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構想40年―。俳優・水谷 豊が、満を持して監督に初挑戦!日本初とも言える本格的なタップダンス映画『TAP THE LAST SHOW』製作決定!

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2016.04.25

俳優・水谷 豊が初めて監督としてメガホンを取る新作映画『TAP THE LAST SHOW』の製作が決定しました。日本初とも言える本格的なタップダンス映画として、ショービジネスの世界の<光と影>を描きます!

映画公式サイト

◆水谷 豊が若き日に思い描いた企画が、40年越しに実現!

本作の企画が立ち上がったのは、今から遡ること40年前。23歳の水谷 豊が思い描いていたあるストーリーが元になっています。“他人とコミュニケーションをとることが苦手だが、天才的なタップダンスの才能を持つ若者の話”にいつか挑戦したいと思っていた水谷ですが、その当時、この企画が実現するタイミングはなく、本人も「ご縁が無かったのだろう」と思っていたといいます。

40年間温め続けたこの企画が動いたのは2015年のこと。プロデューサーに、長年思い描いていたストーリーを打ち明けたところから始まります。内容を聞き「面白い!」と思った彼は水谷の話を元にプロットを作成。その後、脚本家の両沢和幸の手により、物語が作り上げられました。

「最初は少しボリュームのある脚本を書いてもらい、そこから水谷さんはじめスタッフの意見を元に、少しずつ内容を削っていく作業を重ねました。決定稿が出来るまで6回程改定を重ね、第7稿でようやく脚本が完成しました」とプロデューサーは語ります。

当初、天才タップダンサーを主役に据えた物語を想定していましたが、水谷は既に63歳。そこで、主役は元・天才タップダンサーで、とある理由から大きな怪我を患い、今は一線を退いている設定とされ、彼と、未来あるタップダンサーの若者たちの“師弟の物語”が出来上がりました。

◆人生、何が起こるかわからない―。監督という新たなステージへの挑戦を決意!

プロデューサーは、「プロデューサーとして水谷さんと仕事をしたことがある人間は、“この人の監督作品を見てみたい”と誰もが一度は思うはず」と言います。画の作り方に対しての想い、役に対しての考え方、その他いろいろなことを聞くにつけ、そう思うのだと。今回の作品も誰に監督をお願いしようかと思案したとき、「水谷さんの思い描いている世界観を画に出来る人は、ご本人しかいないのでは」と思ったそうです。ですがその反面、水谷 豊初監督作品のプロデューサーを務めるのは、勇気がいる話。彼は監督のオファーを少し寝かせてから、覚悟を決めて依頼をしたといいます。

監督を打診された水谷は、「過去に工藤栄一監督から“豊は監督をやった方がいい”と薦められたことがありましたけど、まさか自分が監督をやるなんて思っていませんでした。2週間くらい悩みましたかね…」と振り返ります。「人生は何が起こるかわかりませんね。でも、60歳を超えて新しい何かに挑戦できるということ、それも監督という大役に挑戦できるのはとても幸せなことです」と、初監督作品への意気込みを語りました。

◆総勢300名のダンサーをオーディション!描きたいのは本物の“ショービジネス”

本作は、元天才タップダンサーと若きダンサーたちの“師弟の物語”でもありますが、水谷は「“ショービジネス”をしっかり描きたい」と語ります。

「以前、ブロードウェーでショーを観たときに、涙があふれてきたことがありました。本当に凄いダンスは、それだけで涙が出るものだと知ったのです。でも、どのダンスのジャンルにしても、トップダンサーであっても自分の教室を持って生徒を集めないと、食べていきづらい世界。本当はダンスだけで食べていけることが理想だと、皆さん思っているはずです。でも、現実はそうはいかない…。そういう世界がそこにあることを、しっかり見せたいのです」

その世界を再現するため、若きダンサーたちはオーディションで選ばれることになりました。何とその数、総勢300名強!映画の中では、ダンスだけではなく演技もしなくてはならないため、その選考は難航しました。タップダンスを踊れる役者ではなく、とにかく本格的なタップダンスを見せることにこだわる水谷が自らオーディションにも参加し、5人の若手メインキャストが選ばれました。

演技経験がゼロに近い彼らに、監督・水谷 豊がどんな演出をつけ、新たな表情を生み出していくのか。彼らの成長もまた、作品の鍵を担っていると言っても過言ではありません。また、本作には、現在の日本のタップダンス界を牽引する、ダンサーであり振付師のHIDEBOHがダンス監修として参加。劇中の本格的なダンスにもご注目ください!

◆初のロケハン、衣裳合わせ…そしてクランクインへ!

クランクイン直前。ロケハンにスタッフとのミーティング、衣裳合わせ…そして、主役。とにかく、作品と向き合う時間がとても多い水谷ですが「大変だと感じることはない」と言います。

「俳優と監督は、いわゆる“角度”が違うので、2つを同時に進めても大変だとは感じないのです。ただ、周囲からは顔つきというか、何かが違うとは言われていますね。何というか、面構えのようなものが違うと。楽しそうに見えるのかもしれません。それに、皆さんが僕の事を“監督!”って呼ぶんですけど…思ったより違和感はないですね。俳優は常に役名で呼ばれることに慣れてますから、役名で呼ばれている感覚と似ています。ただ…自分の役(=主役)に関して考える時間が無いんです(笑)。人の役柄についてはしっかり答えられるのですけど、自分の役だけはまだノープランです(笑)。これは初めての経験ですね。多分、撮影当日までには役のイメージが降ってくると思います(笑)」

ストーリー

―――舞台の向こう側にある輝く感動を超えた世界。自分のタップダンスなら、観客をもそこに連れて行くことが出来ると思っていた。危険と隣合わせの高所でのタップ。自分も観客も最高潮の瞬間に、その男・渡新二郎(水谷豊)は舞台の床に叩きつけられた。…光の向こうの素晴らしい世界を垣間見て。

それから十数年…足を引きずり、酒におぼれた渡は、天才という名をほしいままにした栄光のダンサーとはかけ離れた生活を送っていた。そんな渡のもとへ、旧知の劇場支配人・毛利から「最後のショーを演出してほしい」という相談を持ちかけられる。最高の舞台で劇場を閉めたいという毛利を前に、渋々引き受ける渡。そんな彼の前に、それぞれが事情を抱えた若手ダンサーたちが集まって来る。

いつしか、自分が垣間見た世界を、若きダンサーたちに託そうと決意する渡。彼の中の止まった時間が、再び動き出す。

キャスト

水谷 豊

北乃きい 清水夏生 六平直政/前田美波里

岸部一徳

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映画『TAP THE LAST SHOW』は4月5日(火)にクランクイン。

4月30日(土)クランクアップ予定で、公開は2017年を予定しています。

監督・水谷 豊がどんな作品を創り上げるのか、ぜひご期待ください!

 

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