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島田荘司原作【傑作ミステリー・御手洗潔シリーズ】ついに初映画化!玉木宏が天才探偵 ミタライに挑む!映画『星籠の海 探偵ミタライの事件簿』製作決定!

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2015.05.02

世界から注目を集める本格派ミステリーの巨匠・島田荘司が、映像化を拒み続けた御手洗潔シリーズ。最新作「星籠(せいろ)の海」が、いよいよ『星籠の海 探偵ミタライの事件簿』として、映画化が決定いたしました!

映画『星籠の海 探偵ミタライの事件簿』詳細ページ

シリーズ累計330万部!ミステリー界を支え続ける第一人者 島田荘司が生んだ、世界が認める本格ミステリー≪天才探偵・御手洗潔シリーズ≫とは?

脳科学者・御手洗潔を主人公とする小説作日本を代表するミステリー作家・島田荘司の大人気シリーズ品は、1981年の「占星術殺人事件」からはじまり、総部数330万部を更新し続けている、です。第1作目「占星術殺人事件」は、2014年1月にイギリスの有力紙「ガーディアン」において「世界の密室ミステリーベスト10」の第2位として認められるほどの本格ミステリー作品。和製シャーロック・ホームズとも称される天才探偵・御手洗潔が登場する作品は、中短編あわせて49作を数え、34年もの長きに亘って、ファンに愛され続けられています。

 

原作者・島田荘司は、1981年に「占星術殺人事件」でデビューし「新本格ミステリー小説」のジャンルを切り拓いたミステリー界の第一人者です。国内ミステリー作家ランキングでは、3位江戸川乱歩、4位松本清張といった名だたる巨匠らを凌ぎ、横溝正史に次いで第2位にランクイン、今も活躍する現役作家としてはNO.1となっています。伊坂幸太郎、湊かなえなどが島田荘司の影響を受けていると公言するように、多くの人気作家たちに影響力を持ち、さらには、若手の育成にも力を注ぎ、国内外でミステリー文学賞などの選考委員を務めるなど、現代の日本ミステリー界を支える存在でもあります。

今回、映画化となる「星籠の海」は、島田が「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」と宣言し、シリーズの集大成となるものです。また、故郷である広島県・福山市を、初めて自作の舞台にしたことも大きな話題となっています。

 

映像化は、3月放送のドラマ「天才探偵ミタライ~難事件ファイル「傘を折る女」~」(フジテレビ系列2015年3月7日(土)放送)が初となりますが、映画は、その2年前(今から5年前)から企画化。出来上がった原作・上下巻866ページの大冊から、その面白さを損なうことなく、大胆な脚本化が行われました。天才探偵・御手洗潔シリーズの初映画化に際して、原作者・島田荘司が和泉聖治監督と手を組み、主人公御手洗の魅力を余すところなく伝えるべく、新たな構成を考案。読者はもちろん、初めて御手洗潔に触れる観客たちにも、その圧倒的な存在感を感じさせる物語になっています。さらに映画オリジナルの女性キャラクターも登場し、御手洗潔と共に、シリーズ最大の難事件に挑んでいきます。

 

主演は玉木宏。原作者から熱望!完璧すぎるキャラクターに注目!

主演は、映画、テレビ、CMと、多岐の舞台にわたって活躍を続けている俳優・玉木宏

映画『ウォーターボーイズ』で一躍脚光を浴び、その後テレビドラマ「のだめカンタービレ」、「篤姫」などに出演、映画では、『のだめカンタービレ 最終楽章』、『真夏のオリオン』、『幕末高校生』、『神様はバリにいる』など様々なジャンルの話題作に出演し、現在の日本映画界の一翼を担う玉木宏が、満を持して、大人気シリーズの天才探偵・御手洗潔に挑戦します!

