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警視庁捜査一課9係 season12

長年にわたって9係の係長として番組を支えていただいた渡瀬恒彦さんへ深く感謝し、心よりご冥福をお祈りいたします。

DATA
2017年4月12日水曜スタート! 毎週水曜夜9時放送
放送は終了いたしました。ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

CASE3 殺人ピアノ曲
2017年4月26日放送

「加納倫太郎が早乙女静香を苦手な理由」

親愛なるターシャ・テューダー様
 
登紀子は母親の心配をよそに大学を無事卒業し、親が経営している石川製紙に就職。私の方は聡介との同棲がばれて駆け落ち同然で結婚。作家デビューした聡介でしたが本はほとんど売れず、私の華道の収入も知れていて、家賃の安い団地でつつしまやかな新婚生活を送っていましたが、本当に幸せな日々でした。そこがマンハッタンから戻って来て、今、住んでいる団地です。大学を卒業して二年目に登紀子が私たちの団地を訪ねて来ました。浮かない顔をしてたのでどうしたのと聞くと、お見合いの話が来たと言うのです。相手は警察の人で登紀子の父親の東大法学部の友人が警察関係の人でその人の紹介だと。早稲田出身で登紀子より一つ年上。聡介も早稲田だし、会うだけ会ってみて気に入らなきゃ断ればいいじゃない、私がそう言うと当事者じゃないから気楽に言えるんだ、静香姉さんが来てくれるならと言い出され、私は登紀子のお見合いに立ち会うはめになったのです。
お見合いの場所は目白の椿山荘でした。紹介者の北田丈晴さんは警察庁のキャリアで後に警視総監にまで上り詰めるエリートです。その北田さんが所轄に出向した時に出会った刑事でノンキャリだがキャリアよりはるかに優秀なのでぜひ紹介したいと言うのです。しかし肝心のその彼がなかなか現れないのです。一時間過ぎても現れないとさすがに登紀子の両親も不安な顔になりました。北田さんが戻って来て、目白の駅で女子大生を痴漢した男を彼が捕まえたようだと言いました。それで遅れてるんですねと登紀子の両親。しかし三十分以上前に駅は出てると言っている北田さんは首をかしげました。彼が現れたのはさらに一時間後でした。その彼こそが加納倫太郎です。倫太郎は、遅くなりました、深々と頭を下げ、失礼しますと帰ろうとするではないですか。君が目白駅で痴漢を捕まえたことは聞いている、まあ座りたまえ、北田さんにそう促され、ようやく倫太郎は座りました。私はさんざん遅れて来てこの態度は何と思いました。登紀子の両親もさすがにこれは合わないと感じたと思います。それからどんな会話がなされたかはよく覚えてませんが、登紀子の父親と北田さんが東大法学部時代の話で盛り上がっていたことだけは覚えています。倫太郎と登紀子は一言も会話を交わしてなかったのではないでしょうか。いや登紀子が一言だけ質問しました。趣味の欄が空白ですが、大学時代何かスポーツはやってなかったのですか。空手をやってました。倫太郎はその一言でした。数日後、登紀子が私と聡介の団地にやって来ました。私はてっきりお見合いを断る相談だと思いました。ところが登紀子は言うのです。あの人、空手の大会で眼力で慶大生を退場させた人、私、あの人と運命を感じると。まさかの展開でした。

早乙女静香拝

To be continued CASE4 ねらわれた監察医




CASE3

ゲスト

春田良美――藤真利子
桜坂響子――夢咲ねね
桜坂真子――梶原ひかり
一ノ瀬子音――黒川芽以

スタッフ

脚本:瀧川晃代
監督:長谷川康

(文責・金丸哲也)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
加納倫太郎 …… 渡瀬恒彦

浅輪直樹 ……… 井ノ原快彦

小宮山志保 …… 羽田美智子

村瀬健吾 ……… 津田寛治

青柳靖 ………… 吹越満

矢沢英明 ……… 田口浩正

早瀬川真澄 …… 原沙知絵

石川倫子 ……… 中越典子

園田俊介 ……… 中村俊介

黛優之介 ……… 竹中直人

早乙女静香 …… 野際陽子

STAFF
【脚 本】深沢正樹、岡崎由紀子、真部千晶、瀧川晃代、徳永富彦、ハセベバクシンオー、保正和之、岩瀬晶子

【音 楽】𠮷川清之

【監 督】杉村六郎、新村良二、長谷川康、田村孝蔵、細川光信、吉田啓一郎

【ゼネラルプロデューサー】松本基弘(テレビ朝日)

【プロデューサー】神田エミィ亜希子(テレビ朝日)、金丸哲也(東映)

【制 作】テレビ朝日、東映

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