~日本最大から世界有数へ~
東映東京撮影所は、年間に映画約40本、テレビ番組約150本、CM約150本が生み出される、日本最大級の映像製作拠点です。普通に生活しているかぎり、ここで生まれた映像を目にしない日はないと言っても過言ではないでしょう。2010年に東映デジタルセンターも新設され、最新のデジタル技術と熟練のアナログ技術とを同時に使える、世界でも稀な拠点として海外からも熱い視線を送られています。
また20,000坪を超える当地区には、東映アニメーションスタジオ、ティ・ジョイ大泉(シネマコンプレックス)、商業施設(リヴィンオズ大泉店など)が併設され、人の集まる《地区》としても脚光を浴びています。
「大泉に来れば何でもできる」───ネットワーク化によって世界との壁を取り払いつつ、この地に結集する施設群とコラボレーションできる強みを活かし、東映東京撮影所は足をとどめることなく発展をつづけていきます。

東映東京撮影所
1935年=東映創立に先立つこと16年前、大泉の地に新興キネマ撮影所として建設されたのが東映東京撮影所のはじまりです。
自社他社を問わず多数の映像作品の製作を請け負い、24時間、明かりの絶えることはありません。11,300坪の所内にはステージ16棟、倉庫棟4棟、俳優控室43室、プロダクションルーム(スタッフルーム)8棟63室、会議室5、リハーサル室等を擁します。また同所内は(株)東映テレビ・プロダクションや(株)特撮研究所など、関係会社・協力会社26社の活動拠点にもなっています。
2009年11月に完成した新 No.6 ステージは、約100基の昇降バトンと約10mのホリゾント高さを持つフラグシップステージです。そうしたハードウェア=設備・機材の整備を進めるとともに、ソフトウェア=映像製作のノウハウを持つ人の集まりこそが撮影所そのものであると考え、まず映像を支える人たちが集まる「場」でありつづけることこそが東映東京撮影所の最大の目標です。

東映デジタルセンター
2010年6月、「東映デジタルセンター」が東映東京撮影所地区に誕生しました。「東映デジタルセンター」とは、同所内に完成した新ポストプロダクション棟の名称であり、東映株式会社と東映ラボ・テック株式会社が新たに共同で提供するデジタルポストプロダクションサービスの総称を指します。本格化するデジタルシネマ、標準化しつつあるデジタルハイビジョン映像制作、ますます多様化高画質化する映像制作ビジネスを東映グループとして、さらに積極的にリードしていきます。
その事業は、主に2つに大別されます。
a.ポスプロ事業
ポストプロダクション(仕上げ)とは、撮影が終わった素材を完パケ(完成作品)にする作業のこと。映像編集・色彩調整・アフレコ・サウンド編集・ミックス(ダビング)・光学録音等々、実作業は多岐にわたります。
いまや、あらゆる映像製作に必須となったデジタル工程。従来は各所(大泉・調布・赤坂)に分散していたこれらの作業を一ヵ所に集約し、世界でも類を見ないワンストップポスプロ施設を武器に、また撮影現場とも密着することで、次世代の映像製作のワークフローを構築し、業界トップのクォリティとスピードを追求します。

b.ツークン研究所
同センターには、「ツークン研究所」(Zukunft=ドイツ語で「未来」の意味)という研究体があります。3DやCGI、モーションキャプチャー、4K配信……技術の進歩にともなって刻々と変化する映像状況。そうしたトレンドを後追いするのではなく、撮影所や東映テレビ・プロダクション、東映アニメーション等と密着し、現場ならではの次世代のトレンドを自ら形づくるのがツークン研究所の使命です。


