2012年02月14日

2月11日、丸の内TOEI①にて、映画『はやぶさ 遥かなる帰還』の初日舞台挨拶が行われ、出演の渡辺 謙、江口洋介、夏川結衣、吉岡秀隆、小澤征悦、中村ゆり、藤 竜也、瀧本智行監督が登壇しました。
この日は、サプライズで用意された映画の試写会を観た子供たちのメッセージを、主演の渡辺 謙が読み上げました。「大きくなったら科学者になりたい」「諦めず何でも頑張ろうと思った」などの感想に、「難しい科学用語をどうお客様に届けたら良いか悩みながら作りましたが、小学生にも受け止めてもらえたんだなと思いました。初日を迎えてもっと嬉しい気持ちになるはずだったんですけど、はやぶさの帰還の時に山口駿一郎が感じたような、一抹の寂しさも感じております。小さなカプセルですが、思いを込めたカプセルをたくさんの人に受け止めて頂きたいです」と喜びを語りました。
コメント
瀧本智行(監督)
宇宙を旅したはやぶさの7年間に比べたら短いですが、1年間この映画にどっぷり浸かり、今日、打ち上げの日を迎えられ、劇中の山口駿一郎さんの気分です。ロケ地のウーメラ砂漠では、空港から7時間かけて実際にカプセルが落ちた場所で撮影しました。スタッフのこだわりにも感謝です。
渡辺 謙(JAXA・宇宙科学研究所教授 山口駿一郎(「はやぶさ」プロジェクトマネージャー) 役)
今日は、40年前に日本初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられた日です。記念すべき日に公開することができました。精神的には、ほふく前進していくようなシーンが多いですが、非常に楽しい撮影期間でした。映画を観た人には、こんな日本人がいたんだと、誇りに思って、自慢して頂きたいです。
江口洋介(JAXA・宇宙科学研究所教授 藤中仁志(イオンエンジン担当) 役)
3月の震災後、初めての仕事でしたので、緊張感の高い作品でした。今日皆さんにお届け出来て嬉しく思っています。
夏川結衣(朝日新聞社 科学部記者(東出の娘)井上真理 役)
撮影してから早1年近くになりました。皆で大事に作って温めてきたこの映画が、大きく育っていくことを祈っています。
吉岡秀隆(NEC(イオンエンジン担当)森内安夫 役)
僕がクランクインしたときは、結束したJAXAチームの軽いアウェー感と、渡辺謙さんの覇気がものすごかったんです。民間サラリーマンの役なので逆にそれを利用して演じました。
小澤征悦(JAXA・宇宙科学研究所教授(カプセル担当)鎌田悦也 役)
ヘリコプターに乗ったカプセル回収シーンは良く撮れていて嬉しかったです。大変だったのはドアがないのに風で背もたれもないまま撮影していたことです。
中村ゆり(JAXA・宇宙科学研究所(学生当番)松本夏子 役)
楽しみにしていたCGのシーンは、はやぶさのカメラが生きている目のように見えました。前向きになるヒントが詰まった映画です。
藤 竜也(JAXA・宇宙科学研究所教授 丸川靖信(広報担当) 役)
今日、この場に立つことが出来て幸せです。全ての日本の人に届けたい映画です。一人でも多くの人に観て欲しいです。

