TV

仮面ライダーアマゾンズ

DATA
BS朝日 7/3スタート毎週日曜 深夜1時から
TOKYO MX 7/6スタート毎週水曜 22時30分から
放送は終了いたしました。ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

Episode3 COLONY OF ANTS
7月17日放送(BS朝日 深夜1:00~)
7月20日放送(TOKYO MX 22:30~)

トンボアマゾンを真っ二つに引き裂いたアマゾンオメガ。
悠(はるか)は、自分の未知なる力と衝動におののくばかりだった。
「なんで僕が……」
さまよう悠は、義母が本部長をつとめる製薬会社、野座間製薬へとたどり着く。

一方、大滝、前原とチームから二人も失った駆除班は、新たな識別反応を受け、出動中。
反応が出たのは、マンションの一室であったが……。


脚本:小林靖子

監督:田﨑竜太

(文責・武部直美)

いわゆる平成仮面ライダーシリーズもすでに17作。
うち、なんと10作ものパイロット(1・2話)を手がけられたのが、われらが田﨑竜太監督。
まさに平成ライダーそのものと言える名匠が、『アマゾンズ』に殴りこみです。

そして朝倉義人カメラマンは、ひそかに仮面ライダー初参戦。
ふだんは京都撮影所で活躍されている朝倉さん。ドラマ『科捜研の女』『妻と飛んだ特攻兵』等でタッグを組み、その腕前に惚れこんだ田﨑監督が、東京へと拉致したのでした。
じつはTV用オープニングの撮影も朝倉さんの手になるもの。ご覧になられた方には、その映像美はすでに折り紙付きだと思います。

激突するオメガ(悠)・アルファ(仁)の2大アマゾンライダー。
拡大するバトルを受け、令華(加藤貴子さん)のライバル・橘雄悟(神尾佑さん)、ラスボスとの呼び声も高い天条会長(藤木孝さん)と、新キャラも続々登場。野座間製薬にも激震が走ります。
そしてバトルフィールドはマンションへ……。

田﨑監督の緻密な演出と、朝倉カメラマンの映像美が織りなす、さらなる『アマゾンズ』の世界をお楽しみください!

(文責・白倉伸一郎)

◆スタッフ紹介

3・4話を務められたのは、田﨑竜太監督。これまで平成仮面ライダーシリーズで最も多くのパイロット(1・2話)を務めてこられたが、今回担当された3・4話の演出は初挑戦だったそうです!「石田監督の世界で遊ばせて頂きました。」というお言葉の通り、石田監督の本読み・衣装合わせ・撮影を熱心に見学・研究されておりました。

◆キャスト紹介

志藤真(まこと)役
俊藤光利(しゅんどう みつとし)さん

駆除班のリーダー、志藤を演じるのは俊藤光利さん。
今年42歳の俊藤さんは「仮面ライダーアマゾン」(1974年)と同い年であり、不思議なご縁を感じられたそうです。リーダーシップと確かな演技力で、劇中のみならず撮影以外でも個性派揃いの駆除班を引っ張ってまとめる俊藤さんに是非ご注目下さい。


マモル役
小林亮太(こばやし りょうた)さん

モグラアマゾンに変身する少年、マモルを演じるのは小林亮太さん。
駆除班最年少の小林くんは笑顔が素敵な17歳。撮影の合間には高校生らしく定期テストの勉強をするという一幕も。雪が残る山奥の撮影でも、制服の上着は破いて変身する「駆除班のアイドル」マモちゃんをこれからもお見逃しなく!

◆Episode3 ゲスト紹介

主婦役・本橋由香さん

女王蟻アマゾンに変身する主婦を演じたのは本橋由香さん。96年「激走戦隊カーレンジャー」でイエローレーサーを演じ、特撮ファンにもお馴染み。醸し出す不穏な雰囲気や女王蟻アマゾンの常軌を逸した叫び声にも要注目です!

TV版放送記念!キャストインタビュー

◆第二回:谷口賢志さん(鷹山仁/仮面ライダーアルファ役)

第一回:藤田富さん(水澤悠/仮面ライダーアマゾンオメガ役)はこちらから



 監督は、「あ〜……そっちで来た。分かった。うん、それでいい」って、それだけ(笑) 

――出演が決まったあと、顔合わせや台本読み合わせで、印象に残っていることはありますか?

