テレビ朝日系 2010年6月6日(日)21時~
キャスト
○
田辺恭介 岡田浩暉
○
鬼龍院花子 宮本真希
○
笑若 高橋由美子
○
つる 芳本美代子
○
兼松 今井雅之
○
市川嵐・辻原誠 川岡大次郎
田辺聡子 小島可奈子
冬喜 斉藤慶太
田辺英介 山本紀彦
魚徳 若林哲行
遠山一郎 藤田宗久
権藤哲夫 石倉英彦
市川嵐蔵 山内としお
幼少の松恵・夕子 北村沙羅
鬼政の子分・熊 杉山幸晴
鬼政の子分・精 木下通博
○
林田歌 多岐川裕美
○
荒磯 名高達男
○
須田保次郎 夏八木勲
○
鬼龍院政五郎 高橋英樹
スタッフ
【原作】 宮尾登美子(中公文庫)
【脚本】 橋本綾
【監督】 猪原達三
【プロデューサー】 田中芳之(テレビ朝日)、島田薫(東映)
【音楽】 西村由紀江
あらすじ
「なめたらいかんぜよ!」松恵は最愛の恋人の親族の前で啖呵をきっていた。怒りと悲しみと、それ以上に今までの人生に対するむなしさが松恵を支配していた…松恵は幼い頃、高知は土佐の侠客・鬼龍院政五郎の家に養子に入った。その日…何もかもが怖く、一緒に養子にきた兄は、ほどなく鬼龍院の家から逃げ帰った…残された松恵はひとり鬼龍院の家で育てられることになったのだが…。
松恵は小学校の教師になるのが夢だった。だが侠客の家ではそんなことは許されない。本を読んでいると叩かれ、毎日が侠客のしきたりを教え込まれる毎日だった。血のつながらない松恵はいつも両親から邪険にされ…その挙句、とうとう鬼龍院に実子の花子が誕生した…松恵は鬼龍院にとっては「おまけの子」。やがて花子の誕生がその後の松恵の運命を大きく狂わすことになるのだった。
成人した松恵は親の反対を押し切って小学校の教師になった。丁度その頃、田辺という大学生と知り合った松恵は、生まれて初めて「恋」というものを知った。半ば売られるように実家から鬼龍院に来た松恵にとって、田辺との恋は生きる希望を与えてくれた。
手紙を書いた。田辺もまた松恵に手紙を書いた。お互いの心が結ばれようとした時、運命という悪魔が松恵に訪れた。
みどころ
宮尾登美子原作の「鬼龍院花子の生涯」がテレビでよみがえります。幼いころに高知の土佐の任客・鬼龍院政五郎の家に養子に入った松恵…血のつながらない松恵は、時に一家のために邪魔者扱いされ、骨身を削る毎日を強いられます。やがて時代の趨勢と共に鬼龍院が没落していく中、松恵は恋を知り、別れを知り、自らの命すら投げ出そうとする中、鬼龍院を背負う決意をしていくのですが…。この作品のみどころは「手」です。生きていく中で人は、時に手と手をたずさえ、つないだ手が運命によって引き離され…手を握り返すことができなった後悔と手を握り直した時の喜びの中で、みな生きているはずです。観月ありささん扮する松恵…幼い時に兄の手を離してしまったことから松恵の中には埋めようのない孤独が住み始めました。やがて成人し、時代の荒波の中で血のつながりさえも越えた「手と手の絆」を見出していくのです。鬼龍院政五郎の高橋英樹さんが五分刈りにしてまで挑んだ役…バラエティの収録で髪型のことをどんなにイジられようとも挑んだ役…きっとテレビで「侠客」を演じる高橋英樹さんは今回が「初」にして「最後」です。娘と父の壮絶な愛と葛藤の物語をお楽しみ下さい。
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