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映画『北の桜守』3月10日(土)公開決定!
春の北海道ロケついに公開!

DATA
2017.06.22

“桜”を囲んだ幸せな家族のシーンに加え、阿部が吉永をお姫様抱っこ!!

弊社では現在、吉永小百合の120本目の出演作となる、映画『北の桜守』(読み:きたのさくらもり)の撮影を行っております。
本作は、戦後の貧しさと飢えに苦しみながら極寒の北海道で懸命に生き抜いた親子が、十数年の空白を経て再会し、失われた記憶をめぐる旅を描いています。
東映東京撮影所と物語の舞台・北海道を中心にロケーションを敢行。そして今回、2月の網走での冬パートに続き、稚内での春パートの撮影を初公開いたしました。

作品公式サイト

 

北海道春ロケクランクアップ目前の6月19日、本州より遅い春の季節となる北海道・稚内にて、樺太にあるという設定の、江蓮家の1軒家のオープンセットを建てての撮影を公開。
江蓮(えづれ)てつを演じる主演・吉永小百合、てつの夫・徳次郎役の阿部寛、てつの友人、山岡役の岸部一徳、等が参加しました。

オープンセットは何もなかった湿地を埋め立て、そこに1軒家と桜を囲んだ庭を制作。白樺の木を植えるなども含め、埋め立てから完成まで2か月半かけて作成しました。


撮影内容は、『北の桜守』を象徴する、てつが育てた桜が花開く冒頭のシーン。
本作の中でてつは、さまざまな困難に巻き込まれていきますが、ここでは家族や近所の人がそろい、桜の開花を祝うとても幸せな雰囲気。阿部演じる徳次郎が近所の人たちの前で、てつをお姫様抱っこをして、周りの目も気にせずに見つめあう愛にあふれた場面も登場します。

さらには現場会見も実施され、冬、春と2回の撮影をした北海道での撮影がついにクランクアップ目前である中、北の三部作の最終章として、北海道パートの撮影を監督、キャストとともに振り返ります。

東京の取材時に吉永が語った、海に入っていくシーンや北海道の撮影での印象などさまざまな思い出、この撮影にかける想いなどをお届けします。



【メイキング内容】<6月19日(月)>

●出演俳優
江蓮てつ役:吉永小百合、江蓮徳次郎役:阿部寛、山岡和夫役:岸部一徳

(敬称略)

●撮影シーン
徳次郎が内地から種を持ってきて、てつが育てた桜の花が稚内で花開く。その後、桜が咲いた記念に、山岡などの友人と庭で集合写真を撮るシーン。

●撮影場所
北海道稚内市 オープンセット


【現場会見内容】

●出席者
吉永小百合 阿部寛 岸部一徳 滝田洋二郎(監督)

(敬称略)


≪監督・キャスト挨拶≫

吉永小百合
「本日は遠方から『北の桜守』のロケセットにお越しいただきまして、本当にありがとうございます。感謝しております。稚内市長もみなさんが協力してくださって、また市民の方達にもたくさん出演してくださって、成立したものであります。そのこともここで合わせて感謝の思いを述べさせていただきます。短い時間ですが、どうぞ宜しくお願い致します。」

阿部寛
「今日はありがとうございます。僕も今日クランクインで初めて現場に来ました。本当に今日は暖かくて、佐藤浩市さんから寒くてがたがた震えていると聞いていて覚悟してきたのですが、とても暖かかったです。宜しくお願いします。」

岸部一徳
「こんにちは。わざわざ遠いところありがとうございます。僕も稚内は初めて来たんですが、とても暖かくて、改めてゆっくり来ようかなと思うほど、いいところでした。今日はどうぞ宜しくお願い致します。」

滝田洋二郎監督
「みなさん遠いところありがとうございます。この稚内で映画を撮らせていただいて、本当にいい画が、この映画らしい画がたくさん撮れています。約2か月の撮影でほぼ4コーナーを回り切ったところですが、今日はじめての阿部さんなどまだまだやっていきますので、最後まで頑張っていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」


≪マスコミ質問≫

―――吉永さんと阿部さんは以前にも共演されていますが、今回は夫婦役というところでいかがでしょうか。
また、岸部さんは夫婦の友人役としてお二人と共演されていますが、いかがでしょか。