谷口 石田監督・白倉プロデューサーから、「鷹山仁は人殺しでヒモでアル中だ」と冗談っぽく言われ、そんな仮面ライダーいるのか?! と思いましたが、1・2話の台本を読んだら本当にいました(笑)。
17年間役者をやってきて、【やってみたい人間】があり、それを実現するチャンスだと思いましたね。

1話の台本読み合わせでは、僕のセリフが「アマゾン」一言なので、どうするのかなと(笑)。読み合わせって、アクションシーンを飛ばすことも多いので、今日は(出番)ないかもと思ってたら、石田監督が「谷口、変身いくぞ」と。
何パターンか考えてきた中で、僕が一番やりたいかけ声が、聞こえるか聞こえないかの声で言う「アマゾン」だったんです。
監督は、「あ〜……そっちで来た。分かった。うん、それでいい」って、それだけ(笑)。僕も焦って、「監督、他のもあります! やらせてください!」と直談判したら、「いや、もういいよ。それで良い」と。

その時は焦りましたけど、今考えると、僕が考えてきたことを感じ取ってくれていたのかも知れません。顔合わせの時から、<芝居は死ぬ気で考えて来い>というプレッシャーをみんな感じてまして。僕の必死さが伝わったならよかったです。



――鷹山仁のキャラクターは、いつ方向性が決まっていったのですか?

谷口 当初、鷹山仁は喜怒哀楽がなく、アマゾンを殺すことに徹底するキャラにしようと考えていて。
いざ演じたら、監督から「家ではダメな奴にしてみよう」と。「な〜な〜は〜さん!」という呼び方もご提案いただいて、その方が七羽(ななは)さん(演:東亜優さん)も生き生きとしてきました。
そんな試行錯誤から、冷酷だったり、だらしなかったりする多面的な仁ができあがっていきました。

一貫して、仁をつかみどころのない人間にしたいと心がけました。

小林靖子さんの脚本は、説明的なセリフがなくて、想像力をかきたてるような書きかたで。さらに1・2話の石田監督は、“そんな撮り方する?!”みたいなアーティスティックな演出をされ……。
2話、駆除班バンの「後頭部カットバック」は良い例ですね(笑)。あのシーンって、視聴者は顔が見たいと思いますし、従来の仮面ライダーだったら絶対に映してると思うんです。それをあえて背中だけで語らせたり……。
小林靖子さんや石田監督がそういう演出をされるなら、僕も分かりやすい演技はしたくないと。




 想像していた変身シーンとは、まるっきり違って衝撃的でした 

――変身シーンはいかがでしたか?

谷口 現場でカメラを設置している時点で、“あれ?”って……。

『ゴーゴーファイブ』に出演していた時には、変身ポーズは絶対に横位置→真正面→ブレスのアップ……と決まりがあったので、今回もそうかなと思ってました。
「普通に歩いてきて、変身ベルトは適当につけろ!」と石田監督に言われ、“え? ベルトって変身音が鳴ったりして……”とか、いろいろ考えてたら、「はい、そこで止まれ、やれ!」と(笑)。
「『アマゾン』のかけ声は、グリップひねってからの方が良いですか?」と尋ねたら、「知るか! 自分で考えろ」と……。
明らかに僕の顔しか撮影してないんです。さらに画面の中に枝先を入れはじめて……。想像していた変身シーンとは、まるっきり違って衝撃的でした。




 弓削くんが、「あんなに楽しそうにしている石田監督を初めて見た」と言ってました(笑) 

――第3・4話田﨑監督の印象はどうでしたか?

谷口 田﨑監督は、1・2話の撮影や衣裳合わせも付き合ってくださって、やりやすかったです。
バックボーンを大切にされる方で、仁の一つ一つの行動に意味をもたせてくださって、毎回新しい仁を発見しました。特に東さん(七羽)と目線だけで芝居をするシーンにこだわりを強く感じました。



――田﨑組では、第10話・七羽さんとのシーンが、とても印象に残りました。

谷口 田﨑監督が、東さんに熱意ある演出をされてましたね。

「仮面ライダーという作品で、男女の心情を描くのは、そう滅多にできることではありません。だから、このシーンはすごく大切に撮りたいんです」
と、想いを伝えてらっしゃいました。
東さんの演技は、当然変わりますし、それを受けて、僕の演技も変わらざるをえない。すると監督が、「ほら、谷口が変わるだろ! これが芝居だよ、谷口がこういう顔するような芝居をしないといけないんだよ!」とおっしゃって……。
“あれ? そんなこと言う監督だっけ?”と、非常に印象残ってます(笑)。

監督お三方とも、僕は初めてだったので、アマゾンズでの印象しかないんですけど、弓削くん(弓削智久さん/第7・8話ゲスト)が、「あんなに楽しそうにしている石田監督を初めて見た」と言ってました(笑)。田﨑監督も石田監督も、アマゾンズの現場に触発されたのかも知れませんね。



――第5・6話金田監督の印象はどうでしたか?

