TV

7月15日(水)『刑事7人』放送スタート!

DATA
2015.07.01

ドラマ『刑事7人』の放送が7月15日水曜よる9時よりテレビ朝日系にてスタートします。

テレビ朝日公式サイト

みどころ

数々の名作刑事ドラマを生んできた水曜よる9時枠に、東山紀之が初登場!

『刑事7人』は、難解な“刑事事件”に挑む7人のドラマです。

東山は「時間」に執着する一風変わった刑事に扮し、空白の時間を埋めながら“事件のタイムライン”を緻密につなぎ合わせ、難事件の真相と事件関係者たちの想いを浮き彫りにしていきます。

主演の東山と個性光る俳優たちが命を吹き込む“刑事7人”。

彼らが巻き起こす胸熱の刑事ドラマがこの夏、日本中を席巻します!

 

■東山紀之演じる風変わりな刑事が、事件に隠された“空白の時間”の意味と真相に迫る!

2015年夏――。国民的ドラマ『相棒』、『警視庁捜査一課9係』など数々の人気刑事ドラマを世に送り出してきた水曜よる9時枠に、新たな刑事ドラマが誕生! 東山紀之が満を持して、同枠での初主演を飾ります。その誠実で真摯な人間性と仕事ぶりで周囲から「Mr.パーフェクト」と呼ばれる東山ですが、なんと今回は“ちょっと風変わりな刑事“を演じることに! かつてない魅力にあふれたニューヒーローを、見事に立体化していきます。

東山が演じる主人公・天樹悠は、事件とは一見無関係かと思われる「時間」に対してこだわりを見せるちょっと風変わりな刑事。一見人懐っこいが、悪く言えば無遠慮。悪気はないのだが協調性がなく、寡黙かと思えば時に多弁――空気の読めなさは一級品で、何を考えているのかまったく分からない謎多き男です。一方、その捜査能力も超一級品にして唯一無二! 天樹は死亡推定時刻や犯行時刻、アリバイ時刻、タイムリミットなどから導き出した“加害者と被害者のタイムライン”に疑問を投げかけ、そこに生じる“空白の時間”の意味を探っていくのです。

人の死は関係者たちの時間を止めることもあれば、狂わせることもある――。誰にでも平等に与えられた「時間」。ある事情から、その一分一秒に重みのある「時間」に執着する天樹。そして、そんな彼だからこそたどり着くことのできる“空白の時間”に隠された意味と真相…。新たな切り口で展開する“本格派刑事ドラマ”、天樹が捜査の末にすくい取る事件関係者の胸の内から見えてくる“深い人間ドラマ”は必ずや、観る者の胸を熱くすることでしょう!

 

■東山を囲む共演者も濃厚! 髙嶋政宏、片岡愛之助ら個性あふれる実力派俳優が大集結

物語は「警視庁遺失物センター」に所属していた主人公・天樹が、新たな部署に配属されるところから始まります。その異動先とは…「どんなに手柄を挙げようとも、一度配属されたら二度と表舞台に戻ることはできない“刑事の墓場”」、「札付き刑事たちの追い出し部屋」と揶揄される「警視庁捜査一課12係」。実は、天樹も然ることながら、12係のメンバーはいずれも警視庁屈指の精鋭にして、個性派ばかり! 彼らは互いにぶつかり合いながらも、一人では解決できない謎を補完し合い、難事件を解決していきます。

そんな12係のメンバーを演じる俳優たちも、類まれなる実力と個性をもった面々が勢ぞろいしました! 人間観察のプロフェッショナルで“リーダー的存在”として活躍する熱血刑事・沙村康介には髙嶋政宏、ことあるごとにラボにこもる情報分析のエキスパート・山下巧には片岡愛之助、正義感は強いが慢性的にやる気のない刑事・永沢圭太には鈴木浩介、帰国子女で肝の据わったクールな女性刑事・水田環には倉科カナ、敵か味方か分からない(!?)結果至上主義の係長・片桐正敏には吉田鋼太郎をキャスティング。東山とともに、濃厚かつ独特な魅力にあふれる登場人物たちを、生き生きと演じていきます。

さらに、12係と連携する法医学教授の権威、堂本俊太郎に扮するのは北大路欣也! 時に鋭い目を持ち、東山をはじめとする12係メンバーと深い人間関係を築いていきます。

これ以上はないと言っても過言ではない役者陣が命を吹き込む、天樹をはじめとする7人の“我が道を行く精鋭たち”。彼らが捜査の過程で織りなす人間模様と、徐々に形成されていくチームワーク、そして一癖も二癖もある活躍ぶりにぜひご期待ください!

