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映画『ユリゴコロ』キックオフ会見実施のご報告

DATA
2017.07.18

松坂桃李 × 吉高由里子 × 松山ケンイチほか
初お披露目豪華キャストが登壇!!

作品公式サイト

 

この度沼田まほかるのベストセラー・ミステリー『ユリゴコロ』が、主演に吉高由里子を迎えて完全映画化。
『近キョリ恋愛』(14)、『心が叫びたがっているんだ。』(17)などを手掛ける熊澤尚人が監督を務め、これまでの作品とは一線を画す美しき衝撃作に挑みます。
俳優陣には、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果那、に加え、木村多江、そして松山ケンイチと、人気・実力を兼ね備えた豪華俳優陣が名を連ね、9月23日(土)より全国公開を致します。
過去と現代、二つの物語が同時進行する本作は、7月上旬に全撮影を終了予定、ポストプロダクションを経て、完成は8月下旬を予定しております。


本編の完成に先立ち、下記の内容にて豪華出演者陣・監督が初めて一堂に揃うキックオフ会見を行いました。




◆日程

7月9日(日)


◆場所

東京国際フォーラム ホールD7(千代田区丸の内3-5-1)


◆登壇者

吉高由里子、松山ケンイチ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、木村多江、熊澤尚人監督



◆イベント実施レポート

吉高由里子、松山ケンイチ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、木村多江、熊澤尚人監督が、それぞれ白と黒の艶やかな衣装に身を包み、作品のテーマカラーである赤を基調とした印象的な会場に姿を現し、登壇者たちは、会見前日にクランクアップした<現代編>、そして2016年10月に撮影を終えた<過去編>それぞれのパートごとに撮影を振り返った。
二つも物語が交わり一本の作品として完成するという特殊な撮影進行で挑んだ作品に対し、吉高ら出演者たちは「初めての体験」、「不安もあった」と語る一面もあったが、今までに観たこともない作品を完成させる自信と期待感を寄せた。



◆コメント

熊澤監督
「数々の映像化オファーがありながら中々実現しなかった、「映像化不可能」ともいえる作品でしたが、どうしても映画化したいと願っていました。過去編・現代編どちらも撮影に難しさはあったのですが、今日ここに集まっている俳優の皆さんがすごくいいお芝居をしてくれたので、不可能が可能になったのだと思います。時期を分けての撮影でしたが、もし一度に撮っていたり、連続で撮っていたりしたら完成できなかったな、と思います。スタッフだけではなく俳優陣の体力、知力を全部奪うような過酷な撮影でしたが、いい掛け算(現代、過去それぞれの撮影が)になったと感じています。」

吉高由里子
「普段は脚本を読むのに時間がかかるほうだと思うのですが、あっという間に読んでいました。自分自身、人を殺めるという役柄をやったことがなかったので、そこには凄く興味が湧いて、挑戦してみたいと思いました。二つのストーリーが交わりどのように一つの作品になるのか楽しみです。今こうやって並んでいるのですが、(現代編の出演者に対して)全然親近感が沸かない、別の現場の方々かな、と思うくらい撮影で交わることがなかったので、早く作品が観たいです。」

松山ケンイチ
「なかなかみたことのないジャンルだな、今まで自分がやったことのないものだな、と思いました。脚本から感じたテイストとしては、自分が観てきた90年代の映画の匂いがして、凄く好感が持てました。由里子ちゃんに、熊澤監督、新しい発見とか、新しい感覚が得られるんじゃないか、いろいろなところに連れて行ってもらえるんじゃないかっていう期待がありました。」

佐津川愛美
「最初に読ませて頂いた時に、吉高さんが演じた美紗子にも自分が演じたみつ子にも共感するところがあって、人として否定したくなる部分があるのですが、そういうところに魅力も感じてしまうことがあります。演じたら、気持ち的にも病んじゃうんだろうなとか思っていましたが、その気持ちを通り越して、映画の中に入りたいと思った、すごく魅力的な作品でした。」

松坂桃李
「一冊のノートが過去編にすごく関わっている内容なので、過去編の映像は見ずに、どんな撮り方をしたのかな、と想像しながら演じました。ミステリーですが、いろいろな形の愛がある作品だな、と台本を読み終わって思いましたし、撮影が終了してさらに強く、愛のある作品だと実感しました。」

清野菜名
「原作を読んでいて、このオファーが来た時は驚きもありました。本を読んでいた時は亮介の心拍数と同じような感覚を持ちながら読んでいました。自分が亮介の婚約者を演じる、と決まった時は、(清野演じる千絵は)自分とは違う性格だったので、できるかすごく不安なところもありましたが、桃李さんの熱量を浴びて、すごく(松坂に)リードして頂きました。出演者のみなさんが引きずる過去とはまた違う、自分の過去と向き合う役どころだったので、自分との戦いでした。」

