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ふたりの日本人青年の手による文豪バルザックの映像化作品【画ニメ「ざくろ屋敷」】パリのバルザック記念館で上映・原画展を開催

2010年06月04日

東映アニメーション株式会社が、フランスの文豪バルザックの美しい短編小説「ざくろ屋敷」を原作に、画ニメシリーズの1本として2006年に製作・発表した映像作品『ざくろ屋敷』。
発表以来、山田宏一氏を初めとした多くの映画評論家・仏文学者からの賞賛を集め、2008年にはパリで開かれたKINOTAYO映画祭にて本国フランス人より絶賛され、ソレイユドール新人賞を受賞しました。
そして本年6月、バルザック研究の本拠地であり原作者自身の旧居であったバルザック記念館よりの異例の抜擢で、『ざくろ屋敷』の上映と、脚本・監督の深田晃司と絵画・美術の深澤研による講演、また原画展を同時に開催することが決定しました。

画ニメ『ざくろ屋敷』とは

画ニメ『ざくろ屋敷』は、テンペラによる静止画とナレーションによって物語を表現する禁欲的な手法が貫かれながら、現存する「ざくろ屋敷」の内部にまで取材して再現された美術世界とそこに満ちる映画的な情感が高く評価されてきました。監督は若手映画作家の深田晃司、全編を彩る絵画を画家深澤研が担当しています。原作である小説「ざくろ屋敷」が映像化されたのは世界で初めてであり、日本人映画作家と画家がバルザック記念館より招聘を受けることも初のこととなります。

また声の出演を現代口語演劇で名高い劇団青年団の俳優たちが担当していることも特徴です。

制作当時若干25歳で、また中学校からの同級生でもあるふたりの日本人青年の手によって蘇った19世紀フランス文学の世界が、今夏、全国よりバルザック愛好家が集まるパリで披露されます。

なお、7月には同じくパリにて開催されるパリスシネマ国際映画祭においても、深田晃司監督の新作長編映画『東京人間喜劇』とともに『ざくろ屋敷』の上映が決定するなど、高い注目を集めています。

バルザック記念館 シンポジウム・イベント日程

6月19日17:00 『ざくろ屋敷』上映、監督深田晃司、画家深澤研による講演
7月1日~ バルザック記念館内ギャラリーにおいて『ざくろ屋敷』原画展

『ざくろ屋敷』(2006年・48分・HD)

原作:オノレ・ド・バルザック「ざくろ屋敷」(岩波文庫「知られざる傑作 他五編」収録)
脚本・監督:深田晃司 絵画・美術:深澤研 文芸監修:鹿島茂 音楽:上尾直毅
声の出演:志賀廣太郎・ひらたよーこ・堀夏子・山口ゆかり
製作:東映アニメーション 制作:アトムエックス・ウィズ
DVD:発売日=2006年8月1日 価格=\3,129(税込)

画ニメホームページ:http://www.ganime.jp/
ざくろ屋敷ホームページ:http://www.lagrenadiere.jp/

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