 

第1話あらすじ

 マリーナでクルーザーが爆発する事件が発生し、元大蔵大臣の息子・江尻孝之(川口力哉)の遺体が見つかった。沙村康介(髙嶋政宏)ら「警視庁捜査一課12係」の面々はその一報を受け、現場へと駆り出される。と、そこへ見慣れない男が現れた。爆発が起こったのはまさに日の出を迎えようとする時刻。クルーザーは太陽の方向へとまっすぐ進んでいたにもかかわらず、現場にサングラスがないのは不思議だ、と主張するその男。彼こそは天樹悠(東山紀之)――捜査能力は高いが性格に少々難あり…という個性派刑事がそろう12係に着任したばかりの刑事だった!

 法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)が司法解剖を行った結果、江尻は爆発事件の前夜に絞殺されていたことが判明。そんな中、江尻の部屋を訪れた天樹はどういうわけか、そこで見つけた宅急便の不在票に引っ掛かる。そこから巡り巡って、事件をひも解くための重要な事実が見えてくるのだが…。

 捜査が新展開を迎えた矢先、刑事部長の命令で12係はなぜか、この事件から手を引かされ、連続放火事件と女性従業員失踪事件を捜査することに。連続放火事件を追うことになった天樹は、被害に遭った法務大臣・高田浩一郎(浜田晃)の家で運転手をしている安倍俊也(浜田学)、自転車を燃やされた工場作業員・金子正信(前田吟)から話を聞く。一方、沙村とともに失踪事件を追う水田環(倉科カナ)は、なぜか偽名を使って働いていた失踪女性の正体が安藤紗季(朝加真由美)という人物だと突き止める。その矢先のことだ。小学校に爆破予告の電話が入り、そこに通う法務大臣の娘・高田真奈美(錦辺莉沙)が誘拐された! 捜査の結果、当初は無関係だと思われていた「クルーザー爆破殺人事件」と「連続放火事件」、「女性従業員失踪事件」、「爆破予告事件」の中に“あるつながり”を見出す天樹と12係の面々。そんな中、事件は誰もが予想しなかった、とんでもない方向へと発展し…!

 一連の事件のタイムラインは、20年前に起きた誘拐殺人事件から続いているのではないか――。そう直感し、事件を洗い直す天樹。やがて彼はすべての事件の引き金となった“やるせない想い”にたどり着く…。

 

キャスト

天樹悠 ………… 東山紀之

「警視庁遺失物センター」から「警視庁捜査一課12係」に配属された新任刑事。一見朗らかで、人懐っこい。悪く言えば無遠慮で、人を食ったような態度を見せる人物。相手に捜査情報をぶつけて反応を見つつ、本音を引き出し、手がかりを見つけ出す。時として、犯人にフェイクをかけることもある。協調性がなく、勝手に単独行動を取ることもしばしば。寡黙かと思えば、時に多弁。空気の読めなさは一級品で、何を考えているのかまったく分からない謎多き男である。事件現場では誰も気にしない犯行「時間」や、犯人や被害者の行動「時間」に疑問を抱き、執拗に捜査。その過程で得た些細な情報をきっかけに、真相を究明していく。解剖や手術、残酷な犯行現場の写真などを見ることは好まない。愛用の腕時計が時折止まり、そのせいでよく遅刻するが、みんなに注意されても決して手放そうとはしない。以前は優秀な刑事だったらしいが、10年前に「警視庁遺失物センター」へ異動。ずっと遺失物と向き合ってきた。だが、天樹の持ち前の捜査能力を買う捜査一課係長・片桐によって捜査一課12係へ異動となった。12係の面々は天樹の過去についてはよく知らない。法医学教授の堂本だけが何かを知っているようではある。

 