木村多江
「脚本を読んだ時に、行間から匂い立つものがあった。匂い立つものを役者も潜在意識の中で、役者もスタッフさんもこの匂いを感じながら作っていくものなので、これをもしみんなが受け取って作っていくと面白いものになるんじゃないかな、と思いました。私は過去編のダイジェストを見ていたのですが、匂いたつ空気感を掴んで、これを受け継いで撮影に臨まなけらばな、と思いました。逆に過去編があって、それを見たからこそ作れたものがありました。」




<それぞれとの共演シーンについて…>


●過去編キャストの面々

吉高由里子
「私と共演していく人がどんどんクランクアップしていって(笑)、長い間一緒に撮影したのは、松山さんが初めてだったので、ひとりぼっちじゃなくてホッとしたし、すごく嬉しかった。もっとお芝居が見たいなって思う役者さんでした。」

松山ケンイチ
「初めて由里子ちゃんに会ったのが10年くらい前だったのですが、その時からすごいクセの強そうな女の子だな、と思っていて(笑)以前に共演はあるのですが、出番が違うシーンだったりしたので、今回はすごく嬉しかったのですが、やっぱり変わったシーンが多かった。思ったより過酷なシーンはいっぱいあったけど、由里子ちゃんだったから一緒に乗り越えられた、というところはすごくあります。」

佐津川愛美
「拒食症という設定だったので、撮影前に減量したんですが、撮影中も血の気のない感じにしたくて、あまりお昼を食べずにいたんです。撮影があまりにハードで朝から夜中までやっていて地方だったし、食事を買いに行くタイミングがなかったんです。そしたら吉高さんがサラダとゆで卵買って来てくれて、一緒に食べよーって言ってくれて、もう“好き!”って思いました。現場でもスタッフのみなさんへの気遣いもすごいし、そういった気遣いをさらっとやってくれるから、本当に好き!」

息のあった現場であり、過酷な撮影の中でも支えあう共演者たちのエピソードが語られた。


●一方、現代編キャストは…

松坂桃李
「現代編の撮影は割とタイトで、濃縮された期間だったんですが、大変なシーンの撮影もありました。気が付いたら夜が開けていたり、感覚としては嵐がやってくるようなものでした。でも、とても楽しかったです。(本編が未完成の為戸惑いながら)あれがああでこれがこう、ですかね(笑)」

と話すと、会場からも笑いが起こったり。


木村多江
「監督が朝にはなりませんから、っておっしゃってくれていたのですが、段々明けていく空を見て、久しぶりに心の中でいつか終わる、いつか終わると唱えちゃいました。あれがああでこれがこうなのですが、色んな桃李くんも見ることができると思うし、菜名ちゃんも、本人とは違う感じで、菜名ちゃんは私の若い頃を映画でやってくれていたので、親近感があって、家族のような感覚なので、役とリンクして、すごくやりやすかった。過去編に負けないぞ、という気持ちがどこかにあって、それがうまく気持ちが一つになってできました。」

と振り返った。


また、松坂の恋人を演じた清野から、松坂が撮影中にオムレツを作った話が出ると…

松坂桃李
「オムレツを作りました!どれだけの卵が犠牲になったのかって思います。自分の中でもうちょっとうまくなりたいなと思い、悪あがきで何個か作ったのですが、現場では誰も食べてくれなかったです。」

清野菜名
「添えてあるトマトだけ食べました。(笑)」

と冗談交じりに撮影中の仲の良さを伺わせるエピソードを披露。




<これから完成する作品に対しての期待感について…>

吉高由里子
「どう交わって、物語になっていくか、というのは大きな期待もありますし、私自身、早く観たいです。ダイジェスト映像(会場で流れた)も懐かしい気持ちと、知らないシーンがあってワクワクする気持ちがあります。昨日撮り終わり、二ヶ月後に公開って大丈夫?何か手伝おっか?と思います。(笑)でもそれは熊澤監督がピシャッと決めてくれると思うので、仕上がりがとても楽しみです。」

松山ケンイチ
「撮影中にカメラのモニターから見ていたのですが、ものすごく映像が美しいです。僕らは過去編に出演したので、今にはない服装だったり、髪型だったり、言動だったり、あると思うのですが、そういう美しさがあると思います。現代編の美しさもあると思います。ラブストーリーでもあるので、温かさと冷たさがうまく融合した作品になるんじゃないかな、と思います。」

松坂桃李
「これだけ現代と過去ではっきり分かれている作品もそうそうないと思うのですが、だからこそ、監督が現場で絶妙な仕掛けをやってるんですよね。それが現代と過去で繋がった時にどう作用して、一つの作品に出来上がるのか、想像できないのですが、すごく楽しみです。期待してください。」




<最後に…>

吉高由里子
「過去パートは去年の10月にクランクアップしていて、昨日クランクアップした現代パートが化学反応を起こして、どんな作品になるのか楽しみです。私も完成を観ていないのですが、皆さんもぜひ期待して、劇場にお越し頂けると嬉しいです。」

と語り、イベントは終了した。





映画『ユリゴコロ』
9月23日(土) 全国公開





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