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人気声優・上坂すみれが「魔女」をイメージした衣装で登場!『魔女の秘密展』プレス内覧会 レポート!

DATA
2016.02.20

2月19日(金)東京・ラフォーレミュージアム原宿にて、TBS・東京新聞・東映が主催する『魔女の秘密展』のプレス内覧会が行われました。当日は、東京展オフィシャル・アンバサダーを務める人気声優の上坂すみれさんのほか、本展公式図録の取材でドイツを訪れ、魔女ゆかりの地を巡った山田五郎さん、ドイツ文学者で魔女に造詣の深い西村佑子先生が登壇しました。

展覧会公式サイト

3月13日(日)まで開催の本展は、今まで伺い知ることのできなかった「本当の魔女」を日本で初めて多角的に紹介する展覧会です。ドイツ、オーストリア、フランスなど30ヵ所以上の美術館・博物館から、まじない道具、魔女裁判に関する書物や史料、魔女裁判で実際に使用された拷問道具など日本初公開を含めた多数の作品を公開。大阪、新潟、名古屋、浜松、広島で開催し、延べ約14万人以上を動員してきた本展が、満を持して東京・原宿で開幕しました。

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衣装協力:ATELIER-PIERROT

当日は、東京展オフィシャル・アンバサダーを務める人気声優の上坂すみれさん「魔女」をイメージした漆黒のゴシックドレスで登場!本展の魅力や気になる作品などを語りました。また、本展公式図録の取材でドイツを訪れ、魔女ゆかりの地を巡った山田五郎さんは、意外な魔女裁判の真実や、進化する現代の魔女文化など、見どころを紹介しました。さらに、『魔女の秘密展』監修者である、ドイツ文学者で魔女に造詣の深い西村佑子先生が本展の概要を説明しました。

コメント

西村佑子先生(ドイツ文学者、「魔女の秘密展」監修者)

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魔女裁判は決して中世のものではなく、少しずつ科学が発達してきた近世に最も多く行われました。特に(ヨハネス・)グーテンベルクによる活版印刷術は大きな力を持ち、メディア革命と言っても過言ではないほどでした。その印刷術を用いて、ドイツでは宗教戦争と同時にたくさんの魔女論が出版されました。情報紙も発行され始め、うわさ話が拡散していく時代でした。

また、天候が不安定で疫病も広がり、神だけを信じていた人々は「このままでは耐えられない」と、何かにすがり始めます。それが本展覧会の1つ目のセクション「信じる」で展示されています。特に、当時市民が持っていた数々の“お守り”に注目して見ていただきたいと思います。

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本展覧会は4つのセクションで構成されており、2つ目は「妄信する」です。行き場のない不安や苦しみの原因を魔女のせいにし、魔女というスケープゴートを生み出すことで少し安心する。つまり魔女というのは、人々によって作り出されたものなのだということをぜひ見ていただきたいと思います。

次に、そんなスケープゴート=魔女をどうするか。3つ目のセクション=「裁く」のです。しかし魔女であることを表す証拠はありません。唯一の証拠は自白しかなく、最終的には拷問にかけることになります。ここでは、様々な拷問道具を展示しています。

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そして、4つ目のセクションは「想う」と題しています。1775年に最後の魔女裁判が行われ、次第に魔女迫害が消えていきました。しかし、イメージの世界の中で魔女は根強くまだ残っていきます。日本でも様々なイメージの魔女が描かれ、ロマンチックに作り上げられています。そんな絵や彫刻を展示しています。

日本で描かれる可愛らしい魔女にはこのような歴史があったのだと知っていただきたい、というのが私の願いです。ドイツで好評を得た本物の展示物で、その歴史をみていただきたいと思います。

山田五郎さん(編集者・評論家)

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西村先生がおっしゃったように、魔女裁判は中世のものといわれますが、実際は民主的な近世で行われ、市民同士の訴えによって過熱したものでした。現代のいじめの構図や、ネットバッシングによく似ています。今の日本にも通じる人の心の恐ろしさや、群集心理の残酷さを感じてほしいと思います。

上坂すみれさん(声優・歌手)

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声優になる前からアニメや漫画が好きで、魔女には不思議でキュートで、ちょっぴりドジなイメージを持っていました。この展覧会では女の子の描くファンタジーな魔女イメージとは違って、今にも息づいている社会の暗部としての魔女がよくわかります。本物の魔女の存在を深く感じられると思います。

おすすめの展示作品

動物好きなので、双頭の仔牛や猫まで、魔女のせいにされたというところでは驚きました。また、豪華な先生方のかわいいイラスト作品もおすすめです。

『魔女の秘密展』開催概要

会期

2016年2月19日(金)~3月13日(日)会期中無休

会場

ラフォーレミュージアム原宿

(東京都渋谷区神宮前1-11-6-6階)

開館時間

11:00~19:00(入場は18:30まで。尚、最終日は17:00閉場のため、入場は16:30まで)

所蔵元

ドイツ(プファルツ歴史博物館、ローテンブルク中世犯罪博物館ほか)、オーストリア(ザンクト・フローリアン、アウグスチノ修道院参事会、マリア・ロレート教会ほか)、フランス(カルカソンヌ美術館、トゥールーズ・オーギュスタン博物館ほか)、リヒテンシュタインなど30ヵ所以上の美術館・博物館から出展

観覧料(税込)

当日一般・大学生1,200円、高・中学生1,000円、小学生200円

※未就学児入場無料

主催

TBS、東京新聞、東映

企画協力

プファルツ歴史博物館

後援

ドイツ観光局、TOKYO MX

協力

ルフトハンザドイツ航空、ルフトハンザカーゴAG、日本通運、講談社、コルク、ヴィレッジヴァンガードウェブド

お問い合わせ先

ハローダイヤル 03-5777-8600(全日8:00~22:00)

展覧会公式サイトURL

http://www.majo-himitsu.com/

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3月13日(日)まで好評開催中!

オリジナルグッズも多数取り揃えて、皆様のお越しをお待ちしております。

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