MOVIE

映画『中学生円山』完成報告会見 レポート!

DATA
2013.03.26

3月25日(月)、東京・帝国ホテルにて、5月18日(土)より公開の映画『中学生円山』の完成報告会見が行われました。当日は、出演の草彅 剛、平岡拓真、遠藤賢司、坂井真紀、仲村トオル、監督・脚本の宮藤官九郎が出席しました。

コメント

草彅 剛(下井辰夫 役)

愉快で笑えて泣ける映画です。シングルファーザーで、ちょっと怪しい感じの男を演じたのは初めてなので、皆さんにも楽しんで頂けると思います。宮藤監督とは、コンサートで一番盛り上がるSMAPの『BANG!BANG!バカンス!』という曲に詞を提供して頂いていたり縁があったんですけど、以前からお仕事したいと思っていました。この作品で新しい僕の引出しを引っ張ってくれて感謝しています。拓真君はすごい頑張ったと思います。この歳(中学生)で女の子の前で前貼りひとつで演技するのは恥ずかしいと思うんですけど、体当たりで演じていました。

平岡拓真(円山克也 役)

思春期真っ盛りの中学2年生で、草彅さん演じる下井と出会い、本当の正義は何かを自分なりに考えて成長していく役を演じています。最初は違うタイトルだったんですけど、自分の名前が映画のタイトルになって嬉しいです。公園でパンツ一丁で大勢の女性の方と踊るシーンは、恥ずかしいし体力がきれてきて大変でした。撮影中は気にならなかったんですけど、脱ぐシーンを観たときは、自分何やってるんだろうなと思いました(笑)僕が失敗することが多くて、監督から「今本気出さなかったら、いつ本気出すんだ」と言われて毎日怒られてました。

遠藤賢司(井上のおじい 役)

宮藤監督の作品が好きなので、出演出来て嬉しかったです。撮影中は、監督がカットのあと自分でクスクス笑うのが可愛くて、好きでした。この映画を父と息子で一緒に観たら、「お父さんもそうだったんだよ」と言ってあげて欲しいです。名作です。

坂井真紀(円山ミズキ 役)

バカバカしくて愛おしい映画が出来上がりました。ヤン・イクチュンさんが撮った『息もできない』が大好きで、彼と共演が出来ないかと妄想していたら共演出来て、夢が叶ったようでした。撮影中は、宮藤さん流の言葉で演出して下さるので、可笑しかったです。

仲村トオル(円山克之 役)

旬のフルーツだけを楽しみに生きるという役ですが、すぐ手に届く夢を持つと、すぐに手が届いて幸せになれるんだなと気付いた役でした。(出演が決まったとき)台本が面白かったんですが、“キャプテンフルーツ”の衣装が唯一気になっていました。アクションシーンは、意外とまだキレのある動きが出来るんだなと思いました。

宮藤官九郎(監督・脚本)

試写を観た人たちから「面白かったね」と言ってもらえるんですが、その後に「よくやらせてもらえたね」と言われます(笑)中学生の時は妄想で自分を埋めていました。当時、斉藤由貴さんのファンだったので、斜め向かいの電気屋さんに置いてあるパネルを気づいたら抱えて持って帰っていました。部屋に飾って、朝起きたら本物に変わってたら良いなと思って寝る、というのを毎日やっていました(笑)

 

ページ上部へ