谷口 ものすごい量を撮る監督だと思いました。普通の監督が、2回別アングルからの撮影で済むところを、15回くらい撮るような(笑)。
現場では、“なんでこんなに同じセリフを(何回も)言うことになるんだろう?”と思ってましたが、いざ本編を見て、“こういう編集をするためだったんだ”、と。
デヴィッド・フィンチャーという大好きな映画監督も、1シーンで何百カットと撮影されるので、撮り方が同じだなって思いました。

僕からの提案を「それ面白いね、やろう」と取り入れていただきました。でもそのせいで、さらにカット数が増えて撮影が押しちゃったりして……。スタッフの皆さんに苦労をかけて申し訳ありません(笑)。




 岩上さんとは密にやり取りを。話し合いというよりは近況報告みたいな(笑) 

――岩上弘数さん(アマゾンアルファ役)とは、撮影中にどんなお話をされていましたか?

谷口 スーパー戦隊に出演していたので、キャラを共有する必要は知っていて。

岩上さんが撮影に入る前に、台本上から実際の撮影で変更になった箇所と、七羽さんの前では少し羽目を外した部分もあったので、余裕があるだけのキャラにはなっていませんと伝えました。
闘いかたに関しても、養殖と野生のイメージを逆転させたくて、野生と呼ばれているアルファの方が闘いに慣れて余裕がある感じを出したいとお伝えしました。



――逆に岩上さんからのご提案はありましたか?

谷口 クセを作りたいと提案があって、胸の傷を掻く仕草になりました。とても面白くて、「それ、(変身前の演技に)使ってもいいですか?」と。
岩上さんからも、「あのシーン少し熱くなり過ぎたから、アフレコで調整してくれるかな」とか、密にやり取りを。話し合いというよりは近況報告みたいな(笑)。

2人でよく話してたのは、“俺たち(仁)のベルトなのに、なんであっち(悠/オメガ)は武器使えるんだよ?!”と、“ジャングレイダーは色合い的に俺たちのバイクじゃない?!”でしたね(笑)。




 この変身シーンは一生忘れないと思います 

――記憶に残っているシーンはありますか?

谷口 1話の変身です。

最初の変身は、片手で卵を割る練習を、家で何パックも使ってやりました。だんだん右手で割れるようになって、いざ現場に入ったら、石田監督から「谷口、左手で割ってくれ」と言われ(笑)。本番はちゃんと一発で割れてホッとしましたね。
撮影の時は、どんな画になるのか、まったく分かりませんでしたが、制作発表会で初めて特報映像を見て、アルファが炎の中から現れる演出がめちゃくちゃカッコよくて……。その時の感動も含めて、この変身シーンは一生忘れないと思います。

違う意味で印象に残っているのは、卵です。
卵っていろんな食べかたあると思うんですけど、劇中ではずっと生卵かゆで玉子で。七羽さんが水筒に生卵を入れてきた時(6話)、「(小林)靖子さん!! もっと違う食べ方あるよ!」って、台本にツッコミ入れてしまいました(笑)。




 富は絶対僕に負けたくないって思ってたと思うし、僕も絶対負けないようにと心がけてました 

――水澤悠(演:藤田富さん)との共演はいかがでしたか?

谷口 富との関係もすごく楽しかったです。

ストーリー上、仁が一歩先にいないといけない。1・2話だけ見ると、アルファってカッコいいですけど、話が進むにつれて、悠が悩んだり、覚悟を決めて闘ったりして、悠/オメガがどんどん愛されていくようになってます。それでもアルファは一歩先にいないといけない。
富と僕の、役者での関係にも、似たようなものがありました。お互い、口には出しませんでしたが、富は絶対僕に負けたくないって思ってたと思うし、僕も絶対負けないようにと心がけてました。




 七羽さんが褒められると、「でしょ、うちの七羽さん、こんなにいい女なんだぞ」って(笑) 

――キャストの方に一言贈るとしたら、どなたにどんな言葉をお送りしますか?

