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内野聖陽、渾身の一作
“人間”を描いた重厚な刑事ドラマ『ヘヤチョウ』
12月17日(日)よる9時放送

DATA
2017.12.06

ドラマスペシャル『ヘヤチョウ』を、2017年12月17日(日) よる9時よりテレビ朝日系にて放送いたします。

テレビ朝日公式ページ

事件解決に奔走する刑事を一人の人間として
その悩みや葛藤を描く、これまでにない骨太な刑事ドラマ!
内野聖陽がドラマ化を望んだ企画がついに実現!
実力派俳優の卓越した演技とこだわりの映像で重厚な一作が完成!



■内野聖陽の7年越しの思いが実現! やり手刑事の捜査と悩み──刑事を人間として捉えた1本!


肩書きは一介の巡査部長に過ぎない警視庁捜査一課の刑事ですが、誰もが認め る刑事としての高い手腕で“ヘヤチョウ”として信頼されている男。そんな武骨な刑事が、突如として人間的な悩みを抱えることになり、葛藤しながらも難事件に立ち向かう姿を描く刑事人間ドラマ。これまでの事件捜査がメインの刑事ドラマには登場しなかった人間臭いヒーローを、「臨場」、「ゴンゾウ」といった刑事ドラマで個性的な主人公を見事に演じ、高い評価を受けてきた内野聖陽が演じます。

内野演じる主人公の釜本は、誰もが認めるやり手刑事。その手法は古くさく武骨ではありますが、着実に成果をあげるなど上司からも信頼を得ています。ところが、時間も忘れて捜査に熱中するあまり、親友の同僚刑事の相談に乗ることが出来ず、彼は自殺。さらに家庭をも顧みなかったがために、寝たきりの父の面倒を長年みてきた妻にも愛想をつかされてしまいます。刑事として犯人逮捕を第一に考え、行動してきたおかげで、人間としての心を失ってしまったのではないか。釜本は初めてと言っていい“人生の壁”にぶち当たり、苦悩します。そんな釜本の前に現れたのが、警察官として認められたいともがく女性刑事・美紀(武田梨奈)。美紀はかつて釜本が世話になった先輩刑事の娘。彼女なりの悩みに接した釜本は、人間として自らの悩みと重ね合わせ、事件捜査に奔走しながらも人間的にも成長していきます。

原作は、警視庁捜査一課に勤務、退職後は刑事・警察作品の企画協力、原案提供、演技指導などを行う一方、小説などの執筆も手がけた故・飯田裕久氏の小説「地取り」、「検挙票」。この2作を大河ドラマ「八重の桜」、「相棒」などの山本むつみが脚色しました。内野は、過去に飯田氏が警察監修を担当するドラマに出演。俳優として飯田氏を信頼、心酔してきました。2010年に飯田氏が急逝すると、内野主演で飯田氏原作のドラマ化の企画が立ち上がりましたが、内野の主人公を演じる年齢ではないという意向もあり見送りに。その企画が今回ついに実現、内野にとってもおよそ7年越しの思いが形になる、という悲願が果たされる記念すべき作品となりました。


■実力派俳優が集結! 巧みな演技とこだわりの映像美で重厚な作品に!

連続通り魔事件、強盗殺人事件の捜査という事件捜査を縦軸に描きつつ、刑事・釜本という一人の人間が抱える苦悩と葛藤、そして立ち直っていく姿が描かれていきます。単なる刑事ドラマではない奥深い魅力を内包した味わい深い人間ドラマです。
事件解決までの流れと人間・釜本の心情が巧みに折り重なり、ワンシーン、ワンシーンで胸に迫ってくる濃密なストーリーが味わえます。内野を始めとした演技派俳優陣の卓越した演技、こだわりのあるスタッフ陣による映像美も作品のみどころです。
共演は、若手女性刑事・美紀に武田梨奈、釜本の理解者でもある上司・15係係長の沼尻に平田満、釜本と敵対する東中野署署長・吉沢に吹越満、釜本の妻・幸江に奥貫薫、寝たきりとなった釜本の父・和彦に石橋蓮司、ほか実力派俳優が集結!
内野をはじめスタッフ、キャストの強い思いが画面からにじみ出てくるような“人間”を描いた刑事ドラマ。これまでの事件捜査ものとは一線を画した、ドラマスペシャル「ヘヤチョウ」にご期待ください。


キャスト

釜本宣彦 ……… 内野聖陽

辻本美紀 ……… 武田梨奈

沼尻聡史 ……… 平田 満

吉沢 誠 ……… 吹越 満

釜本幸江 ……… 奥貫 薫

釜本和彦 ……… 石橋蓮司
ほか


スタッフ

【原 作】飯田裕久「地取り」「検挙票」(朝日新聞出版)

【脚 本】山本むつみ

【音 楽】吉川清之

【プロデューサー】松本基弘(テレビ朝日)、大川武宏(テレビ朝日)、金丸哲也(東映)

【監 督】猪崎宣昭

【制 作】テレビ朝日、東映


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