レベルを越えた天才ぶりゆえに、そのキャラクターを演じることの出来る俳優など存在しない――。

それゆえに、映像化を拒み続けてきた原作者・島田荘司が、ただ1人「彼であれば……」と、その出演を熱望したのが玉木宏です。

そしてその確信は、前述のドラマ「天才探偵ミタライ~難事件ファイル「傘を折る女」~」(フジテレビ系列)によって見事に証明されました。「期待以上の御手洗で、原作者として大変うれしく思います」と島田も大満足。原作に強いこだわりを持つ、ミタライファンたちからも絶賛の声が上がり、真打登場とも言うべき、映画『星籠の海 探偵ミタライの事件簿』への期待は高まらざるを得ません。

 

舞台は瀬戸内海!世界でも珍しい時計仕掛けの海が、壮大なミステリーの世界へと誘う! 市制100周年記念作品として、福山市の全面協力も!

本作の舞台は、広島県・福山市。そして、謎解きの鍵となるのは瀬戸内海。

日本で唯一、太古の昔から変わることなく6時間ごとに潮の満ち引きが繰り返される、まさしく時計仕掛けの海が、天才探偵・御手洗潔を、難解な事件へと巻き込んでいきます。

これまでも『崖の上のポニョ』、『ウルヴァリン:SAMURAI』、『潔く柔く』、テレビドラマ「流星ワゴン」など、数々の映画やドラマの舞台となった瀬戸内海・鞆の浦も、主要なロケ地として作品を彩り、壇ノ浦の戦いや秀吉の朝鮮侵攻など、様々な歴史的大事件の舞台にもなっている悠久の海が、観客を壮絶な島田ミステリーの世界へと誘います。

 

さらに、公開の2016年は、舞台となる福山市が市制施行100周年となる記念イヤー。本作は100周年記念事業となり、市は福山観光コンベンション協会、福山商工会議所他と委員会を設置し、全面的にバックアップすることになっています。

 

本作を支える豪華キャスト・スタッフ!

共演は、石田ひかり、小倉久寛、要潤、谷村美月、吉田栄作ら実力派の豪華俳優陣が固めます。そして、監督は数多くのテレビドラマや映画を手掛け、近年では「相棒シリーズ」で大ヒットを続けている、和泉聖治。人間の深い心理描写とクライマックスのスペクタクルをご期待ください!

 

コメント

玉木 宏(脳科学者 天才探偵・御手洗潔 役)

ミタライシリーズ最新作のスケールの大きさが、福山ロケなどで表現できたら、すごく見応えのある映画になると思っています。難しいのは、膨大なセリフと戦わなくてはいけないことです。でも、登場人物の中でたった一人、事件を解決していくキャラクターなので、すごく心地良いです。楽しみながら演じています。是非、ご期待下さい。

島田荘司(原作「星籠の海」(講談社刊)著者)

あの御手洗潔が、いよいよ映画館の大スクリーンに登場、興奮しますね。

長年原作ファンでいて下さった方々、そして私自身にとっても、これは悲願でしたからね。みんなで祝杯をあげたい気分です。

理想的な御手洗さん役者・玉木さんとも出逢えたし、原作にとって最も幸福なかたちになりました。

和泉聖治(監督)

極上のミステリーでありエンターテインメントである御手洗シリーズを、これから料理できるのかと思うと、今とても心が躍っています。人とは全く発想、着眼点が違う天才・御手洗潔をどう撮っていくか腕が鳴りますし、玉木さんは御手洗に対して非常に情熱やアイディアをもっているので、2人で挑みたいと思います。原作をグッと凝縮させつつ、歴史ロマンを感じる福山、そして瀬戸内海を舞台に大きなスケールで活躍する御手洗を描きます。

福山市 羽田市長(市制施行100周年記念に係る市長)

本市は、2016年(平成28年)7月に市制施行100周年という大きな節目を迎えます。

本作は、島田先生が100周年を記念して初めて地元 福山市を舞台として書き下ろされた作品で、先生の人気シリーズ「御手洗潔」で初めて映画化されるものです。

撮影は鞆の浦を始め,市内各地で行われる予定であり、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』やテレビドラマ「流星ワゴン」などに続いて、映像を通じて福山市の魅力が全国に発信されることとなり、100周年に向けて、さらなる都市ブランド力の向上につながるものと期待しています。

 

映画『星籠の海 探偵ミタライの事件簿』は2016年公開です!

 

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