチ・アクションもあり、第1話からこれだけの洗礼を浴び倒したヒロインも珍しいかと。
ライダー・ミーツ・ライダー。
士(つかさ:井上さん)と渡(瀬戸さん)の邂逅。バトンタッチ劇の意味合いも兼ねています。
ライダー・ミーツ・ライダー、パート2。
高岩成二さんが井上正大さんに、カードの持ち方を伝授。「歴代ライダーに変身するライダー」というお祭り企画の原点は、「高岩さんの存 在自体をキャラクター化すると?!」でもありました。
一方、田崎監督が佐藤寛子さんに伝授するのは、iPhone の操作法(!)。おしゃれアイテムかと思いきや、配色が警察向きでもあったり。
佐藤さん演じる八代刑事は、第2話でも士に顔面に正拳くらったりしていましたが、第3話ではさらなる試練が……。
対策本部の会議に出席していた署長は、署長ではなくて所長?!
東映テレビ・プロダクション佐藤所長の《内トラ》でした。『相棒』はじめ刑事ものも数々手がけるだけに、敬礼も堂に入ったもの!
《内トラ》パート2。
クランクイン立ち会いを兼ね、堂々の遺影デビューを飾ったのは、制作事務の秋葉嬢(事務方の内トラ出演は遺影が多いのです……)。
「まっちゃん」は脚本の指定ですが、なぜまっちゃん?
というわけでクランクインは、『クウガ』コンビのお2人のシーンからでした。
キタナ姫も、写真館セットではキレイ姫に返り咲き。
一方、士と夏海の撮影初日は、第3話のこのシーンから。
壮絶な死闘の果てに、士と夏海は……!
ホッパー兄弟まで乱入し、てんやわんやのディケイド本編。第3話には、アメリカ帰りのこんな人まで!(アクターはもちろん永瀬尚希さん )
物量がハンパないディケイド、もはや現場が「ライダー大戦」です……。
リバーサルフィルムをあしらった、ふしぎなオブジェがいっぱいのオープニング。
これは……「フィルム酒?!」。
中のフィルムも、田崎監督自身が blackbird, fly(士のカメラと同型)で撮ったもの。他にもフィルムボール、フィルムキューブ、フィルム タワーなどなど。
歴代ライダーの写真を OHP 化したボード。これ何用?! と井上さんも。
写真自体を使うというより、透過した光を士のアップに投射して、雰囲気をつくっています。あの手この手、照明効果に至るまで「平成ラ イダー10周年」にこだわり尽くしたオープニングなのでした!


1月31日(土)、『仮面ライダーG』も無事に放送!
テレビ朝日開局50周年記念特番『SMAP がんばりますっ!!』内の1コーナー。番組名のとおり、「がんばりますっ!!」と私たちもがんばりまし たが、それ以上に、年末年始から放送当日まで、無数の方々にご尽力をいただきました。この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
テレビ朝日 & 平成ライダーのアニバーサリーイヤーならではの、一夜かぎりのお祭りに燃えたスタッフ&キャストと、視聴者の方々の心に 、「G」が消えない刻印を残したことを願ってやみません。

なかんずく『ワイド! スクランブル』の皆さま、テレビ朝日総務の皆さまには、本当にお世話になりました。50周年をバネに、局をあげて団 結しようという心意気!
# 陽の当たりにくいポジションかと思い、あえて言及させていただきました。

アニバーサリーイヤーは、まだまだ始まったばかり。
新たなるミッションが、次から次へと待っています! 今後ともよろしくお願いします。(^^;

G のスーツを演じたのは、渡辺淳さん(写真)。『ゴーオンジャー』ではゴーオンゴールド、『ディケイド』3話ではキックホッパー やグロンギを演じられています。2/8(日)もスーパー渡辺淳タイム!

上地雄輔さんが変身したフィロキセラワームは、岡元次郎さん。警備員の横山一敏さんや、テラスから落ちる永徳さん など、アクションも豪華な顔ぶれが結集してくださいました。
ディケイドはもちろん、高岩成二さんでした!

クランクアップの瞬間、吠える! 田村監督。
もともとテンション高い監督です。朝の4時ともなれば、超ナチュラルハイテンション!

美術部特製《シェード》の旗をプレゼントされて大喜び。けど、監督がおねむになった隙に、大江プロデューサー@テレビ朝日がゲットしたと か。(^^;
それにしても、元・政府機関のくせにドクロとは、シェードちゃんたら……。

そして、放送当日までつづいた仕上げ作業。

完成を記念して、田村監督に大江Pが贈ったのは、吾郎さんの変身アイテムと同じ「G」のラベルの特製ワイン。
ボトルが空なのは、写真の効果を高めるためです(嘘)。
その後、祝杯は朝までつづき――そのまま仕事に出た一同が、一様に顔面蒼白だったのは秘密です。もちろん夜の放送スタートと同時に、元 のハイテンションに!

(文責・白倉伸一郎)

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