PUBLIC

今村昌平監督『楢山節考』デジタルリマスター版が第70回カンヌ国際映画祭にて上映決定!

DATA
2017.05.10

今村昌平監督の映画『楢山節考』(1983年公開)のデジタルリマスター版が、フランス・カンヌ市で2017年5月17日(水)(現地時間)から28日(日)まで開催される第70回カンヌ国際映画祭のカンヌクラシック部門で上映されることになりました!

第70回カンヌ国際映画祭公式サイト・カンヌクラシック2017

「カンヌクラシック部門」はカンヌ国際映画祭の正式部門の1つで、過去の名作映画の再発見や、修復された偉大な作品の紹介などを目的として2004年に設立されました。

当部門における東映作品の選出については、2015年に『仁義なき戦い』のデジタルリマスター版が上映されて以来となります。
 
日本人の心の深淵に潜む人間性を鋭くバイタリティあふれるタッチで描き、数々の名作、話題作を発表してきた今村昌平監督が、東映と今村プロダクション提携作品として製作したこの作品は、人間の永遠のテーマである「生」と「死」、「親」と「子」の人間関係の本質を追求した「魂」のドラマです。

原作は、昭和31年中央公論新人賞を受賞した深沢七郎氏の名作で、信州の山深い寒村を舞台に、七十歳を目前にした老女が、土地のならわしに従い雪の降る日、息子に背負われて楢山に捨てられに行く――死を目前にした人間の生き方を土俗的な哀切の中に描いた鬼気迫る作品です。

今年、記念すべき第70回目を迎える映画祭のカンヌクラシック部門は、特に過去のカンヌ国際映画祭とゆかりのある作品に焦点を当てており、ミケランジェロ・アントニオーニ監督のイギリス・イタリア合作映画『欲望』(1967年パルムドール受賞)、大島渚監督の日本・フランス合作映画『愛のコリーダ』(1976年監督週間出品)などとともに、1983年に第36回カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた傑作『楢山節考』が、4Kスキャニング・デジタルリマスターによって、フランス・カンヌで甦ります。

ページ上部へ