阿部寛
前回は甥という役で、影を抱えた複雑な人物の役どころだったのですが、今回は吉永さんの旦那さん役というところで格上げかなと。
僕の役は最初のほうでいなくなってしまうんですが、最後の方まで影響を吉永さん達、子供達に与えている人物というところですごく、貴重な役だと思っています。しっかり演じなければならないと思って、今日来ました。

吉永小百合
(私が演じる)テツにとって阿部さんの役は本当に大きな存在なんですね。なので、阿部さんにやっていただいてすごい喜んでいるんです。
ただ、鶴瓶さんと「おとうと」をやった時に次は夫婦の役をやろうなって約束をしてしまったので、今回もちょっと出ていただいてるのですが、本当はとても怒っているのではないかとちょっぴり緊張しています。阿部さんと素敵な夫婦関係を作っていきたいと思っています(笑)。

岸部一徳
友人といういい役をいただいて、これ以上は色々言えないのですが(笑)、本当に楽しんでやっています。
阿部さんとはテレビのお仕事で、吉永さんとは映画で4本目になります。映画に出ることは俳優にとっては緊張というよりうれしい楽しい、自分にとってはいい事だといつも思います。今回も楽しくやらせていただきたいと思います。


―――吉永さんにとって今回の『北の桜守』が120本目の作品になりますが、これまでを振り返っていかがでしょうか。

吉永小百合
よくここまで来ることができたと思います。スタッフ、共演者の皆様にサポートしていただいてやってこれたと思います。
監督は先程、第4コーナーまできたとおっしゃっていましたが、まだまだ大変なシーンも残ってますので、命を切らさないで完走して立派な作品にしたい、それが自分の120本の思いだと思います。


―――ここまで続けてこられた理由はなんでしょうか。

吉永小百合
1に健康2に健康、34がなくて、5に体力ですかね。


―――この作品北の3部作最終章ですが、3本で共通する思いはありますか。

吉永小百合
『北の零年』は明治維新の末期に北海道に移住してきた淡路島の人たちの話で、『北のカナリアたち』はひとりの教え子の事件をきっかけに何で仲間と生きていくかを見つける作品でした。
今回も樺太から大変苦しいを抱えながら何とか生きていこうという人達の思いのこもった映画だと思います。
3作品を私が大好きな北海道で撮らせていただいたことは嬉しく思います。


―――ロケ地の稚内の印象は?

吉永小百合
宗谷岬に何度か行きましたが、素晴らしいロケーションですし、サロベツ平野で高倉健さんと初めて「動乱」という映画でご一緒して北海道の魅力にひかれました。
来るたびに色々な北海道を見ることができますし、今回は2月に雪の網走を撮影することができて北海道オタクなんですけども、非常にいい映像が、北海道の人たちも以南の方にも喜んでもらえる映像が皆様にご覧いただけると思います。


―――今回たくさんエキストラの方が参加されていましたが、思うことはありますか?

吉永小百合
昨日も200人の人達が樺太から逃げていくシーンがあったんですが、本当に大変な坂道を登って下さって、ちゃんと役にそれぞれなり切っているんですね。
無料で出てくださったと伺って、感謝の想いでいっぱいですし、それぞれ皆さんの表情が映画でおさめられていると思います。


―――かなり手の込んだオープンセットは後々も残されると聞いていますが、こちらに関して皆様から一言ずついただけますでしょうか。

滝田洋二郎監督
樺太の設定で、樺太は想像つかなかったのですが、去年の秋に吉永さんとスタッフと樺太を取材して、校長先生が住んでらしたお宅がまだ残ってまして。
今は向こうの方が住んでるんですが、そこもかなり強い印象をうけました。あれを再現しようかということで、この稚内のセットを使って、幸いにも何年か残していただけるような立派なセットを作れるということだったので、ここで好きに活動させていただけて、取材も活かしながらとてもいい家を建てられたと思います。
住むこともできますからね、どなたかどうぞ住んでください(笑)。北海道にホテルないときはここに(笑)。

