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映画『孤高のメス』製作現場会見レポート!

2009年08月04日

7月29日、2010年初夏公開の映画『孤高のメス』の製作現場会見が東映東京撮影所にて行われました。当日は出演の堤真一、夏川結衣、生瀬勝久、吉沢悠、中越典子、平田満、成島出監督が出席し、本作への意気込みを語りました。

イントロダクション

医療制度のタブーに深く切り込んだ衝撃作『孤高のメス』。07年に発表されて以来好調に売れ続け、累計で90万部を超えるベストセラーとなった。原作者・大鐘稔彦氏は現職医師という肩書きを持ち、いち早く癌の告知問題や患者の家族に対して公開手術を実施するなど、常に組織より患者の側に立った医療を心がけている人物である。外科手術一つまともに出来ない医師がはびこる腐敗した病院体制の中で、患者を救うことだけを考える主人公の外科医・当麻鉄彦と、救って欲しいとだけ願う人々との交流。地域医療問題や臓器移植といった大きな社会問題をテーマに捉え、患者とそれを取り巻く家族の願望である、『最善の治療を施して欲しい』という想いが結集された『孤高のメス』が、スクリーンに登場する。

コメント

堤 真一

(当麻鉄彦 役 :さざなみ市民病院第二外科・医長。約束された大学での出世よりも、身近な患者を一人でも多く救いたいとの志を持ち、市民病院に赴任してくる)

優れたスタッフと、優秀なキャストの方たちと充実した日々を送っております。当麻のヒーロー的なところに意識がいきがちですが、相手の台詞を聞く、存在、本当の心を受け止めるということに集中し、“ヒーロー”としてではない医者を演じようと思っています。

夏川結衣

(中村浪子 役 :さざなみ市民病院・看護師。離婚後、5歳の息子を一人で育てる。当麻の医療に対する純粋な想いに感銘を受け、失いかけていた看護師としての自覚を取り戻していく)

看護婦役を初めてやらせていただくので新鮮ですし、監督から演技指導を受けることに、毎日緊張と喜びを感じ、充実して撮影しています。実際の手術を見学させて頂き、先生たちの集中力、こういった職業の素晴らしさと難しさを感じました。

吉沢 悠

(青木隆三 役 :さざなみ市民病院第一外科・外科医。京葉医大から派遣されている立場上、自分が持つ医療に対する情熱を発揮できずにいる若き医師)

本格的な医者役と細かい演技指導を受けたのは初めての経験でした。医療について調べ上げられている現場で緊張していましたが、素敵なスタッフと共演者の方に恵まれまして、この映画に全精力をかけて、良い映画になるよう頑張りたいと思っています。よろしくお願いします。

中越典子

(大川翔子 役 :さざなみ市・市長大川松男の一人娘。父親が肝臓ガンにより臓器移植が必要になった際、自らがドナーになる事を悩む)

とても複雑な病気の問題にぶち当たっていく深刻なシーンが多々あって、緊張感のある現場ですが、監督に色々と指導してもらっています。人の命は尊いもので大切なものだと改めて感じさせてもらっているので、そこを観て欲しいです。

平田 満

(島田光治 役 :さざなみ市民病院・院長。市民病院が大学病院に匹敵する医療を受けられるようにとの想いから当麻を招聘した当麻の良き理解者)

僕は内科医ですので皆さんのように外科としての手術シーンはなく、見学だけするんで、ちょっとホッとしています(笑)。院長として実はすごい悩んでたり優柔不断な部分を、リアルに出せたら良いなと思います。見終わったあとに考えたり話したりしたくなる、大人の映画です。

生瀬勝久

(野本六男 役 :さざなみ市民病院第一外科・医長。真剣に医療と向き合おうとする当麻を疎ましく思い、他の医師を抱き込み追放を目論む)

悪者をやります、生瀬勝久です(笑)。悪いというより、人間の弱い部分をたくさん持った野本を、リアリティを持って演じることを心がけています。色んなお芝居をさせてもらっているので現場は非常に楽しいです。この映画は台詞が戯曲のように美しいので、そこにも注目して下さい。

成島 出監督

監督として幸せなキャスティングが出来たなと思います。地域医療や脳死、生体肝移植など難しいテーマを扱っていますが、エンタテイメントな人間ドラマに仕上がればと思います。