谷口  七羽さん(東亜優さん)に、「いてくれてありがとう」と。
七羽さんがいるから、仁は戻って来られる。もしいなかったら、仁は途中で死んでしまったんではないかなと思います。それだけ仁にとって、七羽さんが、生きる意味そのものになっていると感じてます。ちょっといい女過ぎますけどね(笑)。

七羽さんが評価されると、僕も嬉しくなるんです。
もちろん、東亜優さんという女優の魅力があってこそだと思いますが、だらしない仁を飄々ひょうひょうと支えてこそ、七羽さんがいい女に映るので、七羽さんを引き立てるのは僕の役目でもあると思ってました。だから七羽さんが褒められると、「でしょ、うちの七羽さん、こんなにいい女なんだぞ」って(笑)。




――オリジナル版を再編集したテレビ版の放送も楽しみですね。

谷口 とても楽しみです。
オリジナル版が配信されている時は、まだ撮影中ということもあり、アマゾンズの世界に入り込んでしまっていて。時間も経った今なら、冷静な目で観られると思いますし、皆さんの感想にもちゃんと耳を傾けられます。
ひょっとすると視聴者の皆さんよりも、キャストのほうが楽しみにしている可能性ありますね(笑)。




 “今、時代に求められている仮面ライダーは何か”を真剣に考えました 

――最後に、視聴者の皆さまに向けて『仮面ライダーアマゾンズ』の魅力をお願いします!

谷口 「今までにない仮面ライダーを作りたい」「仮面ライダーと思わないでください」というお言葉を、石田監督や白倉プロデューサーから頂戴し、そのつもりで臨みました。でも実際に演じるにつれて、自分の中で、「仮面ライダーを担っている」という想いがどんどんつのっていきました。

テレビでできない表現をやろう、大人向けにしようではなく、アマゾンでありながらアマゾンを殺さなくてはいけない<鷹山仁>という男として、『仮面ライダーアマゾンズ』の世界をシンプルに生きようという結論に行き着きました。

仮面ライダーの歴史に最大限の尊敬を持ちつつ、キャスト・スタッフ全員で試行錯誤を繰り返し、“今、時代に求められている仮面ライダーは何か”を真剣に考えました。
撮影が終わった今思うことは、<仮面ライダーの壁>に挑戦して、その壁を超えた先にあったものも、結局は仮面ライダーだったということ……。改めて、仮面ライダーという作品の偉大さを感じました。

仮面ライダーは、昔からのファンの方や、さまざまな考えを持った方がいらっしゃって。批判・意見が飛び交うのも作品の魅力だと思っています。キャスト・スタッフ一同、命がけで作った作品なので、皆さんの感想をぜひ聞きたいですね。




 〜AFTER INTERVIEW〜 

谷口 役が決まる前に、僕のことを可愛がってくださる萩野崇さんと飲みに行ったんです。

萩野さんが演じられた仮面ライダー(浅倉威たけし/仮面ライダー王蛇)も、すごく特殊な設定で、鷹山仁の「人殺しでヒモでアル中」と通じる要素もあったので、「萩野崇の後を継ぐのはやっぱり俺だと思うので、役取ってきます!」と萩野さんに宣言しちゃいました。

役が決まって、すぐ連絡させてもらいましたが、「本編は観ないから」と言われて。でも、つい先日、「観たよ。お前の魂感じたよ、最高だった」とおっしゃってくれて。

萩野さんも、今でも仮面ライダーを愛していて、演じられたことを誇りに思っている。僕も歴史ある仮面ライダーを演じ、その仲間入りを果たしたことが、とても誇らしいです。



番組公式HP( amazons.jp )ではノーカット版のインタビュー記事を掲載中。こちらは全13話お楽しみ頂いた方向けの内容が含まれております。配信オリジナル版ですでにご覧になった方、インタビューの続きが気になる!という方、是非こちらもご覧ください!!

(文責・坂航太)

PAST EPISODE 過去のエピソード

NEWS ニュース

INFORMATION 番組情報

CAST
水澤 悠:仮面ライダーアマゾンオメガ/藤田 富
鷹山 仁:仮面ライダーアマゾンアルファ/谷口賢志
水澤美月/武田玲奈
泉 七羽/東 亜優

志藤 真/俊藤光利
マモル:モグラアマゾン/小林亮太
大滝竜介/馬場良馬
高井 望/宮原華音
前原 淳/朝日奈 寛
三崎一也/勝也
福田耕太/田邊和也

橘 雄悟/神尾 佑
加納省吾/小松利昌
水澤令華/加藤貴子
天条隆顕/藤木 孝

STAFF
原作:石森章太郎

脚本:小林靖子

監督:石田秀範/田﨑竜太/金田 治(ジャパンアクションエンタープライズ)

音楽:蓜島邦明

主題歌:「Armour Zone」歌/小林太郎

アクション監督:田渕景也(Gocoo)

LINK 仮面ライダーアマゾンズ 公式サイト

ページ上部へ

  • ©2016「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会©石森プロ・東映