警視庁捜査一課9係 season10
- テレビ朝日系にて毎週水曜よる9時放送
放送は終了いたしました。ありがとうございました。
ミニガイド:悩める刑事M&S
村瀬「延び延びになっていた小宮山君の主任昇進三周年祝いだが」
志保「もういいわよ。この間の一件で十分」
村瀬「あの偶然はびっくりしたな」
志保「私もまさかあそこでつかさちゃんと会うとは思わなかった。まだ関係が続いていたのね」*『警視庁捜査一課9係アニバーサリーブック』
スピンオフ小説「9係のいちばん長い日」をお読みください。
村瀬「そ、そんなわけないだろう!」
志保「なに興奮してるの。その分だとまだ未練があるようね」
村瀬「な、小宮山君こそ、京都の老舗呉服店のあの男、まだ続いてたんだな」
志保「十年ぶりよ。彼が東京出張で久しぶりに会っただけ。そもそも誰のせいで別れたと思ってるの」
村瀬「え?誰のせい?」
志保「なにとぼけてるのよ。十年前、あなたがあんなことするからでしょう」
村瀬「あんなこと?小宮山君にはあんなことなのか?」
志保「酔った勢い」
村瀬「酔った勢い?俺は本気だった」
志保「もういいわよ。十年前に終わったこと」
村瀬「いやよくない。もう少し話し合おう」
志保「何を話し合うのよ」
村瀬「主任昇進三周年をやらせてもらいたい」
志保「だからもういいって」
志保の携帯が鳴る。
志保「(早瀬川真澄から)え、アンチエイジングのエステ?」
村瀬「アンチエイジング?」
志保「(村瀬に背を向けて)うん、行く、行く。ありがとう」
携帯を切って村瀬の方に振り返る。
志保「出かけます」
村瀬「……」
To be continued CASEⅨ 四角い死体
◆◆村瀬と志保の十年前の出来事は、Season1DVDボックス第7話『船上の目撃者』、第8話『Gペンの殺意』、第9話『冷凍花嫁』、最終話『最後の判決』でお楽しみください◆◆
CASEⅧ 3つの捜査線
【ゲスト】
小谷剛――蟹江一平
【スタッフ】
脚本 徳永富彦
監督 田村孝蔵