沙村康介 ……… 髙嶋政宏

「警視庁捜査一課12係」の刑事。正義感が強く、情熱的な刑事。大学時代はフットボール部に所属。体力だけは誰にも負けないと自負しており、捜査でも若い刑事が音を上げるくらい歩き回る。人間観察にも秀でており、気になる人物の言動から捜査を進め、事件解決の手がかりを見つけ出す。人情家で、犯罪被害者に対しては最大限の気配りと優しさを持って接する。また、「何よりもチームワークが大事」と口にする一方で、上から相容れない捜査方針を指示されたときは自らの意志で単独捜査を開始。名誉欲や出世欲は皆無で、事件を解決に導くことが刑事の仕事だと考えている。個性の強い部下たちに頭を悩まされながらも、“リーダー的存在”として結束を固めていく。妻と14歳の長女の三人暮らし。反抗期の娘とどう向き合っていいのか分からず、若い捜査員を捕まえては悩みを相談し、愚痴っている。

 

山下巧 ………… 片岡愛之助

「警視庁捜査一課12係」の刑事。人当たりが良く気さくな男だが、気に食わない相手に対しては露骨に毒を吐いたり、嫌味を飛ばしたりする。鑑識出身で、気になることがあるとラボにこもり、鼻歌を歌いながら、寝食を忘れて鑑識作業に徹する。博識で、政治経済から歴史、芸術、サブカルチャーに至るまで造詣が深い。日焼けを嫌い、犯行現場や捜査に出向くことはめったになく、捜査員が集めてきた物証や証言などから事件を解明していく。大学卒業後、アメリカで犯罪心理学を学んでおり、そういった側面からも事件を検証していく。理不尽な出来事に対して、いきなり“漢気”を見せる意外な一面もある。

 

永沢圭太 ……… 鈴木浩介

「警視庁捜査一課12係」の刑事。天樹のバディとなる。銀行マンからの転職組。慢性的にやる気がなく、指示がないと動けない。だが実のところ、正義感が強く、張り切り屋な男。元警察官だった父親が幼いころに殉職し、それが彼の隠された“正義感”の原点となっている。人の良さから、面倒な天樹と組まされることが多い。天樹のマイペースさや無茶ぶりに辟易しつつも、その洞察力に舌を巻き、助手役に徹していく。

 

水田環 ………… 倉科カナ

「警視庁捜査一課12係」の刑事。個性派だらけの12係において、紅一点の存在。容姿端麗で一見クールだが、実は情熱家の帰国子女。男勝りの性格と度胸を持ち、口が悪い。相手が目上の人間であろうが、年上であろうが、関係なくタメ口を使う。結婚や恋愛にもまったく興味がなく、いつか自分の捜査班を持つことを夢見ている。単独行動ばかり取る天樹に辟易しつつも、どこか気になる態度を見せている。ラボにこもりきりの山下に代わり、さまざまな有益情報を集めてくる。

 

片桐正敏 ……… 吉田鋼太郎

「警視庁捜査一課12係」の係長。管理畑出身という異色の経歴を持つ。結果至上主義で、事件解決のためなら手段を選ばない。「刑事の墓場」と揶揄される超個性派集団の12係メンバーを招集した張本人。難解な殺人事件が発生すると必ず、12係が捜査にあたるが、その狙いが12係の面々を潰すことなのか、あるいは純粋な正義感によるものなのか…。真意は本人のみぞ知る。時間に妙にこだわりを見せる天樹に興味を持ち、10年ぶりに捜査一課に呼び戻した。

 

堂本俊太郎 …… 北大路欣也

「東都大学医学部」の法医学教室教授。殺人事件が発生した際の司法解剖を受け持つ。生まれも育ちも銀座という江戸っ子。口は悪いが、腕は確か。法医学の世界的権威でありながら、権力を嫌い、現役医師であり続けることにこだわる。法医学に関する知識と技術はずば抜けており、時として彼の見立てが天樹らの捜査方針を180度変えることもある。10年前に妻を病気で亡くしており、現在は一人暮らし。早期の段階で妻の病気に気づいてやれなかったことを今でも悔いている。亡き妻が自分のために残してくれた、料理のレシピや家事のやり方を記したノートに従い、家事に勤しんでいる。オンとオフをきっちり分けることをモットーにしており、多忙な中での唯一の趣味は、自慢のクルーザーで旅へ出かけることである。

 

スタッフ

【脚 本】大石哲也 ほか

【音 楽】吉川清之

【ゼネラルプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日)、三輪祐見子(テレビ朝日)

【プロデューサー】山田兼司(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)

【監 督】猪崎宣昭、新村良二、長谷川康

【制 作】テレビ朝日、東映

ページ上部へ