阿部寛
まだちゃんと見てないのですが、ほんとにしっかり作ってあって元々あったのかなと思うくらいで。こっちに来て、すごくいい気持ちで芝居ができます。

吉永小百合
サハリンで見せていただいたお家のブルーの屋根がとても印象に残っていて、それを実現できました。あと白樺がきれいだったんですね、千昌男さんの歌じゃないんですけど、とても印象に残っていました。
今回も白樺がたくさんあって。そういう中でも撮影しましたし、ロケセットはかなり素敵だと自負しています。私が作ったわけじゃないのですが。

岸部一徳
今日初めてみて、最初からあったのかと、それくらいこの土地に自然にあってる。周りの畑とか実際に生活してるんじゃないかと思うくらいで。
残されるということのなので嬉しく思います。


―――『北のカナリアたち』のロケも稚内だったと思うのですが、稚内での印象的な思い出のエピソードはありますか。

吉永小百合
宗谷岬に日本最北端のところに立って思いを新たにしたってことと、晴れているとサハリンも見えるんですね。ですからこんな近いところで日本人が住めなくて帰って来たっていう悲劇を改めて思いますし。
横綱大鵬さんが晩年よく稚内にいらして、サハリンを眺めてもう一度行きたいといってらしたっていうのを聞きましたし、稚内というすごくサハリンと近いというところで樺太のロケをやらせていただくのはありがたいことですし、空気感とかもでていると思います。


―――印象的なエピソードは?

滝田洋二郎監督
一生懸命撮っているので毎日がエピソードなのですが、吉永さんの映画を撮らせていただく時にあなたが吉永さんの映画を撮るのは意外であると言われまして。それは東映の大きな映画を撮った方もに言われまして。あ~おもしろい私は私の映画を撮り切ってみせますと言いました。
去年の3月からじっくりと丁寧に準備をしたので、ストレスがないのはスタッフそのものがよく理解してるのと、素晴らしい俳優さんはスタッフの力が最大限に活かされるので、吉永さんがどんなたたずまいで演じられるかということをスタッフが想像して、キャッチボールしながら、みんなが少しずつ進化してるというのを吉永さんとできる喜びをみんなで感じているのでとても幸せな現場で、若い人にとっては貴重な体験だと思います。

吉永小百合
監督はとても明るく笑いが絶えない方なので、テストもうまくコミュニケーションがとれてたらじゃ回してみよう!とすぐいってくださるので、思い切ってできるんですね。
先日も佐藤浩市さんにおにぎりをもらって、全く何も食べてないで、息子と一緒にとぼとぼ歩いて行ったシーンで私が信じられないような食べ方をしてしまったんですね。
どのように映っているか心配でもあり楽しみなんですけど、じゃがいも畑で盗んで食べるシーンも本当に思いっきりできますし、不思議な監督さんで、何でもやってしまうというそんな感じがしてます。元気がでる撮影の方法でありがたいと思います。


―――この後、お姫様抱っこするような場面があるとうかがっているのですが、どんな感じか教えてもらってもいいですか。

阿部寛
まだするかどうかわかりませんよ(笑)

吉永小百合
テルマエの阿部さんですから安心して委ねたいと思っていますが、どうなるかわかりませんね(笑)

(実際にこの後撮影)




―――実生活でもあるんでしょうか。

吉永小百合
全然ありませんよ(笑)

阿部寛
僕も実生活はないですよ(笑)。本当にどうなるかわからないですね。


―――この映画をどういった思いでお客さんに見てほしいですか。

岸部一徳
もちろん滝田監督、吉永さんの作品だから見てもらいたいという思いと、終戦の時の日本のその時にどういうことがあってどんな人がどんな苦労をしたかが割と今忘れられているのでそういうところも実際の話として見てもらいたいです。

吉永小百合
もちろんそれが一番大事なところですが、この映画にはいろんな要素があってミュージカルぽいところであったりアクションもありますしインド映画ぽい感じのところもあってそういうところ全てを含んで映画として楽しんでいただきたいです。

阿部寛
僕も堺くんとか篠原さんとかのはじめてのキャストの方と出られるのも楽しみですし、どんな吉永さんが見られるか、監督がどうやって作ってくれるのかも楽しみにしてます。




映画『北の桜守』
2018年3月10日(土) 公開







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